令和3年度第6回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書
日時、場所、参加者など
日時:令和4年(2022年)3月16日(水曜日)午前10時から12時半
場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園 プレイルーム
出席者:構成員など15名、事務局4名、道路整備室3名、青少年育成室1名、地域活性化室1名、建築室3名
傍聴者:1名
内容
内容は下記のとおりです。
1.冒頭
2.各案件
案件1 桜井駅前広場の整備について
道路整備室より説明。
- 令和2年7月の箕面市障害者市民施策推進協議会で、東側のバス停予定箇所の屋根設置と駅前広場の整備を令和2年秋頃から実施する予定とお伝えしていた。実際の状況は、バス停予定箇所の屋根設置については予定通り令和2年度末に完了したものの、用地交渉が難航したため、駅前広場の整備は未着手のまま。これまで整備内容に関するさまざまなご要望をいただいていた。そのため、ご要望に関して反映できないかといった検討をあわせて行ってきたところ。本日は変更した計画をお示しする。今後の予定としては、今年の7~8月頃に建物の解体工事が行われる見込みであり、その後駅前広場整備に着手し、令和4年度末に完成させる予定で進めていく。
- 大きな変更点は、公衆トイレと一時駐車スペースの2点を追加で設けたこと。
- 変更に至った経緯として、まず公衆トイレは、地元自治会より、「整備後の駅前は地域のオープンスペースとして、祭やイベントなどによりますます活気付いていくことが想定される。そのため公衆トイレを設けて欲しい。」というご要望をいただいた。一時駐車スペースについては、地域の方々より、「タイムズがなくなってから路上駐車が特に多く、地域の喫緊の課題となっている。今後整備される駅前広場には一時駐車スペースも設けて欲しい。」というご要望をいただいた。前回の本協議会でも同様のご意見をいただいていた。以上のご意見ご要望を受けて、公衆トイレと一時駐車スペースの2点を追加設置する計画に変更したもの。
- 計画内容として、まず前回計画同様、地域の要望である「駅前広場はイベントなどが良く見えるようなオープンスペース」として、視界を遮る遮蔽物のないように計画した。設けるロータリー内の配置は、東側にはバス停予定箇所、南側にはタクシー乗降場、西側には一般車降車場としている。その他、一般の駅への送迎車については中央に設けている一時駐車スペースをご活用いただく。このように、バス・タクシーといった公共交通機関と一般車の通行分離をはかることで安全な機能を有した駅前広場を計画した。なお、身障者用車両乗降スペースは改札口から近い南西角に、公衆トイレは北東角に設けた。
- 交通管理者である警察との協議が完了し、安全に実現できる計画として固まった。なお、来月には地元説明会を予定している。
以下のとおり質問、意見があった。
- なぜ用地交渉に時間がかかってしまったのか。
(道路整備室)
未買収の用地1件については、土地所有者との費用交渉に時間がかかった。
- 多目的トイレに介護ベッドはついているのか。
(道路整備室)
介護ベッドについては、管理をしていくうえで有人でないと違う目的で利用されることがあるという事例もある。道路上のトイレでは掃除なども週1回程度であり、有人管理ではないため、介護ベッドの設置要望にはお応えできない。なお、道路上のトイレにおいて、「道路の移動等円滑化整備ガイドライン(以下「ガイドライン」という。)」の基準により設置しなければならないものについては全て設置している。
- 駅の近くに介護用ベッドのついているトイレのある施設はあるのか。
(道路整備室)
今情報がないので、調べたうえで障害福祉室を通じて報告させてもらう。
- 前回意見は結構反映されて改善されたと感じている。
- 多目的トイレはユニット式か。図面は見せてもらえないのか。
(道路整備室)
ユニット式のトイレになる。口頭で申し訳ないが、仕様としては、「1 腰掛式便器、2 オストメイト設備、3 大型手洗器、4 ベビーシート、5 手すり」を予定している。以前、公園緑地室案件のこの場でのご要望などについては、同じみどりまちづくり部として部内で共有している。その際に「介護ベッドの設置」と「車椅子の回転径を1.5メートルでなく1.8メートル」の2点ご要望されていることは伺っている。
