令和4年11月2日開催 箕面市経営会議概要

1．日時

2．場所

特別会議室

3．内容

下記のとおり情報を共有した。

(1)市長冒頭挨拶

• もみじだより11月号はトップページのインパクトが強く、もみじまつり、農業祭、歳末特別警戒部隊合同発隊式」をはじめ、見て楽しい記事が満載だった。同封の箕面営業室等が作ったもみじまつりのリーフレットもぜひ箕面に行きたいと思わせる良い作品となっている。
• 昨年11月に「ワンウェイ滝道観光」を実施したが、今年も、11月12日から箕面駅から大日駐車場、勝尾寺を繋ぐ箕面紅葉狩りバスツアーを開催し、夜にはトワイライトエクスプレスを走らせ、マイカーいらずで箕面観光が楽しめるようにしている。
• 阪急電鉄株式会社と連携したPRイベントは2月のバレンタインシーズンの休日に、大阪梅田から箕面駅直通の貸し切り臨時列車を運行する。
• 総務省の映像コンテンツを活用した地域情報発信(実証事業)に応募し、近畿3選に選ばれた。映像は30秒、90秒、2・3分の映像を制作する。万博会場での上映も目指しており、多言語観光情報サイト「ガイドア」も活用して、万博で来日する外国人観光客の取り込みを狙っていく。
• 10月末に新市立病院の整備方針を政策決定した。病床規模について、本市単独では急性期267床しか確保できず、それでは先細りとなり、将来の医療需要に応えることができないばかりか医療サービス低下を招く。そこで、病院の再編統合により、急性期病床を最低でも300床確保した上で、可能な限り350床に近い病床数での整備をめざし、あわせて、回復期リハビリテーション病床も確保をめざす。
• 豊能二次医療圏内の病院に対して、再編統合の実現可能性について調査を実施したところ、複数の病院が手をあげ、いずれの法人も、「指定管理者制度により自ら新病院を運営したい」との意向だった。
• 新病院のめざす姿や役割・機能、将来の医療需要に応えつつ、持続可能で質の高い医療を提供するためには、再編統合による整備が不可欠且つ指定管理者制度以外の運営手法はない状況。さらに、指定管理者制度の方が市の財政負担を軽減するため、新病院の運営手法は指定管理者制度を選択することとした。この間様々な病院を視察し、事例研究をかさね、熟慮に熟慮を重ねたうえでの決断である。
• 「『再編統合による増床』と『指定管理者制度による運営』を組み合わせるというスキームは、公立病院を発展的に持続させる、まさに画期的なものであり、是非とも果敢にチャレンジされることを期待したい」という審議会の答申を尊重する。
• 市民の命と健康の砦として、市民に信頼される公立病院の新しいモデルを病院職員とともにつくりあげていきたい。

(2)北大阪急行延伸線開業に向けた機運醸成について

• 北大阪急行延伸線開業に向けた機運醸成アクションプラン(Ver1.0)の趣旨としては、令和5年度末(2023年度末)の開業に向けて、機運醸成の取組みを本格化させていくため、とりまとめたもの。
• これに基づき、北大阪急行線延伸推進会議(支援団体、賛助会員を含む)をはじめとする関係機関との連携を深め、庁内外から広く協力を得ながら全市をあげて開業機運を盛り上げていく。
• 取組みの内容は「(1)市全体の取組み、(2)各種イベントや周年行事との連携、(3)鉄道会社と共催の取組み、(4)市民・北大阪急行線延伸推進協議と連携した取組み」と4つ柱がある。
• 箕面市発送文書及び作成資料のヘッダー様式については、北大阪急行延伸線の開業に向けた機運醸成のため、延伸線開業までの間はキャッチコピーを1種類に統一する。
• 使用期間は令和4年10月26日から令和6年3月末(予定)までとする。
• 大きなことから小さなことまであるが、各部局協力いただき全庁一丸となって広く進めていきたい。

(3)箕面市人事考課マニュアルの改正及び箕面市職員の人事考課結果に伴う分限処分にかかる指針の改正について

• 箕面市人事考課マニュアルの改正について、部内調整会議の実施単位の変更を行うこととなった。
• 今般、分限事由に該当する職員への対応措置（降任・降給フロー）を見直すため、箕面市職員の人事考課結果に伴う分限処分にかかる指針を改正した。

