更新日:2024年5月21日

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令和5年度第6回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書

日時、場所、参加者など

日時:令和6年(2024年)3月19日(火曜日)午前10時から正午

場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園 プレイルーム

出席者:構成員など21名、事務局5名

傍聴者:なし

内容

1.冒頭

  • 座長挨拶。
  • 配布資料及び案件と時間配分を確認。

2.各案件

案件 1 障害者通所施設(中部地域)の整備およびあかつき園の再整備について

事務局より資料1-1から資料1-4に基づき説明。以下のとおり質問・意見があった

  • 中部施設のエレベーターのサイズ感、車椅子が乗れる台数は。

    (事務局)
    横1.5メートル、奥2.5メートル。ストレッチャーと支援員が同時に乗ることができるようにしている。
  • できれば4台と支援員が乗れるのが理想。
  • 資料1-2の2(2)一日のスケジュールは決まっているのか。指定管理事業者が決めるのか。帰る時間を15時半とした理由は。

    (事務局)
    あくまでも例として記載しているもので、決定ではない。
  • 設計事務所がどこの会社か教えて欲しい。バリアフリーの知識がじゅうぶんあるところかが知りたい。

    (事務局)
    11月にも説明したとおり、病院などの福祉施設の設計の経験があると聞いている。動線やトイレなどについても助言をもらいながら進めている。「綜企画設計事務所」というところである。
  • 定員60名とのことだが、通所が始まるまでのスケジュールは。

    (事務局)
    まず運営法人である指定管理者を選定し、運営法人が利用者の募集を行う。令和7年7月の開所を予定しているので、そこに向けてスタッフの募集、支援学校への案内などを行っていく。いきなり60名になることはなく、段階的に増えていくと想定している。利用者募集については運営法人と一緒に周知を図っていく。あかつき園の利用者にも中部施設ができることの案内が必要と考えている。
  • あかつき園を再整備するにあたって、東部施設を先に建てて、現在の利用者が困らないようにすると聞いていた。中部施設はあかつき園の再整備の間利用できるということだが、あかつき園の再整備が終われば、そのかたたちはあかつき園に戻るのか。そしたらまた中部施設の利用者を募集するということか。

    (事務局)
    あかつき園のかたが中部施設を利用することも想定している。あかつき園再整備では、敷地内の施設利用など、さまざまな手法を合わせて検討している。あかつき園の再整備後、引き続き中部施設を利用したいと思うかたもいるかもしれないし、新しいあかつき園を利用したいと思うかもしれない。中部施設の利用をするかどうか、あかつき園に戻るかどうかは、一律の対応ではなく、それぞれで判断いただくことになる。
  • 資料1-3の平面図。車の動線について、メインの道路から出入りするので渋滞を考慮してという話があった。一般の車が利用するのであれば、逆向きのほうがいいのでは。また緑地側に出るという案もあるのかなと思った。今の向きになった理由を教えていただきたい。

    (事務局)
    まず北側に出入り口を作ることは警察との協議でできず、東側、南側の活用しかできなかった。南側の道路に2ヶ所設けるということも検討したが、東から西に向かって道路が下がっており、東側道路に近いところが高低差が少ないため、そこから入る案とした。近隣に住宅もあるので、なるべく歩行者、自動車に迷惑がかからない形で考えた。
  • 横が農地とのことだが、「売地」と看板が出ているので住宅地だと思う。また、南側の道路は多くのミキサー車が通ってとても危ない。安全面が心配。

    (事務局)
    敷地の西側の土地の北側は営農されている。西側の土地の南側は現在造成工事をされていて、売地となっている。西側の土地のかたには、施設を建てることについて情報共有をして進めているところ。ミキサー車については指摘のとおりで、道路の西奥の会社と連携を図って互いに注意していきたいと考えている。
  • あかつき園の就Bの利用者は代替施設に行って、引き続き今までの作業をして戻れると思っていた。先ほどの説明ではどこに行ってもいいということだが、宙ぶらりんで納得できない。利用者への説明や心のケアはどう考えているのか。

    (事務局)
    あかつき園の再整備にあたって、今の利用者のサービスをどう継続するか、敷地内での建替ができないかも含めて検討を進めてきた。今の形で活動場所が残せたら利用者の負担が少ないのではないかと考えている。ただ、工事期間中の安全確保などの課題があり、検討している段階。選択肢としてどういうものが示せるか、改めて説明が必要と考えている。
  • あかつき園の就Bの人たちはいずれバラバラになるということか。

    (事務局)
    全員が一律で、今の場所に残ってもらうことは考えていない。今の場所を継続したいかたもいるだろうし、別のところに行きたいかたもいると思う。
  • あかつき園の工事中、ワークセンターささゆりの騒音は大丈夫なのか。

    (事務局)
    同じ敷地の中で建て替えをする以上、音や車の動線など、ワークセンターささゆりの利用者の心配事も多いと思うので、あわせて説明が必要と考えている。
  • 個人的な思いとしては、あかつき園の建て替えが終われば、元の支援者、元の利用者に戻してほしい。それが子どもたちにとっての安定だと思う。

    (事務局)
    建て替え後に運営法人を公募する予定で考えている。利用者の安定やスタッフの募集なども含めて、公募の内容やタイミングの検討が必要と考えている。

 

