更新日:2025年8月19日

ここから本文です。

令和7年度第2回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書

日時、場所、参加者など

日時:令和7年(2025年)7月15日(火曜日)午前10時から正午

場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園 プレイルーム

出席者:構成員など19名、保健スポーツ室2名、新市立病院整備室3名、事務局5名

傍聴者:5名

内容

1.冒頭

  • 事務局より、配布資料及び案件と時間配分を確認。
  • 各構成員・オブザーバー、事務局から自己紹介。
  • 改選後、初回の協議会であるため、座長が選任されるまで事務局が進行する。

2.各案件

案件1 座長及び副座長の選出について

事務局から資料1-1、1-2、1-3に基づき説明。

輪番の2団体の協議を踏まえ、座長は横山構成員、副座長は樫原構成員とする案が承認され、その後の議事は横山座長により進行した。

案件2 専門部会について

事務局から資料2に基づき説明。各構成員に参加希望調査中。

案件3 専門部会について

事務局から資料3に基づき説明。構成員からの立候補等により下記のとおり決定した。
箕面市人権施策審議会 樫原副座長
箕面市保健医療福祉総合審議会 横山座長
箕面市交通安全推進協議会 上田構成員
箕面市支援連携協議会 安東構成員
障害者自立支援センター及び障害者福祉センターささゆり園の指定管理者の評価に係る合議 横山座長

案件4 箕面市民温水プール整備について

保健スポーツ室より資料4に基づき説明。
・前回の5月にいただいた意見をできる限り反映した基本設計となっているので、ご確認いただきたい。

以下のとおり質問・意見があった。

  • 誰でもトイレについて、入口の幅や、車椅子が回転できる広さがあるか、具体的な数字を教えてほしい。

    (保健スポーツ室)
    車椅子のかたでも入れる広さを確保する。中は、直径1.5メートル以上は確保している。
  • 入れるかでなく、スムーズに出入りできるかどうかが大事。中で回転することもある。車椅子シャワー室も広さや中の配置が分からない。具体的な広さを明記して教えてほしい。
  •  荷物をかけるフックを本人用、介助者用と2つつけてほしい。

    (保健スポーツ室)
    フックは複数設置する。
  • フックがとても高いところにある施設があった。上と下に2つ設置するなど配慮してほしい。
  • 室内プールとは言え体が冷える。近隣施設のようにジャグジーなど暖まる場所はあるか。また更衣室とトイレが離れているが、更衣室でおむつを外して汚物処理することもある。汚物洗い槽や便器を置くなどの予定はあるか。

    (保健スポーツ室)
    サウナ室で暖を取っていただく想定。更衣室とトイレについては、設計上距離を近くすることは難しいが、意見として設計業者に伝える。
  • サウナだと車椅子の金属部分が熱くなるのが不安。ジャグジーだと水中で体の力が抜けリラックスできるが、サウナでは難しいかもしれない。
  • サウナ室の出入り口は外か。資料中「特防」表記されている扉からも入れるのか。

    (保健スポーツ室)
    シャワー室側の防火扉がメインの出入口。ととのいデッキにも出ることができる。
  • 誰でもトイレと誰でも更衣室はジェンダー的な役割もあるのか。入り口にそのような表記をするのか。

    (保健スポーツ室)
    ジェンダー的な役割もある。何らかの表記をする予定。
  • 誰でも更衣室と車椅子シャワー室の間は引き戸なのか。カーテンにできないか。

    (保健スポーツ室)
    業者に確認し、壁が必須でなければカーテンにできないか検討する。
  • プール内のスロープのところにある着脱式手すりとはどういったものか。

    (保健スポーツ室)
    幼児用プールと25メートルプールの間に鉄格子のような柵があるが、着脱式手すりのところが開いて行き来できるようにしている。
  • 誰でも更衣室に長椅子は置いてあるか。車椅子から長椅子に移って着替える。

    (保健スポーツ室)
    その予定。
  • サウナ室について、特防の扉から車椅子は入れるのか。救護室について、コーチ控え室と一緒なのか。複数のかたが出入りするのか。車椅子が入って回転できるのか。

    (保健スポーツ室)
    全ての扉が車椅子で入れるように設計していると思うが、再確認する。面積上限があり、救護室とコーチ控え室を別室で作るのは難しい。ほかのプールを参考にし、使用頻度がそこまで高くないことと、コーチの目が届くので安全面の利点もあるということもあり、この形にしている。
  • サウナ室とプールのバリアフリートイレの間の特防扉の幅は900ほどに見える。車椅子のかたは出入りが難しいと思う。
  • 誰でもトイレについて、トイレに座った状態で両側介助できる配置が望ましいと言ってきた。2つあるが、いずれも右側から介助する形になっている。スペース的に難しければ、どちらかを左側から介助できるようにしてほしい。
  • 聴覚障害者用のフラッシュライトとカメラ付きインターホンの設置は大変ありがたい。加えてヒアリングループも設置してほしい。障害者、高齢者など聞き取りづらいかたが、補聴器や人工内耳を通じて直接聞き取れるようになる。埋設するため設計時に含める必要がある。予算上厳しいかもしれないが、談話室だけでも検討してほしい。

