更新日:2026年5月15日

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たばこと健康

 たばこの煙には、喫煙者が吸煙する主流煙、たばこの先端から出る副流煙、喫煙者が吐き出す吐出煙の3種類があります。この煙には、ニコチン、タール、一酸化炭素など200種類以上の有害物質(うち約70種類が発がん性物質)が含まれます。

 さまざまな研究の結果、喫煙と疾患の因果関係があきらかになってきています。

たばこを吸っている本人への健康影響

 たばこの煙に含まれる有害物質は、直接触れるのどや肺などに影響を与えるだけでなく、全身に影響を及ぼします。

最近では、研究により疾患との因果関係について、科学的根拠があきらかになってきています。

喫煙による健康影響 e-ヘルスネット厚生労働省( 外部サイトへリンク )

 喫煙と因果関係がわかっている疾患

  • がん:肺がん・口腔がん・咽頭がん・喉頭がん・鼻腔がん・副鼻腔がん・食道がん・胃がん・肝臓がん・すい臓がん・膀胱がん・子宮頸がん
  • その他の疾患:虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)・脳卒中・腹部大動脈瘤・末梢性の動脈硬化・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・歯周病・ニコチン依存症
  • 妊娠や出産など:早産・低出生体重児・胎児発育遅延・乳幼児突発性症候群(SIDS)

 たばこはなぜやめにくいのか

 健康に影響があるといわれるたばこですが、喉が痛いなどの体調が悪いときでも、メントール入りのたばこを吸って喉の痛みを感じにくくするなどの話もあります。このように、喫煙をやめることは難しいといわれていますが、これは、たばこの中に含まれるニコチンが影響しています。ニコチンは、ヘロインやコカインなどの薬物と同等あるいはそれ以上の依存性があるといわれ、たばこをやめにくくしています。

 

たばこを吸っている人の周りへの健康影響

  喫煙者の周りにいる人は、副流煙や吐出煙を吸い込む危険性があります。これを受動喫煙といいます。

 副流煙や吐出煙には、発がん性物質やニコチンなどの有害物質が、主流煙より多く含まれているといわれます。

 受動喫煙と因果関係がわかっている疾患

  •  がん:肺がん
  •  その他の疾患:虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)・脳卒中・臭気や鼻への刺激感・乳幼児突発性症候群

 知ってほしい子どもや胎児への影響

 あなたの喫煙が、おなかの中にいる胎児や子どもの健康に影響を与えています。

 妊娠にきづいたら、赤ちゃんが生まれたら、そんなライフイベントをきっかけに禁煙をはじめましょう。

  •  妊娠や出産:乳幼児突然死症候群
  •  子ども:ぜんそくの既往 

 

歯や歯ぐきにも影響するたばこ

    歯周病はたばこで悪化する

 たばこの煙に含まれるニコチンは、血管を収縮させるので歯ぐきの血行が悪くなり、十分な酸素や栄養が歯に届かなくなります。そのため、プラーク(歯垢)の中の歯周病菌への防御力(免疫力)が低下し、その結果、歯周病により歯を失うことになります。歯周病は、歯の喪失以外に、糖尿病・早産・低体重児出産・肥満・血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)・誤嚥性肺炎などにも関与しています。

 たばこを一日10本程度吸う人は、たばこを吸わない人より3倍も歯周病になりやすいです。喫煙本数が増えるほど、なりやすさの倍率は高くなります。

    歯ぐきの黒ずみの原因になる

 たばこにより歯ぐきの血行が悪くなり,歯ぐきが黒ずんでみえるだけでなく、たばこの煙に含まれる有害物質がビタミンCを壊し、メラニン色素の代謝を悪くすることから、さらに黒ずんでしまいます。これはたばこを吸う本人だけでなく、周りにいる子どもにも同じことが起こります。

 この黒ずみはたばこをやめると数年後には元に戻るといわれています。

 

禁煙をはじめましょう

 少しでも「禁煙してみよう」と思ったときこそ、禁煙のタイミングです。
 失敗しても、あきらめないでください。何度も何度も挑戦して自分にあった禁煙の方法を見つけていく人もおられます。
 あきらめずにトライして、ぜひ健康を改善しましょう。

