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更新日:2023年1月17日

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令和4年度「ぴあ・カレッジ」第6回セミナーの様子

令和4年(2022年)8月27日土曜日に「「人権」とは何か、「人権教育」とは何かについて知り、考えること」をめあてとして、「ぴあ・カレッジ」第6回セミナーを開催しました。新型コロナウイルス感染症の急拡大に伴い、オンラインセミナーへ変更し、開催することとなりました。

今回のセミナーでは、箕面市教育委員会 人権施策室の大坪指導主事、萱野小学校の神﨑教諭、第二中学校の北氏教諭より箕面市の人権教育について、講義がありました。

大坪指導主事

神崎先生

北氏先生

講義やワークを通じて、さまざまな人権課題があることに気付き、未来の子どもたちの姿を想像しながら取り組みを積み重ねていくことの重要性を知ることができました。

教員として、人権感覚を磨くこと、人権意識を高めること。そして、子どもたち一人ひとりの思いや願いに寄り添うことの大切さを改めて感じることができました。

 

【ぴあ・カレッジノート(受講生のふりかえり)より】

<学んだこと・今後に生かしていきたいこと>

箕面市の人権教育は、各学年ごとに段階を踏んで、ゆっくりと育んでいくための”過程”がとても意識されていると感じました。それぞれの学年や発達の段階に応じた力をしっかり把握して人権教育に携わっていきたいと思いました。人権教育は言葉で教育するだけでなく、ワークショップや話し合い活動などを通して体験的に人権感覚を養っていくことが大切だと実感しました。

学校現場には数多くの人権課題が隠れていて、被害者にも加害者にもなりかねない。また、人権は自他ともに保障されるものなので自分にも人権が認められていることを自覚させることが重要。安心できる空間があってこそ自己開示ができ、その中でこそ人権学習が自分事となり理解が深まる。

自己紹介をする場面で、自分が無意識に「話してもよい」と思える内容を選んでいることに驚いた。自分がマジョリティに属していると思っている生徒でも、誰かに言いにくいことはきっとあると思うし、そういった意味で人は全員個性を持っていて、それは何であったとしても尊重されるべきだということを生徒に伝えたいなと思った。 

<感想>

今日はあまり大学で学んでこなかった人権について学ぶことができました。普段生きているだけではあまり意識することがありませんが、これからは生徒に人権の大切さを教える立場であるという自覚を持って生活していこうと思いました。

今回の講義を通して、教員という子どもたちの成長を支援する立場として必要な指導は教科指導や生徒指導だけでなく、大切な根幹に「人権教育」があることを改めて痛感できた。講師の方々の講義内容や塾長の「教育は人権で始まり、人権で終わる」という言葉から、いかに学校生活内で人権に関する価値観や考えを教えられるかが重要であるかも理解できた。また、人権に関しての感覚は子どもたちが育ってきた環境、周りの人の行動や姿勢に大きく影響されると感じた。そのため、まずは教員として子どもたちの前に立つ私自身が今一度、人権についての考えや行動を見直したいと思う。

人権教育について一番印象に残った学びは、自分も相手も人権が認められることが大切だということです。自分は我慢すればいいということではなく、自分も大切にすることが他人を大切にするために必要だと感じました。また、「ちがいのちがい」というグループワークを通して、色んな考えに触れることができてとても面白かったです。さらに、面接での質問にも人権問題が含まれているという話を聞いて、より知識をつけて人権教育について考えていかなければいけないと感じました。

 

よくあるご質問

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