案件2 地域生活支援拠点等の機能の検証・検討について

事務局より資料1-1から資料1-4に基づき説明。以下のとおり質問・意見があった。

  • 委託相談を受けている。緊急時の受け入れ対応が今年度1件あり、高齢者施設にお世話になった。市外9事業所は受け入れ不可だった。市外なので送迎の問題もある。切実な問題なので前向きに検討いただきたい。
  • 「相談」の24時間支援体制について具体的に教えてほしい。

    (事務局)
    基幹相談支援センターは市の地域包括ケア室になるが、土日や閉庁時はライフプラザの守衛につながり、そこから地域包括ケア室に緊急連絡が入るという体制をとっている。そこから相談支援事業所と連絡をとったり、市外9事業所に空きの確認をしたりという流れになる。空きがなければ、高齢者施設にあたる。計画相談とも調整していく。
  • 在宅生活者の一番の心配事。早急に整備してほしい。
  • 「専門的人材の確保・養成」について、豊中市では介護職員初任者研修の助成をしている。吹田市でもやっている。ぜひ高齢部門と一体となって取り組んでほしい。

    (事務局)
    福祉人材の確保は障害だけでなく高齢分野でも課題。高齢はハローワークや近隣市と協力し、福祉の仕事の相談会なども実施している。働きがいや魅力を伝える記事をもみじだよりに掲載している。令和6年度も、障害と高齢で同様に啓発記事を掲載したいと考えている。他市の取組も含め、より効果的な支援策を検討していきたい。
  • 「体験の機会・場」と「地域の体制づくり」について、どこの部署が所管になるのか。国として整備スケジュールがあるのか、また市としてはどうか。

    (事務局)
    国からは各市の状況に応じて必要な機能を備えるよう示されている。必ずしも全ての機能を整備しなければならないわけでない。「地域の体制づくり」については、自立支援協議会で取り組んでいることで、実質的に機能を果たしているとするのか、機能として検討しなければならないのか、地域包括ケア室とも一緒に考えていきたい。「体験の機会・場」はいつまでにということは決めていない。今日のような場でみなさんの意見を聞きながら検討していく。
  • 体験の場について、昔はあかつき園で体験をやっていた。あかつき園の再整備の中に位置づけてほしい。体験を通じて親離れ、子離れがスムーズに進む。

    (事務局)
    あかつき園の建て替えに合わせて必要性を検討していきたい。

案件3 その他

  • 第4次箕面市障害者市民の長期計画(みのお‘N'プラン)及び第7期箕面市障害福祉計画・第3期箕面市障害児福祉計画のパブリックコメント手続実施結果について

    意見を読んでびっくりした。ワークセンター小野原に対する非常に長い反対意見が出されている。パブコメとしてきっちりと対応しないとまずいと思う。自治体としては、こういった市民の声に耳を傾けることも必要。障害者が受け入れられていないということが垣間見える、ある意味貴重な意見だと思う。こういう意見を受けて、市でどのように議論したのか。

    (事務局)
    いただいた意見については、保健医療福祉総合審議会で審議いただき、市として真摯に対応するよう、「審議会の考え方」としてまとめている。差別解消に関する取組についてもっと記載したほうがよいという意見もあった。パオみのおの移転反対運動もふまえ、改めて計画内で市の姿勢を示している。東部地域のかたとも引き続き対話を続けていく予定。

    出された意見はそのまま公開されているのか。割愛されていないか。

    (事務局)
    資料2ページに記載のとおり、原則として原文のまま公表しており、趣旨を正しく反映するために必要な場合などのみ修正している。
  • オレンジゆずるタクシーについて(報告)

    資料3-2の輸送範囲の確認。以前は距離制限はなく、通院であれば遠方の病院にも行けていた。以前、距離制限の話があったが、枚方市内の病院や神戸の病院への通院も従来どおり利用できるということか。

    (事務局)
    距離については、遠方の病院に通院しているかたもいるので制限は行わないと聞いている。

    12台から8台に減っている中で、予約がとりやすくなるかはやってみないと分からない。実証実験期間なので、一定期間やってみて、台数の増減や利用内容の変更もありうるのか。

    (事務局)
    持ち帰って担当室に確認し、後日回答させていただく。

    予約について団体内で苦情があがっている。4月、5月の予約をしようとしたが電話がつながりにくかったと聞いている。1日かかってそれでもつながらなかったと聞いた。再登録者から優先的に予約を受け付けるとか、そういう配慮をしてほしかった。

    (事務局)
    改善できるところがないか担当課に伝える。

    はじめは2か月前の予約からスタートして、落ち着いたら3か月前からにするという話があったが、早く3か月前からの予約にしてほしい。

    (事務局)
    そのあたりの目途も確認して報告させていただく。
  • 箕面萱野駅前南側交通広場について

    触地図がないのが残念。阪急牧落駅にはある。せっかく点字版があっても中途半端なものは使えない。触知図に音声をつけることで一人で歩く人も安心できる。全ての人が点字を読めるわけではないので、今の状況だと大変残念。そういう意見を伝えてほしい。

    南側はタクシー乗降場ではないのか。大型バスが通るのか。

    (事務局)
    昨年7月の資料では送迎バス乗降場とある。

    新しい駅ができ、障推協として見学する必要があるのかなと思う。開業後は難しいかもしれないし、南側広場開業後のほうがいいかもしれないが、見学を検討してもらえないか。

    (事務局)
    できるかどうかわからないがご意見として承る。
  • 専門部会の報告について
  • 各種会議への出席報告について

資料

 

よくあるご質問

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所属課室:健康福祉部障害福祉室 

箕面市萱野5-8-1

電話番号:072-727-9506

ファックス番号:072-727-3539

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