5月31日は「世界禁煙デー」、5月31日から6月6日は「禁煙週間」です。

たばこ対策(大阪府)( 外部サイトへリンク )

 

 

禁煙のメリット

 健康改善効果

  • 数日後に見られる健康改善

   味覚や嗅覚が改善する、歩行が楽になる

  • 1ヶ月から9ヶ月程度で見られる健康改善

   咳や喘鳴(ぜいめい)が改善する、スタミナが戻る

   免疫力が回復して、かぜやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなる

  • 2~4年程度で見られる健康改善

   虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)のリスクが、喫煙を続けた場合に比べて35%減少する

   脳梗塞のリスクも顕著に低下する

  • 5~9年程度で見られる健康改善

   肺がんのリスクが喫煙を続けた場合に比べて明らかに低下する

  • 10~15年程度で見られる健康改善

   様々な病気にかかるリスクが非喫煙者のレベルまで近づく

 美容効果

  • たばこに含まれる成分により、ビタミンCの吸収が悪くなったり、体内のビタミンCが破壊されたりします。
    また、血流が悪くなるため、実際の年齢より老けて見えてしまうことがあります。
  • お肌のしわやしみ、たるみ、くすみなどの原因になる
  • 歯の黄ばみ、歯ぐきの黒ずみ、口臭などお口のトラブルの原因になる

 

いろいろある禁煙方法

 禁煙外来で

 2006年より、保険診療による禁煙外来がスタートしました。一定の条件を満たせば医療保険が適用されます。一人で禁煙するより、禁煙成功率も高いといわれます。自力での禁煙が難しいと思っているかた・過去に禁煙に挑戦し離脱症状がつらかったかたなど、医療機関のサポートを得ながら禁煙に挑戦してみませんか。

府内の禁煙サポート実施医療機関( 外部サイトへリンク )

 禁煙補助剤で

 忙しくて禁煙外来を受診することが難しいかた・自力で禁煙するのが不安というかたなど、薬局で購入できる禁煙補助薬(ニコチンガム製剤やニコチンパッチ製剤)で吸いたい気持ちを和らげながら禁煙に挑戦することができます。

 ご自分の力で

 いつでもトライできるというメリットがある一方、挫折しやすいというデメリットもあります。禁煙日記をつけたり、家族や職場など日頃過ごすことの多い人に支えてもらったり、一緒に禁煙に挑戦する仲間をつくったりするのもおすすめです。

 離脱症状(めまい・吸いたい気持ち・眠気・不眠・イライラ・便秘・疲れやすさ・食欲の増加など)をあらかじめ知っておくと、いざ症状が起きたときに対処しやすくなるといわれています。

 「吸いたい気持ち」のかわしかた

 深呼吸をしてみる  冷水や氷などを口にする  歯を磨く  コーヒーやアルコールを控える

 身体を動かしたり、趣味や仕事に気持ちを集中させて、たばこを忘れるようにする

 喫煙者やたばこが吸いたくなる環境を避ける  歌を歌う 音楽を聴く 

 「吸いたい気持ち」の持続時間は、概ね3分といわれています。これらの方法でまずは3分、喫煙を先延ばししましょう。吸いたい気持ちが収まってきます。

  いろいろ試して、ご自身にあった方法を見つけていきましょう。 

 禁煙支援について

禁煙を成功させるために参考にしてください。

禁煙はしたいけれど、まだ踏み切ることのできないあなたへ《関心期編》( 外部サイトへリンク )

禁煙の準備「禁煙7日前から行う、禁煙のコツを教えます!」《準備期編》( 外部サイトへリンク )

禁煙開始からまだ間もない方へ《実行期編》 ( 外部サイトへリンク )

禁煙を開始する方のご家族へ「上手なサポートを教えます」( 外部サイトへリンク )

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:健康医療部健康増進課 

箕面市萱野5-8-1

電話番号:072-727-9507

ファックス番号:072-727-3539

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