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春から夏にかけては、マダニの活動が活発化します。野山などにある草むらへ入るときにはマダニに刺されないような注意が必要です。
野外にいる吸血性のマダニとして、大型のマダニ(1~4mm)、小型のつつがむし(0.5~1mm前後)などが知られています。
これらのマダニに刺されても、痛みやかゆみなどを感じることはありませんが、病原体を保有しているものもあり、マダニに刺されると重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、ツツガムシ病などの感染症にかかる恐れがあります(すべてのダニが病原体を保有している訳ではありません)。
草むらに入りマダニやツツガムシなどに刺された場合、皮膚科や内科などの医療機関への受診をお願いします。
(マダニに刺された場合、ご自身で排除してしまうと、頭の部分のみが残ってしまう可能性があり、ご自身では取り除かないで医療機関の受診をしましょう。)
マダニなどに刺されないために・・・
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潜伏期間 |
症状 |
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SFTS |
6日から2週間 |
発熱、消化器症状、全身倦怠感など |
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日本紅斑熱 |
2から8日 |
発熱、頭痛、全身倦怠感など |
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つつがむし病 |
5から14日 |
発熱、ダニの刺し口、発疹など |
潜伏期間とは:ダニなどに刺されてから症状がでるまでの期間
もしマダニに刺された後、上記のような症状が出た場合には、念のため、医療機関を受診しましょう。(医療機関の受診の際には、担当医師へマダニに刺されたかもしれないと申し出てください。)
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