まず、道路整備室としては、ガイドラインに基づき計画していく。先述した5つの仕様はこの基準の中に記載されているもの。ほかに、例えば、出入口有効幅について「800ミリ以上」という記載があるが、「以上」であるため900ミリを採用といった、基準の中でもできる限りの対応をしていく予定。
あわせて、ご要望いただいている2点についても歩み寄れないかは検討した。まず、介護ベッドは、先に回答したとおり管理者が常駐しない施設であることから設置できないことを、ご理解いただきたい。回転径1.8メートルについても明記はされてはいないが、室内寸法について「2.0メートル×2.0メートルとする。2.2メートル×2.2メートルとれるのならより望ましい。」という記載があり、少しでもゆとりを設けるため後者を採用しようと考えている。2.2メートル×2.2メートルに回転径である1.8メートルの円を落としたが、便器の角はどうしても干渉した。干渉箇所については車椅子の切り返しをしていただくなどのご不便はお掛けするが、回転径1.8メートルのスペースとしては大部分確保できることと、ガイドラインの中で最大限歩み寄った結果としてご理解いただきたい。
- 基準に従っているというのは分かるが、できるだけ当事者の声を聞いて反映できる部分は検討してほしい。車椅子だけでなく、視覚など多様な障害者や子どもなどにとっても使いやすいように考えてほしい。
- 図面を示したうえで、事前に協議をしてほしい。
- ユニット式では対応に限界があると思うので、今後検討していただきたい。
(道路整備室)
図面については、検討中の部分もあるため、仕上がった段階で障害福祉室を通じて配布する。
- 車椅子用乗降スペースの設置はありがたい。改札に近い場所などは意見を聞いて考えてもらえたと思う。
- 屋根がないのは遮蔽物を置かないためか。物理的に無理なのか。
(道路整備室)
そのとおり。現在予定している南西側では歩道幅が狭いため屋根の設置は難しい。
- 雨が降ると屋根がないところではかなり濡れる。車椅子だとさっと降りられる状態ではなく、別で支援者が傘をさすなどの配慮が必要になる。今回初めて言った話ではない。高齢者も多く、障害者だけの問題ではない。要望についてどうしたら解決できるかの検討が足りない。もう一歩進めてほしい。
(道路整備室)
東側のバス停に屋根を設けているが、延長18メートルと、通常より長い屋根にしており、休憩スペースにもなる。バスも一時間に1本程度で、雨の日は屋根の部分を雨除けとしてご利用いただくなど有効に活用いただけたらと考える。限られたスペースにロータリー機能と駐車スペースを安全に共有することを検討した結果、今示しているものになっている。
- バス停スペースも使えることを掲示してほしい。
(道路整備室)
一度持ち帰って、なにか工夫ができないかを検討させていただく。
- バス停はそのように使ってはいけないと認識しているし、障害者が勝手に使っているという批判の的になってしまう。法令を守って生活しているので市がその発言はどうかと思う。
- バス停は車が回ってくるので乗降場所としては危険ではないか。タクシー乗り場の1台分を乗降スペースにしてもらえないか。
(道路整備室)
身障者用車両乗降スペースはタクシー乗り場がある場所でも検討したが、一般車が停めかねないので今の場所に設置した。ただ、今の意見を踏まえて配置は改めて検討させていただく。
- 横断歩道を渡らないといけない位置に車椅子用乗降スペースがあるが、歩行がゆっくりなかたや不安定なかたが使うこともあると思う。横断歩道に信号がつくのであれば、長さなども配慮してもらわないといけないと思う。
- 駐車場の車椅子スペースの位置から駅までは非常に遠くなってしまうので、タクシー乗り場のほうに横断歩道を設けたほうがいいのではないか。
(道路整備室)
移動距離については遠くなるが、利便性と安全性を検討した結果、広く十分なスペースを使ってゆっくり準備のできる一時駐車場内の駐車スペースと、駅から近い位置の身障者用車両乗降スペースを設置しているので使い分けていただきたい。横断歩道については警察の管轄になること、またバスやタクシーの安全走行の観点から難しい。ただ、先ほどの意見も含めて、改めて南側タクシー乗り場のところに身障者用車両一時乗降スペースが設置できないかは検討する。
