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箕面市では、子どもたちが世界とつながり、自らの力を発揮できる人材となることをめざし、外国語指導助手(ALT)の複数配置や英語教育を毎日実施するなど先進的な学習環境の整備を進めてきました。これにより、全国的にも高い水準の英語力を維持しています。
今後は、英語で自分の考えを伝える力、書く力や話す力をさらに伸ばしていくため、これまでに培ってきた英語教育のノウハウにAI英語学習教材をかけ合わせた新たな英語教育モデル「箕面メソッド」を推進していきます。小学5年生から中学3年生(9年生)を対象とした活用をめざし、令和8年度は、小学6年生、中学2・3年生(8・9年生)を対象とした実証事業を全小中学校・小中一貫校で実施します。
全小中学校、小中一貫校
小学6年生、中学2・3年生(8・9年生)
令和8年5月中旬から令和9年3月
英語授業時間、グローバルタイム(15分間のモジュール学習)
英語コミュニケーション科、家庭学習など
児童生徒に応じて設定された課題やテーマにおいて、AIを相手に英語でのやりとり練習を行います。
発音や発話に対するAIによる即時フィードバック機能により、児童生徒が誤りをその場で修正しながら学習を進めることができます。
ライティングの力を高めるために、AIによる文法チェックを行います。
音読やプレゼンテーション練習の音声・録画提出機能、課題ごとの得点・評価等学習状況のふりかえり機能等があります。
AI技術の活用により、児童生徒一人ひとりの学習履歴や理解度に応じた最適な学習内容を提示し、従来の一斉指導では難しかった個別最適化された学びを実現し、児童生徒の英語力が向上します。児童生徒自身が学習状況を振り返り、自らの課題を把握しながら学習を進めることで、自己調整学習の力の育成が期待されます。
また、学習データを活用することで、教員は児童生徒の理解状況を的確に把握し、個に応じた指導をより効果的に行うことが可能になるため、授業改善のサイクルが加速し、教育の質の更なる向上が期待されます。
さらに、AI英語学習教材の導入にあたっては、対面授業でこそ実現できる協働的・対話的な学びと、個別に取り組むAI教材を活用した学習の役割を整理し、それぞれの特性を生かした指導を行うことで、児童生徒がコミュニケーションの意義や楽しさを実感できる授業の充実をはかるなどの取組を進めます。
文部科学省が実施する「AIを活用したグローバル人材育成のための英語教育強化事業(AI英語モデル校事業)」に箕面市が採択されました。これは、次期学習指導要領の検討を見据え、教員やALTによる指導とAI活用との効果的な組み合わせを実証研究し、知見を早急に蓄積することを目的とした事業です。
日本では、英語を使う機会が圧倒的に少ないことや、学ぶ動機づけの弱さが積年の課題であることから、文部科学省においても、AIを活用した「会話練習量の増加や家庭学習の充実」「個々の児童生徒の興味関心を踏まえた個別最適な学習」「授業との連携モデル構築」など、モデル校での取組をもとにAIを効果的に活用した英語教育を普及する方向性が示されています。
箕面市では、本事業により、「児童生徒の自己調整学習への活用」および「AIを組み込んだ年間を通した指導計画のモデル開発と授業改善」を研究テーマとし、先進的な英語教育の実践と、その成果のモデル化に取り組んでいきます。
報道資料PDF版
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