箕面市 > 子育て・教育・文化 > 教育 > 箕面市教員養成セミナー「ぴあ・カレッジ」 > R4「ぴあ・カレッジ」第8回セミナーの様子
更新日:2023年2月28日
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令和4年(2022年)9月24日土曜日に「教師として核となる志を確かなものにすること」をめあてとして、「ぴあ・カレッジ」第8回セミナー・閉講式を開催しました。
主な内容は受講生によるスピーチで、「ぴあ・カレッジで学んだことを通して、どんな教員になりたいか」をテーマに行いました。それぞれが印象に残ったセミナーについて振り返りながら、学んだことを挙げ、自身のめざす具体的な教員像についてスピーチを行いました。自分の思いを言葉にすることで、教師として核となる「志」を確かなものにするこができました。
多くの受講生がスピーチの中で「学び続けること」「向き合うこと」「つながること」の大切さについて触れていました。
・教師として、授業づくりや生徒指導について「学び続けること」
・一人ひとりの子どもたちに寄り添い、「向き合うこと」
・子ども、保護者、地域、教職員と「つながること」を大切に教員として、子どもたちの前に立ち、ともに成長するための準備を整えてほしいと願っています。
その後、塾長からの最後の講義、事務局からのメッセージがあり、これから教員になる受講生に教員の責任と喜びについて伝えさせていただきました。
受講生みなさんが箕面市の教員となる日を待ち望んでおります。
【ぴあ・カレッジノート(受講生のふりかえり)より】
<学んだこと・今後に生かしていきたいこと>
・教員は人を育て、未来をつくる仕事であること。鵜飼塾長のお話の中で「教員は未来をつくる仕事だ」というお言葉があった。私はその言葉から、教員として子どもたちを成長させるにあたって目先のことだけ(すぐに現れる結果)を考え接するのではなく、教員の成すことが子どもたちの将来に直接影響していくということを心に留めておくべきだと感じた。そのため、授業や生徒指導などでの教員の言動が子ども達の今、そして未来に繋がっているという自覚を持って4月から教壇に立ちたい。
・教師は、組織で動き協力することが大切である。小さなことであっても相談することでアイデアが発展する。自分が実施して良かったことは教員の間で共有することにより、周りの先生方も様々なことを教えて下さるという形ができてくる。また、教員同士だけでなく子どもや保護者の方、地域の方にも相談することでみんなが助けてくれる。したがって、何でも言葉にするということも重要である。
・心に残った言葉の中に、1>10000というものがある。私は、教師はしんどい、ブラックだという言葉をよく聞いてきた。しかし、やりがいがないと続けられないと思っていた。それは、どんな一瞬のことであっても、子どもたちが、与えてくれることであるのだと改めて感じることができた。実際に教育現場を見てみてもしんどいことがたくさんあるように感じた。しかし、その先にあるであろう1つのやりがいに向かって頑張り続けられる教員になっていきたいなと思った。
<感想>
・今回の講義で一番印象に残ったのは、「これから皆さんは教師、憧れの存在に【自分】がなる」ということでした。目指すということは、その職に就くことで、それに見合った知識はもちろん、態度などを身に付ける必要があると改めて認識するとともに、自分の中で改めて教師になるという気持ちを引き締めることが出来ました。
・今回のセミナーで、教師は子どもの成長をそばで感じることのできるかけがえのない仕事であると改めて感じました。反対に、子どもとの距離が近いことで教員の言葉によって子どもが嫌な思いをしたり傷ついてしまうこともあることも忘れてはならないと思いました。だからこそ、子どものことを様々な視点から見つめることが必要だと思います。また、何年も教師を続けていたとしてもその時に見ている子どもはたった一人の存在です。そのため、どんなに経験を重ね挫折を乗り越えてきたとしても、経験だけを基に動くのではなくそこで悩み考え学ぶというもがき続ける姿勢が必要であるのではないかと考えました。
・8回という短い時間でしたが、毎回の講義の中で学ぶことが本当に多くてとても有意義な時間でした。毎回講義を受けるたびに、教師になりたいという気持ちややっぱり教師という仕事は素敵だなという思いが強くなっていきました。熱い思いを持って様々なことを教えてくださる講師の方々や同じように教職を目指している仲間たちと出会えて本当に良かったです。この経験を自分のこれからに活かせるように、常に学び続けるという気持ちを持って頑張っていきたいと思います。学ぶ機会を与えてくださって本当にありがとうございました。
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