- 身障者用車両一時乗降スペースを一般車に利用されないような看板などの設置はしてもらえないのか。箕面駅には立っている。
(道路整備室)
一般車に利用されてしまうことについては懸念しているので、表示については持ち帰って検討させてもらう。
案件2 箕面新稲の森インフラ整備工事について
工事全体について青少年育成室より説明。
- 箕面新稲の森の土地を民間事業者に貸付け、自然を活かしたキャンプ場事業が行われる予定。
- 工事内容は、当該箇所を通るハイカーやキャンプ場利用者のための公衆トイレの設置と、車で安全に乗り入れできるようにするための敷地内通路の舗装の2点。
通路の整備について地域活性化室より説明。
- スカイアリーナ駐車場の奥の入口から、登り坂、かなり荒れた道や通路を約450メートル整備する。
- 道路の狭い場所があるので、車がすれ違えるように3箇所、合計約100メートルを拡幅する。あわせて、砂利道となっている通路を車で安全に走行できるよう舗装工事する。また、水道管と汚水管の整備を予定している
公衆トイレについて建築室より説明。
- 広く公衆に利用されることを想定し、移動円滑化誘導基準に配慮し設計した。
- 3室ある真ん中にバリアフリートイレを設置する。室内は直径150センチの円を内接し、かつ洋便器は両サイドからアプローチしやすくするため両側手すりを設け、便器自身も中央に寄せ、利用者の利き手がどちらであっても対応しやすい設計としている。
- ストーマを利用されているかたのためにオストメイト機能を設け、子連れのかたのためにベビーシートを設置する。
- 荷物かけ用のフックは複数設置し、鏡はできる限り位置を下げるようにしている。
- 男性用トイレにある小便器2台のうちの1台に手すりを設け、かつ受け口の高さを35センチ以下とすることにより小さいお子様にも対応する。
- なるべく近くに車椅子用駐車場を配置し、移動円滑化誘導基準を満たすアプローチとする。
青少年育成室より補足。
- 前回までにいただいた意見で、鏡の位置やフックなど、可能なものは反映した。ただ、先ほどもあったが、介護用ベッドや1.8メートル幅の確保については、全体工事のバランスを見た上で予算の確保が困難なこともあり、これ以上大きなユニットは設置できない。
以下のとおり質問、意見があった。
- 前回建築室とは情報共有できていると聞いているが、なぜここにも介護ベッドの設置がないのか。
(青少年育成室)
昨年12月議会で予算がつき、急ピッチで事業を進めてきたところ。事業の所管は教育委員会であり、途中から建築室と協議をしながら進めてきたため、予算確保が難しい状況となった。今後の事業者との調整事項にはなるが、人員配置ができるのかなどソフト面の検討をしていきたい。
- 教育委員会との会議や話し合いはたくさん持っている。その教育委員会が進めてきた結果として残念。配慮してもらわないと利用できない。
(青少年育成室)
資料2-2参照。オートキャンプ場になっており、手前に駐車場、奥にキャンプ場となっている。車を横付けしてテントが張れるようにと検討している。レセプションスペースなどもあり、管理人が常駐できるかは確認していくが、人的なソフト面でのサポートができるよう検討していきたい。
- 介護用ベッドに代わるものがどこかにあるのかが聞きたい。
(青少年育成室)
資料2-2のとおり、レセプションスペース周辺などに介護用ベッドなどを置けないかは今後、事業者と検討していきたい。
- 今は柵があるので人が入れないが、キャンプ場になると周りの目もない場所なので、公衆トイレが悪用される可能性も高い。介護ベッドは公衆トイレ内よりも安全な室内に置くことを検討してもらうほうがいい。
- 市が全部のスペースを整備するわけではないので難しいこともあると思う。運営事業者としても色んなかたが利用できるキャンプ場となるように指導してほしい。
- 下の道が舗装されて誰でも通れるようになると思うが、夜は閉めるのか。
(青少年育成室)
検討段階ではあるが、夜は閉めたいと事業者からは聞いている。利用がない日や夜間は閉める形で検討している。
- ハイカーは歩くことができるのか。教学の森へつながると聞いているが。
(青少年育成室)
かなり急な山道にはなるが、教学の森へつながる道がある。
- 周りの自然環境が損なわれないように配慮してほしい。オープンになると関係ない車や人が出入りすることになりかねないので、管理上の問題や路上駐車などについても含めてきちんとしてほしい。
