令和2年3月5日開催 箕面市経営会議概要

1．日時

2．場所

特別会議室

3．内容

下記のとおり情報を共有した。

(1)市長冒頭挨拶

• 3月議会が始まっているので、遺漏のないよう対応をお願いする。
• 新型コロナウイルスについて、詳細はこのあと総務部長から情報共有があるが、各担当部局間で情報共有を行い、適切な対応をお願いする。

(2)新型コロナウイルスについて

• 昨日、大阪府から新たに9名の新型コロナウイルス感染症患者が判明したとの発表があった。詳細について確認中である。
• 新型コロナウイルスについて市へ問い合わせがあった場合は、情報の集約は大阪府が行っているので、池田保健所に連絡してもらうよう伝えることとする。
• 職員の通勤について、職員各自で公共交通機関の混雑状況を確認し、混雑している時間を避けて通勤するよう、改めて時差出勤の活用について庁内周知を行う。

(3)聖火リレー出務に関するお願いについて

• 新型コロナウイルスの感染状況に合わせ、今後イベントの自粛等もありえるが、最終的な方針は府の実行委員会が1週間前に決定するので、現時点では通常開催を想定して出務のお願いをするものである。
• 勤務日は令和2年4月14日（火曜日）、集合時間は14:30から15:30頃を予定している。
• 従事業務は、東京2020組織委員会及び大阪府実行委員会と最終調整中だが、出務人数は管理監督職から80名程度をお願いしたい。

(4)令和2年度人事異動にかかる内示について

• 3月17日（火曜日）に、昇格、管理職配置、参事級以下の部局配置の内示を行う。
• 3月31日（火曜日）に引越作業を行い、4月1日（水曜日）から新所属での勤務を行うこと。
• 窓口職場の異動については繁忙を考慮し、4月18日（土曜日）までの間、引継期間とすることができることとする。

(5)令和2年度当初予算について

• 一般会計の予算額は639億70百万円で前年から88億90百万円、12.2％の減となっている。北大阪急行線延伸整備の進展により事業費のピークが過ぎたことなどから、予算額が減少したことによるものである。
• 全会計の予算額は1,594億96百万円で前年から217億40百万円、12.0％の減となっている。競艇事業会計において、SG競争（グランプリ）の非開催年にあたるため、予算規模が縮小したことによるものである。
• 一般会計の主な歳入の状況として、北大阪急行線延伸の整備の進展により、事業費に伴う国庫支出金と府支出金が大幅に減少している。
• 市債は箕面市立文化芸能劇場や船場図書館、船場生涯学習センターの整備、環境クリーンセンター基幹改良工事、とどろみの森学園増築工事などの財源として市債を発行し、増加している。
• 一般会計の主な歳出の状況として、幼児教育・保育無償化の通年実施による給付費の増加などにより、扶助費9億54百万円の増となっている。
• 臨時職員の会計年度任用職員制度への移行に伴う物件費からの移行分（6.6億円）のほか、退職手当の増加、令和元年度人事院勧告による職員給与費の増加などで、人件費7億82百万円の増となっている。
• 基金残高は、「みどり推進基金」や「北大阪急行南北線延伸整備基金」などへの積立を行った一方、箕面市立文化芸能劇場や船場図書館の整備、環境クリーンセンター基幹改良工事などに基金を活用した結果、17億99百万円減少した。
• 市債残高は、箕面市立文化芸能劇場や船場図書館の整備、水防整備などにかかる市債を発行した結果、約91億35百万円増加した。なお、臨時財政対策債は限度額まで全額発行せず、10億50百万円の発行に抑えている。
• 経常収支比率は、固定資産税の増などにより市税収入が増加したものの、社会保障関係費の増加などにより、昨年度比から0.3ポイント増加した。
• 健全化判断比率の状況は、4つの指標のすべてにおいて、良好な状態である。
• 将来負担比率について、直近2カ年が下降傾向にあるが、中長期試算では令和2年度が“底”の見通しであり、以降は上昇に転じる見込みである。

(6)その他

• 令和2年1月の時間外勤務は、前年度同月比1,315時間増で、1人当たり平均時間は12.0時間だった。総時間外は、前年度比2,601時間の減で、1人当たりの平均時間も減少している。また、21時以降の時間外勤務者は前月の348名から329名に減少している。
• 東日本大震災9周年追悼式の当日における弔意表明について、令和2年3月11日で東日本大震災から9年を迎えるにあたり、当日開館している公共施設において国旗を掲揚している場合は、半旗掲揚の対応をお願いする。また、当日の午後2時46分からは1分間の黙とうを実施し、防災スピーカーによる黙とうの放送とサイレンを鳴らす。
• 例年3月1日から3月7日まで、春の全国予防運動を行っている。今回の火災予防運動においては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、駅前街頭啓発・事業所合同訓練及び防火教室は中止となったが、訓練や点検は日程変更するなどして実施していただきたい。