令和5年7月5日開催 箕面市経営会議概要
1.日時
令和5年7月5日(水曜日)午前8時45分から午前9時10分まで
2.場所
特別会議室
3.内容
下記のとおり情報を共有した。
(1)市長冒頭挨拶
- 5月から市内全14コミセンでタウンミーティングを実施している。22日で全てまわりきるが、開催にあっては部局長をはじめ協力いただき感謝している。市民の生の声を聞いて、リアルタイムでやりとりすることは、課題解決のためのよいトレーニングになると思っている。
- 船場の新設校については、施政方針でも示したとおり、教育委員会で校種の再検討を行っている。令和14年度の開校を目標に、従来案を含む6つの校種案を作成し、先般、第三者評価を実施したところ。先月には地域との意見交換会を実施し、6案とともに案ごとの評価結果等を説明した。今月中旬の総合教育会議において、第三者評価の結果等を踏まえながら、1案に絞っていく。
- 大阪大学箕面キャンパス跡地活用については、公募の末、優先交渉事業者となったESR株式会社が、市や地元住民と協議、調整を行い、提案内容のブラッシュアップと具体化に向けて検討を進めてきたところ。詳細を詰めており、夏頃には契約に至りたい。
(2)箕面ラッピングトレイン愛称募集結果について
- 北急延伸に先駆け、8月から2種類のラッピング電車の運行がはじまる。先月に愛称募集を行ったところ、624人から応募があり、無事愛称が決まった。発表は7月29日にラッピング車両の報道公開とともに行う予定で、愛称採用者の表彰も予定している。
- 学校、公共施設への愛称募集用紙の配架や車内に掲載する広告の文章の確認など、各部局においては、協力いただき感謝している。
- 開業日については、発表時期等の調整を続けているところ。各部局においては、忙しいなか恐縮ではあるが、開業時には、式典や祝賀イベント等も執り行う予定なので、引き続き協力を賜りたい。
(3)生成AIサービスの活用について
- 今週、事務連絡を発出する予定だが、生成AIサービスの活用における運用マニュアルを作成した。
- 生成AIサービスを活用していく方向で、活用にあたっての注意点や活用事例をまとめている。
- 現在、活用を想定している生成AIサービスは、「ChatGPT」のみ。
- 使用にあたってはリスクが伴うため、特に次の3点は絶対守ってもらいたい。
1.著作権・個人情報など使って大丈夫な情報かどうか。
2.正しい情報かどうか。専門的な分野では特に誤った回答が作成されることが多いので、一層注意が必要。必ず決裁を取ったうえで利用すること。
3.責任をもって使用すること。特定の人種、性別、年齢、文化などに関連する偏見や差別表現が含まれる可能性があるため、「利用する側に責任がある」ことを念頭に内容を十分確認すること。
- 活用例としては、文章やキャッチコピーの作成などを挙げている。他言語の翻訳なども得意である様子。
- ChatGPTが持つ情報は令和3年(2021年)9月までという制約があるので、注意すること。
- 利用にあたっては、Garoonのワークフロー申請をしてもらう。
- 学校においては、昨日付で教員や子どもの利用にあたっての指針を文科省が公表したところ。今回発出される庁内のルールとは別ルールで運用していくことになるが、最終的な目標としては同じく使いこなすことである。
(4)その他
- 行政手続のオンライン化について、6月末時点のオンライン化率は9.1%だった。年度末までに残972件を達成させていくため、6月末には研修も実施したが、今後は各部局を担当する行政改革・DX推進室の職員がオンライン化に向けて各室を支援していく。
- 令和6年度当初予算編成に向けた行政評価を実施する。新改革プランの「全事業の点検」の趣旨に則り、部局において必ず精査をすること。