令和元年度第4回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書
日時、場所、参加者など
日時:令和元年(2019年)11月20日(水曜日)午前10時から正午
場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園 会議室1
出席者:構成員など20名、事務局4名、市民安全政策室3名
傍聴者:1名
内容
内容は下記のとおりです。
1.冒頭
- 座長挨拶。
- 事務局より配布資料の確認。座長から案件と時間配分を確認。
2.各案件
案件1 災害に備えた取り組みについて
- 本当に災害時に1万4千人もの安否確認ができるのか。
(市民安全政策室)
避難行動要支援者名簿を地区防災委員会(以下「地区防」)にもお渡しし、あらかじめ地図に落とし込んでおくなど、普段使いの中で準備いただきたいと考えている。
- 日常的に消防、警察、民生委員で情報共有するとのことだが、実際機能しているのか。
(市民安全政策室)
民生委員が一番活用していると感じている。1件1件まわって足で集めた情報も反映しており、昨年度の地震の際も実際に使ったと聞いている。
- 名簿の取り扱いについて、プライバシーの問題もあるのではないか。
(市民安全政策室)
個人情報が載っているため慎重な管理をお願いしており、金庫で保管していただいている。今のところ問題があるとは聞いていない。
- 重度障害者にも対応できるよう、福祉避難所における人的・物理的な基準、最低限備えるべきものなど検討してほしい。
- 重度の身体障害、視覚障害、車椅子のかたなどをサポートする技術的訓練は行っているのか。
(市民安全政策室)
地区防の独自訓練として、車椅子の押しかたなどを勉強している地区もある。良い取り組みはほかの地区にも情報提供している。
- 重度重複障害者や大勢の環境が苦手な自閉傾向の子については直接福祉避難所に行かせてほしい。
(市民安全政策室)
最初は指定避難所に避難し、必要に応じて教室などに入ってもらう。それでも難しければ福祉避難所に移ることになるが、体制が整わない段階で避難しても対応できない。施設の被害状況、スタッフの参集状況なども確認してからの開設になる。
- おむつやベッドの手配など、市として指定避難所での体制を整えてほしい。
- 平常時、災害時、避難所でのケアプランを作ってほしい。
- 当事者から声を上げる必要もある。地区防に平時から障害者のことを知ってもらうことで、避難所に何を整備するかを考えてもらうきっかけにもなる。
- 名簿を手がかりに、障害者の災害時の支援をどう進めていくかが大事。
- 地区防に対して、避難行動要支援者名簿をどう活用するかの周知・啓発が不十分である。
- 音声で119番などができない聴覚障害者などのために、通報ボタンを押すだけで救助要請やGPSでの位置確認もできるネット119というサービスがある。全国でも一部の自治体しか導入されておらず、箕面市でも取り入れてほしい。
案件2 第5期箕面市障害福祉計画・第1期箕面市障害児福祉計画の実施状況について
事務局から資料3、4に基づき説明。
案件3 その他
・(仮称)箕面市立ワークセンター小野原の指定管理者の公募について
・第1回障害者差別解消部会(11月6日)の報告について
・箕面まごころ応援カードの対象者拡大について
事務局から説明。
資料