(4)箕面市立認定こども園の名称の募集及び応募協力について

• 令和3年8月に策定した「新箕面市アウトソーシング計画」に基づき、市立幼稚園・保育所を再編し、令和6年度に中部地域、令和9年度に西部及び東部地域に設置する「市立認定こども園」の名称を公募。
• 名称の募集期間は令和4年11月1日(火)～令和4年11月21日(月)、応募資格は箕面市在住のかた。年齢制限がないため、子どもでも応募も可能であり是非応募していただくようお願いする。

(5)その他

• 令和4年度箕面市オレンジリボンキャンペーンについて、子ども虐待のない社会の実現を目指して、子どもの安全を守るために躊躇なく通告する窓口だけでなく、子育てに困った時には相談できる保護者向けの相談窓口を広く市民に周知し、児童虐待防止普及啓発を行なう。
• 期間は11月1日(火)～11月30日(水)、内容はオレンジリボンマグネットの公用車への貼り付け、オレンジリボン卓上ミニのぼり旗の公共施設窓口設置、啓発チラシの窓口等への設置及び配布。
• 11月12日(土)～12月4日(日)にかけて、もみじまつりが開催される。箕面ドライブウェイ交通規制は去年から一部内容を変更しており、勝尾寺へのマイカー入庫は府道茨木能勢線勝尾寺口方面(東方面)からのみとなる。箕面駅方面からダム下三叉路を経由した西方面からは勝尾寺駐車場へ入庫できない。あわせて箕面紅葉狩りバスツアー＆トワイライトエクスプレスも開始する。
• 3年ぶりに第47回箕面市農業祭が開催される。新型コロナ拡大を防止するため、福引コーナーやご当地フードコーナーなどは実施しないが、人気の高い箕面産野菜直売コーナーは設置されるため、多くの参加を期待する。
• 歳末特別警戒部隊合同発隊式は3年ぶり13回目を迎える。市民に防犯・防災を担う行政の強力なタッグ実現を示すことにより、安心感を与えるとともに地域の支え合いの足がかりの第一歩とするために実施する。日時は令和4年11月27日(日)午前10時～正午まで。場所は芦原公園で行い、式典内容としては一日警察署長・消防長に箕面市特命大使の林はるか・そよか姉妹。大阪府からは警察音楽隊演奏・カラーガード隊による演技披露を予定している。11時からは子ども向けイベントも予定しているため、是非参加をお願いする。
• 令和4年秋の火災予防運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もっと火災の発生を防止に務めるもの。期間は令和4年11月9日(水)から11月15日(火)までの7日間。内容は火災予防意識の啓発や市役所本庁及び上下水道局庁舎で事業所合同訓練などを実施する。各部局では、火災予防と防火管理に積極的に取り組んでいただくようお願いする。
• 本市に本拠地を構えるバレーボールチーム、サントリーサンバーズが行う諸活動を支援するとともに、バレーボール・スポーツを振興し、地域社会の活性化と青少年の健全育成に貢献することを目的として、令和4年6月13日にサントリーサンバーズ箕面後援会が発足された。
• 現在は、まだ一般市民の方々の入会は受け付けてないが、団体や事業者は入会できるため、活動内容等の周知をお願いする。
• 元バレーボール選手の荻野正二氏はサントリーサンバーズのアドバイザーで保健スポーツ室と連携している。サントリーサンバーズが協力できることがあれば、保健スポーツ室へ連絡していただきたい。
• 決算委員会で事業成果説明書について中嶋議員から重要な事業は詳しく記載して欲しいと指摘があった。また、中井議員からは事業内で予算の大半を占めるものの記載がないとの指摘もあった。
• 事業成果説明書は、事業を審査するための重要な書類であることを今一度認識し、PDCAの一つのツールとして各室長のもとしっかりと記載し、四半期ごとに記載・見直し・修正が可能であるため、ブラッシュアップについては、すぐにでも実行すること。次回の事後評価入力依頼時に改めて周知するが、部局長含め、しっかり見直しを行なうこと。
• 新市立病院整備のスケジュールを共有する。11月中に基本構想(案)を策定し、12月19日～12月27日に市長タウンミーティングを開催する。その後、来年の1月末までをめどにパブコメを実施し年度内には基本構想を確定させ、6月議会にて病院設置条例改正を目指す。