箕面市 > 子育て・教育・文化 > 教育 > 箕面市教員養成セミナー「ぴあ・カレッジ」 > R7「ぴあ・カレッジ」第4回セミナーの様子
更新日:2025年8月26日
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令和7年(2025年)7月5日(土曜日)、今年度の「ぴあ・カレッジ」の第4回目のセミナーを箕面市立中小学校で実施しました。
第4回目のセミナーは、
1.ぴあ・カレッジを通じて現場で働く先輩から学ぶ
2.主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくりについて学ぶ をめあてとしました。
セミナーの前半は、ぴあ・カレッジを卒業し、現在箕面市の学校で勤務する辻教諭、島津教諭、志々目教諭をお招きし、ぴあ・カレッジに参加したきっかけ、教職の魅力ややりがい、ギャップなどについてトークセッションを行いました。
先生方が子どもたちとの関わりの中で感じた喜びや日々の葛藤を乗り越えてきたエピソード、授業づくりや学級経営で大切にしていることなどをお話してくださいました。教職という仕事の奥深さと魅力を再認識し、それぞれが教育への思いを新たにする貴重な時間となりました。
セミナーの後半は、宮川教諭から授業づくりで大切にしている視点や実践を紹介していただきました。子どもたちが主体的に学ぶために大切にしていることや実際に取り組まれている工夫について、具体的な実践例をを交えながらのお話でした。特に子どもたちの反応を丁寧に受け止めながら授業を展開していく姿勢や「問い」を大切にした授業づくりは、受講生にとって多くの気付きや学びがありました。
【ぴあ・カレッジノート(受講生のふりかえり)より】
<学んだこと・今後に生かしていきたいこと>
・授業研究の大切さを学んだ。子どもの姿から日々の授業への改善点を見つけていくことが必要だと分かった。「子どもから学ぶ姿勢」を忘れずに持ち続けたい。向上心を常に持ち続け、取り組める人でありたい。
・子どもたちに愛情を持ち、それを言葉や行動で示し、伝えながら関わっていくことが大切であると学んだ。何事にも思いや願いがあり、全力で動いているつもりでも子どもたちや保護者の方には伝わらないこともあるため、向き合いながら関係づくりを大切にしていきたい。
・主役は子どもという言葉がとても心に残った。教師がすべきことは、答えを提示するのではなく、それまでの過程の道を通りやすく、少しずつ整備することだと思った。子どもたちの中にある引き出しをどれだけ多く引き出すことができるかは、先生の力にかかっているため、広げて深められるようにしたい。
<ふりかえり>
・先輩方の先生の魅力についての話やイキイキしている姿を見て、私もあんな姿になれるように頑張りたい!と未来の自分の姿を想像しながら頑張ろうと気持ちになった。私は、9月に教育実習があるため、本日の授業づくりなどの学びをたくさん活かして、先生方から工夫など吸収していきたい。
・保護者対応は特に不安なことの1つだったが、先輩の話を聞いて少し不安が和らいだ。周りの先生方との連携、保護者と教師はチームであるということを意識したい。現場の方の話をたくさん聞くことができて、教師になりたいという思いがより強くなった。
・「学級目標を形だけで終わらせない」という言葉がとても印象に残った。学級目標も授業のめあても、教師がただ形として決めるのではなく、子どもがいかに行動に移せるか、行動に移そうと思えるかを意識することが重要だと思った。
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