令和元年度「ぴあ・カレッジ」第1回セミナーの様子
令和元年(2019年)5月18日、箕面市の教員を志す23名を迎え、今年度の「ぴあ・カレッジ」がスタートしました。
はじめに、藤迫教育長より本年度セミナー開講の挨拶として、箕面市の主要な教育施策や箕面の教育の特色について、お話がありました。今年度は、スライドを用いたクイズ形式でのお話をしていただきました。
第1回セミナーのめあての1つは、「現時点でそれぞれがめざす教員像を明らかにすること」でした。
「めざす教員像」についてスピーチをすることを第1回セミナーまでに準備しておくべき課題としていました。
どの受講生も「めざす教員像」を中心に自身の経験や大切にしたいことを話の中に組み込んで整理して話していました。
ほかの受講生のスピーチを聞くうちに、話したいことが増え、伝えたい準備してきた内容に追加したり、変更したりしながら、スピーチをしている様子も見られました。
スピーチの中に「つながり」という言葉が何度も出てきました。「ぴあ・カレッジ」によってできた「つながり」も大切にしていってほしいものです。
また、「箕面の教育の主要な取組について理解を深めること」をもう一つのめあてとして教育センター指導主事による講義がありました。
箕面市の教育施策やそれらが学校現場ではどのようになされているかについて、簡単に話がありました。次回以降のセミナーにおいてそれぞれの教育施策について詳しく学んでいきます。
【ぴあ・カレッジノート(受講生のふりかえり)より】
<学んだこと・今後に生かしていきたいこと>
- 今回のセミナーで自分が学んだことは“きく”ということです。いろんな話を聞いて、受講生それぞれ捉えかたはさまざまであり、それを共有しあうことの大切さを実感しました。
- 箕面市の「めざす子どもの姿」にもあるように、「つながり高めあう」という言葉がキーワードとなった研修だと感じました。箕面市の教育の概要には、昨年度教育実習で目にしたもの、経験したものがそのまま書かれており、現場の先生かたがいかに忠実に、工夫しながら教育に取り組んでいるかが改めて分かりました。
- ICT教育が進んでいることは知識としてはありましたが、実際の様子は知らなかったので、技術の進歩と同時にそれを使いこなす子どもの対応力に驚き、自分の子ども時代を基準にしてはいけないと思いました。今後は箕面の教育について学びを深めるとともに目標をもってぴあカレッジに参加したいと思います。
- 特に大切であると思ったのは、「授業の基本」です。毎日の子どもの学びを確かなものにしていくには、授業をあいまいなものにしてはいけません。めあてや課題の設定を丁寧に行うことを大切にしたいと思いました。
- 箕面市が力を入れている取り組みについて知り、箕面子どもステップアップ調査で課題を見つけ改善を考えるということにとても魅力を感じました。
- “英語が得意な子”より“好きな子”という言葉が印象的だった。児童の苦手意識を消せるのではと思った。
<感想>
- 受講生それぞれが違う教員像を持っていて、とても刺激になりました。また、スピーチを通して聞き手の心をつかむ話しかたをしている人がたくさんいて、自分には足りないと感じたので、これからほかの受講生と関わる中で身につけていきたいです。
- ほかの受講者や講師のかた々とたくさんコミュニケーションをとって、ほかの人の素晴らしいところを少しでも吸収していきたいと思います。今日はあまり発言ができなかったので、積極的に参加したいです。
- ぴあカレッジに参加するにあたり少し不安もありましたが、教育長をはじめとする講師のお話を聞いて、箕面で教員になりたいという思いが強まりました。
- 自分が話したり問いかけられていく中で、まだまだ考えがまとまっていなかったりうまく説明できないと感じたりしたことが多かった。頻繁に発信の機会がある研修で非常にありがたいです。
- 今回の講義では、地元なのに知らなかったことがたくさんあり、興味深かった。一方で、もっと具体的にALTが入ってどのように授業が行われているのかや、ICTの活用にはどのようなものがあるのかについてもっと知りたいと思い、今後の講義が楽しみになった。
- 今回の研修で、めあてとまとめの重要性に改めて気づくことができました。今後はこの研修の中だけではなく、日常生活の中でも、自分でめあてを持つことを心がけていきたいです。