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更新日:2023年2月28日

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令和4年度「ぴあ・カレッジ」第7回セミナーの様子

令和4年(2022年)9月10日土曜日に「ともに学び、ともに育つ」箕面市の支援教育について理解を深めること、障害のある子どもの保護者の話を聴き、当事者の思いについて理解を深めることをめあてとして、「ぴあ・カレッジ」第7回セミナーを開催しました。

今回のセミナーでは、

第1部:「箕面市の支援教育について」箕面市教育委員会 人権施策室の田口指導主事

第2部:「ともに学び、ともに育つ 箕面の支援教育 ~保護者の視点から~」宝塚市社会福祉協議会総合相談支援課長障害者自立生活支援センター長 髙田様をお招きし、講義を受けました。

まず第1部では、箕面市が大切にしている「ともに学びともに育つ」支援教育の理念について知ることから始まり、支援学級や通級指導教室といった学びの場について、医療的ケアや発達障害について、気になる子どもへの関わり方についてなど、様々な視点から箕面市の支援教育について学びました。

田口指導主事

第2部では、宝塚市社会福祉協議会総合相談支援課長障害者自立生活支援センター長で元箕面市立小中学校の保護者である髙田様に、支援学級に在籍していたお子様と保護者としてどのように向き合われてきたのか、同じクラスの友だちや先生との関わりでお子様がどのように成長してきたのかということを当時のことをふり返りながらお話いただきました。受講生は「保護者の生の声」、教員やクラスの関わりがいかに子どもの成長に影響するかということに、やりがいと責任を感じている様子でした。

髙田氏

 

【ぴあ・カレッジノート(受講生のふりかえり)より】

<学んだこと・今後に生かしていきたいこと>

・関わり方のポイント「CCQ」(Calm穏やかに、Close近づいて、Quiet静かに)について学びました。起こった事例に対し咄嗟に対応してしまいがちですが、教員自身が冷静に、また穏やかになることを意識することが大切だと思いました。                                          

・魔法の言葉「ナラのシカ」について学びました。「~しかできない」ではなく「~ができる、すごい」と言い回しを少し変えるだけで、聞き手の受け取り方も変わり気持ちのよいものだなと思いました。教員自身が意識をし、伝え方を変えることが大切だと思うのでこれから意識して使ってみようと思います。

・高田さんのお話の中で「『思い込み』『先入観』が子どもの可能性を摘み取る」という言葉から、障害の有無にかかわらず子どもたちの力や能力というものを勝手に決めつけてしまうことは、子どもたちの成長を妨げることになるということをあらためて学ぶことができました。親切心から全てを手伝うのではなく、できるまで「見守る」「信じる」ということを大切にしていきたいと思いました。

 

<感想>

・今回の講義を通じ、教員になった時、大切にしたい「子どもたちのために」という思いがより一層大きくなった。講義を通して、教員の行動一つで子どものためになるだけでなく、周りの子どもたちの道徳心や人間性も育てることができることを痛感した。そのため障がいの有無に関わらず、子どもたちが必要とする支援などを提示できる知識や技量を早く身につけることや私自身の人に対する思いやりの精神などの軸をしっかりと持つべきだと強く感じた。また、子どもの成長には教育現場にいる教員だけでなく、多くの人が関わっているため、連携する姿勢を持つことを忘れずにいられる教員でありたい。

・今回の講義を受けるまで、支援教育はより責任を感じ、支援の仕方に自信がなく不安だったため正直、避けて通りたいと思っていた。しかし、支援教育は支援の仕方や情熱によっては大人の予想していた可能性を遥かに超えて、子どもたちが成長していくことにとても興味を持ち、より学んでいきたいと思った。また、支援教育は周りまでも成長させてくれるすばらしいものだとも感じた。障がいのある子どもを通して、クラスや学年が一つにまとまったり、思いやる心を育てたり、「ともに学び、ともに育つ」とは、こういうことだったのかととても感動した。

 

 

 

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