箕面市 > 子育て・教育・文化 > 教育 > 箕面市教員養成セミナー「ぴあ・カレッジ」 > R5「ぴあ・カレッジ」第1回セミナーの様子
更新日:2023年6月13日
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令和5年(2023年)5月20日(土)、今年度の「ぴあ・カレッジ」の第1回目のセミナーを実施しました。
開講にあたり、箕面市教育委員会 金城学校教育監から受講生の皆さんへ、歓迎の言葉とともに本セミナーの目的や教職の仕事の魅力について、自身の教員経験を交えながら話がありました。その後、主原塾長からは、「児童生徒にとって、一生の中で出会うかけがえのない存在の一人に位置づくような教師になってほしい。」という話があり、受講生の皆さんは、真剣な様子で話を聞いていました。
第1回目のセミナーは、
・「ぴあ・カレッジ」の全体像について理解し、教職に向けて身につけるべきことについて自覚すること。
・箕面市の歴史及び教育概要について理解すること。
・教員のめざすべき姿について考え、箕面市立小中学校で勤務する意欲を育むこと。
をめあてとして実施しました。
セミナーの前半は、松山講師(元箕面市立小学校校長、元箕面市教育センター所長)による「箕面の歴史」についての講義でした。事前に受講生に配布していた資料を活用しながら、クイズ形式で箕面の歴史について学びました。これまで知らなかった、意外ともいえる箕面市の歴史や魅力について、深く学ぶことができる時間となりました。
セミナーの後半では、箕面市教育センター 井上指導主事から「箕面の教育の概要」について、講義がありました。小中一貫教育や箕面子どもステップアップ調査、英語教育、ICT教育など、箕面市が力を入れて取り組んでいる教育施策について、どのような意図や願いを持って実施しているかを知りました。次回以降のセミナーでは、それぞれの教育施策についてさらに詳しく学んでいきます。
最後に、主原塾長から第1回目のセミナーのまとめがありました。その中で「学校現場において子どもたちの様子が複雑・多様化する中で、教師は常に知識や技能を学び続けていく必要があり、研究と実践を重ね、探求するという姿勢を持ち続けてほしい。」というメッセージを受講生の皆さんへ語りました。
【ぴあ・カレッジノート(受講生のふりかえり)より】
<学んだこと・今後に生かしていきたいこと>
・私は箕面市出身ではないので、箕面の歴史について詳しく知ることができ、有意義な講義だった。箕面市について紹介する時に、誰もが知っているミスタードーナツやカルピスの発祥の地であることを紹介することで、さらに箕面市に興味をもってもらうことができると思った。
・歴史の授業で、子どもたちが織田信長や野口英世について学ぶ際に、「この人は箕面大滝に来たことがあるんだ。」と一言加えるだけで、子どもたちが箕面市のことをもっと好きになれると感じた。
・英語教育の面では、箕面市は保育所・幼稚園の段階から英語教育を実施しており、特に小学校では、毎週の授業以外に短時間でのモジュール学習を取り入れている。加えてタブレット端末を利用し、個別最適な学びの実現を可能としている。
・箕面子どもステップアップ調査では、学力に加え、体力、生活状況調査も一緒に実施することで、子どもたちの学力だけでなく、自己肯定感や人間力を高めていくこともできると学んだ。教員は、子どもたちの学力だけでなく、これからの社会を生き抜いていくための力も身につけさせていく必要があると考えた。
<感想>
・箕面市に住んで20年以上経つが、知らないことがたくさんあって驚いた。箕面市は大きい街ではないが、カルピスやミスタードーナツの発祥の地であったり、御堂筋線が延長されたりするなど誇り高い街だと再確認することができた。
・箕面市は箕面子どもステップアップ調査やICTを駆使することで、個人により焦点を当てた教育ができると考えた。これらを参考に、教師と児童がともに学びを止めることなく前進することができそうだ。箕面市は丁寧かつ熱心な教育が施されていると考えたため、箕面市で教師として働くことにさらに興味が湧いた。
・人と関わる仕事である教師は非常に大変だが、それだけにやりがいは大きい。子どもたちの無限の可能性を引き出し、私自身も学びつづけられる教師になりたいと強く感じた。まだ箕面市について知らないことが多くあるし、教師としてのやりがいや厳しさなども今後のセミナーで学んでいきたい。また、他の受講生の方ともコミュニケーションをとれるように積極的に取り組んでいきたい。
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