箕面市 > 子育て・教育・文化 > 教育 > 箕面市教員養成セミナー「ぴあ・カレッジ」 > R7「ぴあ・カレッジ」第1回セミナーの様子
更新日:2025年6月9日
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令和7年(2025年)5月10日(土曜日)、今年度の「ぴあ・カレッジ」の第1回目のセミナーを実施しました。
開講式では、藤迫教育長に代わり、箕面市教育委員会教職員人事室長兼教育センター所長である北川室長が挨拶を代読されました。受講生のみなさんへ、歓迎の言葉とともに本セミナーの目的や受講生同士のつながりの大切さなどについてお話がありました。受講生のみなさんは、言葉をしっかりと受け止め、真剣に話を聞いている姿がありました。
第1回目のセミナーは、
(1)「ぴあ・カレッジ」の全体像について理解し、教職にむけて身につけるべきことについて自覚すること
(2)教員をめざす人材に対する期待、箕面市の教育概要について理解し、箕面市立小中学校で勤務する意欲を育むこと
(3)教員をめざすことについて、あらためて自分と対話することをめあてとし、実施しました。
セミナーの前半は、セミナーの前半は、「なぜ教員をめざすのか」をテーマに、1人2~3分間のスピーチを行いました。このスピーチは、改めて自分自身と対話を行い、教員を志望する動機やどんな教員になりたいのかを明確にすることを目的としました。「メモを持たないこと、全員に聞こえる声の大きさ・速さ、時間は2~3分間で」この3つを意識して、スピーチに臨みました。受講生のみなさんは緊張しながらも、準備してきたそれぞれの思いを自分の言葉にのせて、しっかりと発表していました。
スピーチを聴いている受講生たちも、うなずきながらスピーチを聴き、スピーチが終わると自然に拍手がおこりました。とても温かい雰囲気の中で実施することができました。
全員のスピーチが終わったあとは、「良かったところ」「質問したいこと」などについて、グループ交流を行いました。交流では積極的に質問が出ることで、自分との共通点や相違点に気づき、新たな一面などを知ることができました。どのグループも休憩時間を惜しんで、活発に交流が続いていました。
セミナーの後半では、箕面市教育委員会教職員人事室 岡田指導主事から「箕面の教育の概要」について、講義がありました。現在、箕面市が注力して取り組んでいる教育施策である、小中一貫教育や箕面子どもステップアップ調査、英語教育、ICT教育について話がありました。それぞれの施策が、どのような意図を持って実施されているかを学びました。次回以降のセミナーで、授業づくりなどのそれぞれの教育施策についてさらに詳しく学んでいきます。
【ぴあ・カレッジノート(受講生のふりかえり)より】
<学んだこと・今後に生かしていきたいこと>
●いじめの問題に対応するために、授業支援員を導入し、生徒指導の先生が迅速に対応できるようになっていて、子どもたちが安心して学校に通うことができる取り組みが充実していることがわかった。
●教員をめざしたきっかけやタイミングは人によってさまざまで、一人ひとり違った思いがスピーチに込められていた。これから多くの人と対話して、新しい考えを見つけたり、自分の考えを深められるようにしていきたい。
●小中を一貫させた学びの大切さを学んだ。小学校と中学校では、環境が大きく変化するため、その環境の変化をしっかりと捉えて、支えていくことが教師の役割だと感じた。
<ふりかえり>
●はじめは、同年代の方が多いだろうと思っていたが、講師をしている方も参加していて、現場で働く方の体験談などを聞いて、自分の成長に生かしたいと考えた。同じ受講生のみなさんとともに高め合い、いい教師になれるように頑張りたい。
●さまざまな思いを持った方々がこのぴあ・カレッジに参加していることを知り、教員をめざす気持ちがより一層強くなった。
●互いの背景や教員を志す動機は異なるけれど、全員の夢が同じで、それに向かい努力している方と集まる機会はあまりないので、このような場を大切にしていきたい。また、グループの方との交流を通して、自分自身の考えや教職に対する新しい発見や学びがあった。
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