令和3年6月3日開催 箕面市経営会議概要
1.日時
令和3年6月3日(木曜日)午前8時45分から午前9時10分まで
2.場所
特別会議室
3.内容
下記のとおり情報を共有した。
(1)市長冒頭挨拶
- 新型コロナワクチン接種について、集団接種会場7カ所、個別医療機関65カ所確保できた。医師会、薬剤師会、担当部局の尽力によるものであり、感謝する。
- 接種方法については、全国の自治体で工夫がみられる。全国のやり方を注視し、最良のやり方をとっていきたい。
- 市立病院において、新型コロナの受入病床を拡大した。近隣の公立病院と比較しても圧倒的に受入数が多く、医療職の皆様には敬意を表する。
- 小さなお店応援チケットについては、6月議会を経て第2弾を予定している。現在実施中の商品券の追加販売とともに、バスやタクシーとコラボレーションするものもあり、交通事業者の支援にも繋げていく。
- 224億円の増額となった北大阪急行線延伸事業について、第三者評価制度を実施することになった。出来高検査の評価など自らの目でチェックするシステムである。予定通りの完成に向けて進めていきたい。
- タウンミーティングについて、新型コロナ感染拡大により実施ができていない状況であるが、自治会ごとに抱える課題を聞き取りし、「すぐできるもの」「時間がかかるもの」「できないもの」に仕分け、つぶさにチェックしていく。すぐできるものについては即座に対応し、緊急対応ができる箕面市役所を目指していく。
(2)新型コロナワクチンロス対応基本方針について
- 自衛隊が実施する大規模接種や職域接種など接種の方法が多様化していくが、システムは連動していないため、二重予約によるワクチンロスの発生が懸念される。貴重なワクチンのロスが発生しないよう、基本方針を策定した。
(3)新型コロナワクチン予防接種の状況について
- 対象者について、これまでは16歳以上が接種の対象となっていたが、ファイザー製については新たに12歳から15歳が対象になった。
- 5月6日から高齢者の優先予約を開始し、5月17日、5月28日と順次予約枠を拡大している。当初は電話が繋がりにくいなどの苦情も多く寄せられたが、電話回線を増やして対応しており、現在は大きな混乱もなく進めている。
- 5月末時点での接種実績は、約9千回となっている。65歳以上の高齢者については、56,462回の接種が必要と見込んでおり、7月末までの接種完了に向けて進めていく。
- 16歳から64歳のかたの接種券は、6月中旬までに発送する。予約については6月23日から段階的に受付することを予定している。
- 接種の早期完了に向けて集団接種を増強するため、6月6日から8月1日の間の日曜日の一日あたりの接種回数を240人から360人に増やす。また、現在調整中ではあるが、水曜日、木曜日、土曜日について、午後に加えて午前中での接種を実施し、一日あたりの接種人数を84人から168人に増やすことを予定している。
- 集団接種会場での従事について、今後とも協力をよろしくお願いする。
(4)教育現場における熱中症事故予防に係る対応方針について
- 箕面市では平成30年度からWBGTが28度以上の場合、屋外活動を禁止してきた。平成30年度からさまざまな議論を重ねてきたが、令和3年4月1日から新たな方針で対応している。
- WBGT28度以上31度未満を「厳重警戒ゾーン」とし、指針と併せて作成したフローチャートに基づいて現場の教職員が屋外活動の可否を判断できる仕組みとした。また、WBGTが31度以上の場合は、屋外活動を全面禁止とする。
- 本指針はホームページで公開するとともに、子ども達自らが体調の変化を感じて対応してほしいため、発達段階に合わせたリーフレットを作成して全児童生徒に配布し、指導を行った。また、保護者用リーフレットも作成し、配布している。
- 中学校の熱中症対策として、運動場ミストシャワーとプール遮光シートの設置を進めている。
- 今後も、健康被害が起きないよう徹底していく。
(5)その他
- 経営会議について、これまでは第1、第3木曜日に開催していたが、7月以降は曜日を変更して、第1、第3水曜日に開催する。市長不在時以外は実施していくため、積極的に案件を提案してほしい。
- 令和3年3月、4月の時間外勤務については、前年同月と比較し、ともに総時間数が約3,000時間増えている。新型コロナによるものや、新事業、議会等の対応などで忙しいとは思うが、引き続き、時間外勤務の縮減に努めていただくようお願いする。 また、特定の職員に時間外が集中することがないよう、業務の配分にも配慮をお願いしたい。
- 8月にオープンする箕面市立文化芸能劇場について、オープニングイベントを実施する。6月のもみじだよりでは募集期間を6月1日から6月30日としていたが、緊急事態宣言が延長されたことを受け、募集期間を7月13日までに変更している。申込用紙に限らず、必要事項の記載があればハガキ等でも応募できることとした。初日だけでも全体の3割の応募があり好評いただいている。