令和2年度第3回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書
日時、場所、参加者など
日時:令和2年(2020年)11月18日(水曜日)午前10時から正午
場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園 プレイルーム
出席者:構成員など21名、事務局5名、子どもすこやか室2名
傍聴者:なし
内容
内容は下記のとおりです。
1.冒頭
- 座長挨拶。
- 構成員に変更があったため構成員名簿及び部会希望調査結果を更新。
2.各案件
案件1 第6期箕面市障害福祉計画・第2期箕面市障害児福祉計画について
事務局から資料2に基づき説明。以下の意見、質疑があった。
<第1章>
- 人材確保は重要な項目だと認識しているので、第3章だけでなく11ページの重点施策の(1)にも人材の確保・養成について記載をしてほしい。
- 12ページの(1)に高齢化・重度化について記載されているが、日中活動の場においても高齢化・重度化が問題になっているので、市として積極的に支援するためにも(3)にも盛り込むべき。
<第2章>
- 33ページのマル2はもっと充実化が必要。達成状況は「△」ではないか。
- 聴覚障害者への情報保障として、ホームページにおいて手話通訳や字幕を入れた動画配信による情報提供をしてほしい。
- 本庁への通訳者の配置について実施目標にいれてほしい。
- マル6について、特に要約筆記は知らない市民が多数いるので、毎年の講習会以外の啓発方法が必要。「達成状況○」にしてしまうのはどうか。
- 37ページの4について、まだまだ手法があるという意味で達成状況△なのは非常にいいと思うが、具体的な手法をひとつでも挙げたほうがいい。
- 52ページの3について「達成状況〇」になっているが、医療的ケア懇談会が「切れ目のない支援」を実施する内容にはなっていない。
- 達成状況について、29ページの欄外に示されているとおり解釈すれば、実施していれば○になるが、評価のしかたについての理解にズレがあるように感じる。書きかたなどを検討する必要があるのではないか。
(事務局)
内容によって実施中で○とするもの、達成して○になるものがある。考えかたについて第5期計画中に変更することは難しいため、第6期の行動目標の評価を実施する際に、あくまで実施状況を確認する項目だということを共通認識として持てるような表記及び評価手法を検討する。
<第4章>
- 100ページの1(2)についてゆずるタクシーなどは生活に直結する内容なので、(1)同様に「当事者意見の反映」を行動目標に入れてほしい。
- 民間事業者の障害者への理解促進がまだまだ進んでいない。研修や職場での困りごとを相談するための体制整備(ジョブコーチなど)のための助成金がある。2(1)2に、法定雇用率を満たしている事業主については障害者雇用納付金制度の積極的な利用を促すという新しい目標項目を設けて、市が民間事業者へ制度周知を行っていくことが必要。障害者自身が雇用主に依頼するのはハードルが高い。
(事務局)
差別解消法の関連で、府条例の改正により、事業者による合理的配慮が大阪府下では義務化される見込み。周知などについては府と連携して検討を進めていきたい。
案件2 (仮称)箕面市立ワークセンター小野原について
事務局から資料3に基づき説明。
- 設計図案が用意できたのでハード面についてのご意見をいただきたい。
- 1階は身体障害者、2階は知的障害者のかたが過ごす。
- 地元への説明会を休日及び平日に1回ずつ開催予定。日程が決まり次第お知らせする。
- 団体への説明は希望があれば市から出向く。
以下の質疑・意見があった。
- 短期入所の設置拡充が課題だと思うが、ワークセンター小野原の中に短期入所を設置する予定はないのか。
(事務局)
短期入所の機能を備える予定はない。
- スロープはついているのか。
(事務局)
2階、3階へのスロープはついていない。
- 廊下が狭い。福祉のまちづくり条例が3月に改正されているはずなので基準を確認してほしい。
- 2階の個室スペースの用途は。
(事務局)
障害特性に応じて対応するための個室になっている。
- 新設なので、今の時点で使いかたを決めてしまわず、柔軟な使いかた、運用のしかたでつくっていただきたい。
- 車椅子を使っている身体障害者は1階から他の階への移動の可能性はないのか。あればエレベーターの大きさが課題になる。既存施設等での現状も把握して検討してほしい。
(事務局)
移動はあると考えているので、エレベーターについても車椅子やストレッチャーが使用できる大きさで考えている。
- 廊下の幅は1階と2階は同じなのか。
(事務局)
車椅子が通れるよう、2.5メートル以上の広さで考えている。
- 廊下やドアの幅は車椅子移動にとっては非常に重要であるため、よく検討してほしい。福祉のまちづくり条例はあくまで最低基準を示しているもの。
- エレベーターが1機で十分に機能を満たせるのかが心配なので、合わせて検討してほしい。
- エレベーターは全ての障害者の障害特性に応じて機能を検討してほしい。非常用電源や双方向のモニターつきインターホンなどの災害時の対策を検討してほしい。
案件3 その他
・親子ボッチャ教室の参加者募集について
事務局から情報提供。
資料