(青少年育成室)
新稲自治会にも説明会を行い、車が増えることや農道に入らないような看板などの設置要望もいただいており、事業者には伝えている。また、騒音についても気をつけるよう事業者に伝えている。
- 施設全体の中でバリアフリーに配慮した部分はほかにあるか。土や砂利だと車椅子では移動しにくい。
(建築室)
施設全体の整備については、自然を残してという前提になる。ただ、車椅子利用のかたのトイレ利用については、安全に行けるようにしなければならないため、フラットな道かつ誘導できるようなものにしようと考えている。
- ユニット式のトイレということで限界があると思う。業者は今の法律は遵守しているが、都度都度の変化には対応できない。敷地や施設の広さによってトイレの広さも検討することが求められている。新たな施設を設置するときには、ユニット式ではなく利用者の声を聞いて対応していただきたい。バリアフリー法や条例などもどんどん変わっていくので、そこを見越して対応してほしい。障害福祉室としてもそういう視点でアドバイスをしていただきたい。
(建築室)
当初は1.8メートル幅を確保したいと検討を始めたが、全体予算のバランスで1.8メートルは厳しいという結論に至った。ご指摘の通り、条例なども踏まえて今後も検討はさせていただく。
- 市が作るトイレだけではなく、事業者設置のトイレもあると思うが、そちらには介護ベッドの設置ができないのか。
(青少年育成室)
トイレは市の設置する1箇所のみとなる。
(建築室)
トイレを設けると配管や電気配線が必要になるため、利用しやすい位置としてキャンプ場の真ん中に設置している。維持管理も含めてメンテナンスできる位置として設置している。
- キャンプスペースの一番端からトイレまでは歩いてどのくらいかかるか。
(青少年育成室)
2、3分ぐらいだと思う。
- この件とは少しずれるが、教学の森は今年の夏から再開し、キャンプカウンセラーがいなくなるなどと聞いている。教学の森についてはどうなっているのか。
(青少年育成室)
今年の夏に一部オープンを目指しているが、この数年カウンセラーの確保が難しいという課題があり、昨年度一時休館するタイミングでカウンセラーに説明を実施した。約10人程度の登録者がおり、大阪府の財団などに一時的に所属して活動継続できないかを提示したが、団体で検討されて、昨年度末を持ってカウンセラー会を解散するという方向になった。ほかの団体でも介助ボランティアなどを募って活動をされていると聞いているため、そのような団体や、有償か無償かはわからないがリーダー団体を紹介させてもらうなど、市でできることを検討させていただきたい。
- 予算の関係でできないことが多いが、障害者が置いていかれている。障推協で言われている部分についてはまず予算を確保するという思いで頑張ってほしい。障害福祉室においても予算確保に努めていただきたい。
(事務局)
施設整備に関しては、施設担当課が予算を確保するため、事前に気付きができるような連携を行うことが障害福祉室としての課題だと思っている。ハード面だけでなくソフト面も含めて、なにか事業を実施するときに持つべき視点を庁内で連携できるよう努めていきたい。
- これまでずっと言い続けている要望を予算に組み入れてほしい。「6つ整備予定であるから介護ベッドが置けない」ではなく、「5つに減らしてでも必要なものを」という考えかたで進めてほしい。結果予算がつかないこともあるとは思うが、担当課として必ずつけるためにはどうしたらいいかを検討してほしい。
案件3 (仮称)ワークセンター小野原及びあかつき園について
事務局から説明。
- 議会においても指摘をいただいているところであり、みなさんからの意見もあると思う。この1年であかつき園についての検討を行うため、意見を伺うこともあると思うのでよろしくお願いしたい。
以下のとおり質問、意見があった。
- 時間をかけたら実現できるのか疑問に思っている。令和2年1月の住民説明会で資料にあるような意見がでているが、市街地に立てることの問題が表に表れている事例だと思う。説得して実現できるものなのか。
(事務局)
まちづくりを進めていく観点から市としてあきらめることはできない。どこの地域であっても障害のあるかたもないかたも一緒に暮らしていくことを目指している。具体的には検討中だが、役所からの説明だけでなく、当事者のかたから話を聞く機会であるとか、さまざまなリソースを使ってご理解いただけるよう頑張っていく。厳しい意見もあるが、全員が反対しているわけではない。あきらめずに最大限説明をしていきたい。
