糖尿病性腎症重症化予防プログラム

　箕面市では、糖尿病性腎症の重症化による人工透析への移行を防ぐため、国民健康保険被保険者を対象とした「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を実施しています。

　全国の糖尿病患者数は、生活習慣と社会環境の変化に伴って急速に増加しています。糖尿病は放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こす恐ろしい病気です。合併症の中でも糖尿病性腎症は、重症化により腎不全に陥りやすく人工透析が必要な状態になります。糖尿病を放置することは、本人の生活の質を著しく低下させるだけでなく、医療経済的にも大きな負担となります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このプログラムは、重症化を予防するために、箕面市とかかりつけ医が連携のもと実施します。対象者のかたには、案内を送付しますので是非この機会に参加してみませんか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なお、このプログラムは令和4年度より株式会社データホライゾンに委託しています。

プログラム内容　～オンライン面談を実施します～

　対象のかたに「プログラム参加確認書」等を送付します。参加の申込みをされたかたには、かかりつけ医の指示に基づき、保健師または看護師などの専門スタッフが、健康管理について約半年間サポートします（サポート回数および内容は個人によって異なります）。食生活や運動習慣を改善するための目標設定を一緒に行い、糖尿病性腎症の進行遅延・改善策を提供します。

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　期間中、月1～2回程度個別面談や電話でお話させていただきます。個別面談は、通信機器を使用した「オンライン面談」です。面談のために日程を調整し、委託会社からご自宅にタブレットをお送りします。ご自身で操作の慣れたパソコン等の利用も可能です。タブレット操作が不安なかたは箕面市立総合保健福祉センターへお越しいただいて実施することも可能です。

対象者

・箕面市国民健康保険加入者

・特定健康診査（生活習慣病健診）と医療レセプト情報から糖尿病性腎症と推定されるかた

費用

無料

　糖尿病予防の健康相談も実施しています。

　プログラムの対象者に該当しないかたも、随時健康相談を実施しています。

健康に関するご相談

　箕面市国民健康保険加入者の特定健診の結果では、糖尿病予備軍と呼ばれる糖尿病の一歩手前の状態のかた(HbA1c5.6～6.4%)が2人に1人の割合でいます。また、そのうちの7割が肥満ではないという特徴もあります。病院受診をして内服治療が始まらなかったかたも、早いうちから血糖コントロールを心がけ、日々の食生活や運動習慣を見直すことで、糖尿病を悪化させない、合併症を起こさないようにしましょう！