令和4年度第2回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書
日時、場所、参加者など
日時:令和4年(2022年)7月20日(水曜日)午前10時から正午
場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園 プレイルーム
出席者:構成員など17名、北急まちづくり推進室2名、事務局4名
傍聴者:なし
内容
内容は下記のとおりです。
1.冒頭
2.各案件
案件1 箕面萱野駅前北側交通広場の計画について
北急まちづくり推進室から資料1に基づき説明。以下のとおり質問、意見があった。
- 点字ブロックの色は何色か。また階段が船場の文化芸能劇場の階段のように斜めになっていないかを教えてほしい。
(北急まちづくり推進室)
広場内の床は白。段鼻の色は未定だが、黄色など分かりやすい色を考えている。階段については船場のように斜めでなく、進行方向に向かって直角になる予定。
- 阪急電車は点字や音声案内がありわかりやすいところもあるので参考にしてほしい。
- エレベーターはガラス張りか。緊急時のテレビモニターはついているか。
(北急まちづくり推進室)
エレベーターに乗り込んで正面側がガラス張りになっている。テレビモニターはエレベーター内と外側についており、通常は現在の階数が表示される。かご内のモニターは、緊急時に表示が出るようになっている。
- 東側のエレベーターは既存のものか。ここからバス停まで車椅子で段差なくスムーズにいけるようになっているか。
(北急まちづくり推進室)
既存のもの。バス停まではかやの広場を通って段差なくスムーズにいける。境界まで駅ビルの予定なので、芝生の部分を通る形になる。
- 芝生は隆起が起きたり、長く利用していたら雨の影響なども受ける。車椅子だとがたがたして通りにくくなる。コンクリートがあれば確保してほしい。
- 芝生の上は、ベビーカーや高齢者の手押し車も通りにくいと思う。
(北急まちづくり推進室)
かやの広場はこれから工事のために一時閉鎖する。復旧計画は未定のため、今のご意見を参考にさせていただく。
- 新しいエレベーターはストレッチャーも入れるようになってありがたい。
- エレベーターに車椅子で乗る場合、横付けでボタンを押しに行くが、壁や段差があるとボタンが押せない。出入り口の左右はどうなっているか。
(北急まちづくり推進室)
北側が出入り口となっていて、キューズモールのすぐ南に位置している。エレベーターの西側は高架下で、バス乗り場に通じる歩道となる予定。エレベーターを出て左右どちらも空間があり、壁が立ち上がる予定はない。
- バスターミナルから電車に乗る場合、車椅子で2階に上がる手段は今回新設のエレベーターか、それとも既存のエレベーターか。スロープはあるのか。
(北急まちづくり推進室)
スロープで2階に上がる動線は考えていない。国道423号をまたぐが、そちらにも既存でエレベーターがある。
- バスターミナルには上屋がつくのか。
(北急まちづくり推進室)
バス乗り場の待合に雨よけのひさしがつく予定。
- 南側の身障者用乗降スペースは今後の検討ということか。駐車場の確保は予定していないのか。
(北急まちづくり推進室)
南側交通広場に身障者用乗降スペースを予定しており、具体的な仕様が固まったら改めてお示しする。一時的な停車スペースのため、駐車する場合はキューズモールの駐車場を使ってもらいたい。
- キューズモールの扉を出たところについて、今は誰でも歩ける通路になっているが、変更はないのか。東側のエレベーターを下りてまっすぐ行けばバスターミナルにも入れるのか。
(北急まちづくり推進室)
そのとおり。東側のエレベーターを出て西に歩くとスロープがあり、そこからバスターミナルに入ることも可能。
- バスが9台止まる設計で分かりづらく、視覚障害のかたが困るのではないか。何番乗り場にどこ行きのバスがあるなどの音声ガイダンスを流すなど、分かりやすい方法をお願いしたい。(
北急まちづくり推進室)
音声ガイダンスの計画はないが、どうしたら迷わずバスターミナルに行けるか誘導方法について引き続き検討する。
- 千里中央のバスターミナルのように案内所はあるのか。サイネージは全盲のかたは使えない。音声による案内を考えてほしい。視覚障害者が一人でも行けるアクセシビリティを確保してほしい。
(北急まちづくり推進室)
広場の北側のスロープの右角に無人の券売所、サイネージを設置する予定。ご意見については阪急バスと情報共有し一緒に検討していく。
- 大阪駅前のバス案内板はすごく分かりやすいので参考にしてほしい。
- オレンジゆずるバスも停まるのか。交通広場にトイレはあるのか。
(北急まちづくり推進室)
路線バスもゆずるバスも停まる予定。トイレの整備は予定していない。駅舎内、キューズモールのトイレをご利用いただきたい。
- バスターミナルの出入り口の横断歩道に信号はないのか。
(北急まちづくり推進室)
4方向と歩道にも信号がつく。
本日いただいた意見については改めて回答する。
案件2 第6期箕面市障害福祉計画・第2期箕面市障害児福祉計画の実績について
事務局から資料2-1、資料2-2に基づき説明。以下のとおり質問、意見があった。
- 11ページの入浴サービスについて、実績が少なくなっている理由は。日中一時支援はどこで行っているのか。9ページの成年後見制度の法人後見について説明してほしい。
(事務局)
入浴サービスの実績が計画値より下回っているのはコロナの影響。利用回数が見込みを下回り、利用者も若干減っている。日中一時支援について、明光ワークスが支援学校高等部を対象に実施していたが、令和3年度末で廃止となった。他には豊中市のあすなろ、箕面市の支援センターい~なが日中一時支援の指定を受けている。法人後見支援事業は地域包括ケア室が所管となるので、あらためて説明させていただく。
- 入浴サービスについて、登録者が減った訳ではないのか。入浴とはささゆり園での入浴のことか。
(事務局)
利用決定件数が減っているかどうかは分からない。入浴サービスは訪問入浴とささゆり園で実施している施設入浴の2種類があり、両方合わせた実績となっている。
- 1ページのデータについて。身体障害者が前年に比べて減っている。そのうち67名が65歳以上。減っている理由が分かれば教えてほしい。手帳のカード化を始めたと思うが、その申請件数を教えてほしい。
(事務局)
明確な原因は不明。カード切り替え件数は手元に数値がないので確認してお伝えする。
- 8ページの発達障害者等に対する支援について。ペアレントトレーニングなどの支援プログラムはどういった内容なのか。どのように周知をしているのか。
(事務局)
事業の内容や周知方法について教育委員会に確認する。
案件3 その他
・専門部会の報告について
(仮称)手話言語及び多様な意思疎通のための手段の利用促進条例部会について新居部会長より報告。
・各種会議への出席報告について
各構成員より報告。
・(情報提供)障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律(障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法)の制定について(令和4年5月25日施行)
事務局より情報提供。
・映画会・講演会「知ってほしい障害者の生活」について
事務局より情報提供。
・文化芸能劇場の現地視察について
事務局より日程調整の連絡。
・定員10名を超過するグループホームに関するアンケートについて
事務局よりアンケートへの協力依頼。
資料