- もちろんあきらめることはあってはいけない。ただ、大声を上げるとか、危険といわれると親としてはショックを受ける。
- あかつき園の建て替えにおいて、行き先がなくなることで、卒業生が増えてあかつき園を出ないといけなくなり、行くところがなくなるのではないかと危惧している。
(事務局)
あかつき福祉会と連携しながら、行き場がないまま卒業ということにはならないようにしていく。また、今後10年行き場が作られないということのないよう頑張っていきたい。
- 生活介護事業所を7箇所整備するということなので、ほかの土地を探したり同時並行で進めていくことはしないのか。
(事務局)
土地の確保と財源の確保が大きな問題。まったくしないというつもりはないが、あかつき園の建て替えや小野原の課題を優先的に検討していきたい。あかつき園の建て替えにあたって、ほかの場所を探すことも含めた検討は行うが、現時点ではなにも材料はない。
- 10年も延びていることに驚いている。生活介護基盤整備構想が出たのも5年前だが、見直しは行うのか。1箇所目の小野原で今のような状況では、今後6箇所の見通しがないのではないかと思う。
(事務局)
市内事業所が増えてきているなど、前提条件が変わっている部分もあるので、現時点の整備構想に固執せず検討していきたい。ただ、今すぐ構想を見直しするということは言えない。
- 小野原の地元の声を聞いていると、2年前にグループホーム開設のときに出た声と同じようなこと。理解してもらう努力は必要だが、納得してから進めていくという方法がいいのかとも思ってしまう。賛成の声もたくさんあると思うので、それも集めていくほうがいい。全ての人が理解できるような段取りを組み直して進めていただきたい。この問題を強く考えていただきたい。
(事務局)
庁内でも、議会においても、課題をとらえてさまざまなリソースを使って取り組むよう意見をいただいているため、引き続き頑張っていく。
案件4 地域生活支援拠点等の機能の検証・検討について
事務局から説明。
- 地域生活支援拠点について、本市では既存の社会資源を活用し、面的な整備としてその機能の一部を位置づけている。
現状では体制として不十分であるため、機能の水準や充足状況について検証・検討を行うこととしており、この障推協及び自立支援協議会をその場としている。
以下のとおり質問、意見があった。
- 市立施設の建て替えとはあかつき園の建て替え時ということでよいのか。
(事務局)
そのとおり。
- あかつき園の建て替えについては、今はなにも決まっていない状態なのか。その部分だけを建て替えるのか。
(事務局)
今は平屋の建物を建て替えることを想定している。そこで何をしていくかについて検討しており、この1年で建て替えに向けたイメージを固めていきたい。生活介護は必須として検討している。
- 短期入所を設置してほしいので、お願いする。
(事務局)
地域生活支援拠点の機能としても、市内の短期入所施設の不足についても各団体から意見もいただいているので、課題として認識している。今後もどこまでできるかを検討していきたい。
- 親亡き後の支援として、成年後見制度についても力を入れていただきたい。
(事務局)
地域生活支援拠点の機能としての位置づけとは別のものになるが、親亡き後の支援として成年後見制度についても重要であると認識しているので、担当は地域包括ケア室になるが、市として進めていきたい。
案件4 その他
・専門部会の報告について
(仮称)手話言語及び多様な意思疎通のための手段の利用促進条例部会について(新居部会長より報告)
3月2日の部会において事務局提案に大枠で合意がいただけたため、今後は細部をつめていったり、法制チェックなどが入る。議論は丁寧に進めていくが、うまくいけば最短で7月の審議会、8月パブコメ、12月議会提出というスケジュール。ただし、スケジュールありきではなく、丁寧に進めていきたい。
障害者差別解消法部会について(池内部会長より報告)
3月15日に開催。障害者差別解消法に基づく取り組みや相談事例3つについての報告、意見交換を行った。1年間通じて3事例のため。相談窓口の周知などを進めていければという意見があった。
・各種会議への出席報告について
各構成員より報告。
資料