令和6年6月19日開催 箕面市経営会議概要
1.日時
令和6年6月19日(水曜日)午前8時45分から午前9時10分まで
2.場所
特別会議室
3.内容
下記のとおり情報を共有した。
(1)市長冒頭挨拶
- オルタナの森の指定管理者の指定取消の件について、次期指定管理者が決まるまでの間、既に予約されている利用者のかたにご迷惑をかけることなく、スムーズに利用していただけるように努めるとともに、1日でも早く新たな指定管理者を選定する。
- 指定管理者制度は、民間企業のノウハウを活用し、質の高いサービスを提供するものである。上記を受け、指定管理の導入施設については、質の高いサービスの提供等が適切に行われているかを検証するため、評価委員と部長等が抜き打ちで調査を行い、現状を確認した上で改善を求めていく。事業者の公募の際には、法人の財務状況、計画の実現性、人員体制等をしっかりと確認するとともに、指定管理期間を長期間に設定することで、民間事業者により質の高い市民サービスを提供し、施設をより効果的に活用しながら経費の節減を図っていく。指定管理の評価については、一部施設のみだった公認会計士等の専門職の参画を拡大し、より一層、専門的見地からの意見をいただいていく。
- 北大阪急行線の延伸や新市立病院の整備、船場地域での小中一貫校の新設等、今後、箕面市は確実に発展していくが、新たに開通した萱野東西線や芝如意谷線沿いの開発などに少し懸念を感じている。市は、区画整理事業の実績等も多くあるため、引き続き、地権者や住民の皆さまとともに整然としたまちづくりを行っていきたい。
(2)船場地区に新設する学校と校区再編について
- 市内公立小・中学校の校区については、平成28年、船場地域における小学校新設に向けて具体的に検討を進めていく旨を決定したことから、平成29年度から全市的な校区調整の検討を開始し、令和2年度に取りまとめた。その後、令和5年度に、新設校について第五中学校を移転し、施設一体型校舎の小中一貫校とすることが決定したため、再度、新設校の校区を審議した結果、令和2年度に取りまとめた校区見直しの決定から変更しないこととなった。また、他の校区においても課題がないか再チェックし、子どもたちの通学の安全性などから、箕面小校区の一部境界を調整した「新しい校区」を決定した。
- 小中一貫校新設後の第五中学校区は、新設する小学校区と中小学校区で構成され、中小学校区の卒業生は、新設する小中一貫校に進学することになる。児童生徒の交流や小学校への乗り入れ授業などを企画・調整する「小中一貫教育推進コーディネーター」を追加配置し、新設する小学校と中小学校、第5中学校を一つの3校が一体となった学校運営を行っていく。
- 新しい校区への切り替えについては、在校生は卒業まで旧校区へ通学が可能とするなどの経過措置を設けている。
- 「船場地区の小中一貫校の新設」や「新しい校区の決定内容」については、もみじだよりでの広報や全市的に住民説明会を実施して周知していく。
(3)その他
- 7月13日から9月1日の期間で「サマーフェスタ箕面公園2024」を開催する。期間中は箕面大滝や瀧安寺、勝尾寺などでライトアップを、7月27日(土)、8月10日(土)には、瀧安寺・勝尾寺においてプロジェクションマッピングを投影する。また、移動手段については、箕面萱野駅から勝尾寺は阪急バスが、勝尾寺から箕面大滝、箕面駅間は周遊バスが運行しているので利用してほしい。
- 令和5年度の箕面市市民満足度アンケート調査の結果を市HPに掲載しているので、施策の検討などに活用してほしい。
- 公の施設に関し、利用者目線で施設の総点検、利用者アンケートの実施を行う。後日、通知する。施設の所管部局においては、早々に点検をお願いする。