令和6年5月15日開催 箕面市経営会議概要
1.日時
令和6年5月15日(水曜日)午前8時45分から午前9時00分まで
2.場所
特別会議室
3.内容
下記のとおり情報を共有した。
(1)市長冒頭挨拶
- 北急の延伸は市にとって大きなプロジェクトの一つで、第一次総合計画から56年の歳月を経て実現した。併せて、路線バスに加え、交通網が十分でない箇所はオレンジゆずるバスで補完しながら、東西のバス路線網を充実させるため、現在、社会実験を行っている。営業路線として成り立つのか、市民のニーズに応えられているのかなど、確認していく必要がある。目標値に対する実情を把握した上で、減便となる可能性があることも市民に周知しながらしっかりと進めていかなければならない。
- また、千里中央行きのバスが減便したことで不便になったという声をいただくことがあるが、北急の延伸に伴い、パラダイムシフトが求められていると考える。箕面の2次交通を充実させ、新駅を中心としたまちづくりを発展させていくことにより、これまで千里中央が担っていた機能を市内でも発揮できるようにしなければならない。
- 萱野東西線などが開通し、新駅周辺の道路に面した農地を不動産屋が注視している状況がある。乱開発を防ぐため、地元や地権者とともに将来を見据えたまちづくりの検討を重ねていく。
- 新病院の病床数を390床確保することで、池田市や吹田市を抜く規模となる。また持続可能で質の高い医療の提供が1番大きな目的であり、大阪府内の公立病院では初めて全室個室で、7割は無料個室となる。今回の新市立病院の整備は、全国モデルとなっていくものと考えるため、各課協力して進めてほしい。
(2)新市立病院整備方針について
- 令和10年12月までの早い時期に開院を予定している新市立病院の整備方針について、市民説明会やタウンミーティングで使用する資料を、もみじだより6月号と同時に全戸に配布する。
- 現在、市立病院内のデジタルサイネージに新病院の情報を掲載しており、20日以降、市内の各施設に資料を設置することを予定している。
- 公立病院が廃止され、民間病院になるという噂があるが、新市立病院は市が公立病院を建設し、運営について民間の力を借り、効率的な運営を行っていくものである。内容をしっかりと理解した上で、説明できるようにしてほしい。
- 民間の力を借りることで、病床数と診療数を増やすことができる。また、ドクターや看護師の人材の確保がしやすくなるなど、高度かつ質の高い医療を提供できる持続可能な病院をつくることにつながっていく。
(3)その他
- 令和6年度夏季休暇の取得について、今年度も引き続き、6月から10月の期間となっており、職員への周知と取得に向けた配慮をお願いする。昨年度の夏期休暇消化率は、95.7%、3日以上の連続取得率は、58.2%であった。
- 5月12日(日)に、市立船場広場で実施された特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会の参加者数は469人であった。各部局の協力に感謝する。