    (保健スポーツ室)
    予算上の制限があるため、反映できるかわからないが設計者に伝える。

案件5 新市立病院の設計について

新市立病院整備室より資料5に基づき説明。以下のとおり質問、意見があった。

  • 7月31日まで意見提出と言われたがあと半月しかない。私たちの団体で検討したり意見を聞いたりする時間がない。8月末でも、お盆や夏休みがあるので難しい。

    (新市立病院整備室)
    設計が8月着手予定のため、いったん7月末で締め切らせてもらいたいと考えていた。8月末で締め切らせていただいて、追加があれば9月末までに提出ということでお願いしたい。
  • 院内の案内表示について、どこに行けばよいか分かりづらい。縦移動が入るともっと分かりづらくなると思う。患者目線で考えてほしい。
  • すでに基本計画が出されているが、この内容は変更ないということでよいか。

    (新市立病院整備室)
    令和6年3月に出している基本計画に変更はない。
  • その計画ではバリアフリーに関する内容が抽象的なので、具体的に要望していく必要がある。障害者団体と新しい病院の管理者との懇談会を希望したい。
  • 8月に設計業者が決まるということだが、決定の要件として、府のガイドラインなどは周知されているのか。

    (新市立病院整備室)
    そのとおり。8月中旬に決定する予定。業務仕様書に、府のガイドラインに則することと書いてある。
  • 面積が狭くなるので、バリアフリートイレの確保が問題になる。病院なのでバリアフリートイレの利用者が多いと思う。点滴や医療機器をつけている人も多いので、最低でも2メートル×2メートルは必要だと思う。ERでは特に必要。
  • 聴覚障害者は音声情報が取得できないので、情報バリアが生じないよう、設計段階から情報バリアフリーの視点を見落とさないようにしてほしい。施設内のインターホンやエレベーター内にビデオモニターがあれば安心できる。緊急時に、防災システムと連動しフラッシュライトで避難を呼びかける装置が必要。施設全体に補聴援助システムを入れてほしい。非常に予算はかかるが。万博など公的な場所では設置が進んでいる。
  •  何階建てになるのか。

    (新市立病院整備室)
    未定。設計の中で検討していく。

案件6 グループホーム補助金について

事務局より資料6に基づき説明。以下のとおり質問、意見があった。

  • 対象となるのは賃貸物件のみか。運営法人の所有物件は対象外か。

    (事務局)
    そのとおり。
  • 別紙2の「スプリンクラー等」は何を示しているのか。

    (事務局)
    スプリンクラーのほか、消防法上で定められている火災報知器など、自動で消防署に通報がいくものなどを含んでいる。
  • 府補助制度が180万円というのは、府の補助上限額のことを指すのか。

    (事務局)
    府の補助基本額の上限が180万円であり、スプリンクラー設置がない場合は、府と同じ程度の補助基本額となるよう考えている。府の補助制度はスプリンクラー費用は対象外。スプリンクラー設置をするグループホームに対しては、スプリンクラー費用とバリアフリー等改修工事をあわせて1件あたり400万円から500万円のくらいの補助額となるよう考えている。全体で、毎年2、3件の重度者向けグループホームの整備分、700万円から800万円くらいの予算計上を考えている。
  • 資料に新規開設には移転を含むとあるが、新設同様に補助されるのか。

    (事務局)
    そのとおり。既存のグループホームの場合、物件都合でスプリンクラーを設置できないなどの事情も考えられるため、スプリンクラー設置のために移転する場合など補助対象としたい。ただし、補助金であるため、交付後一定期間は再交付不可という条件を設けたい。
  • グループホームは施設でなく家だとずっと訴えてきた。定員5名を実質上限とするというのもその思いが伝わってのことでよかったと思う。

    (事務局)
    あくまで補助金の上限を5名分としているもので、仮に10名のグループホームを建てたとしても補助金が増えるものでないという意味で少人数のグループホーム推進としている。市として5名以上のグループホームを制限しているものではない。

案件7 その他

・会議の案件、進め方等について

(事務局)
会議の案件については、事務局から案件を提示しているが、構成員からも意見交換したい案件を提案したいという意見があった。とりあげてほしいテーマを募集し、特に希望の多かった案件を1つ選んで、年1回その案件について意見交換する回を設けたいと考えている。どの回で取り上げるかは、案件の量や時間の空き具合を見て都度決めたい。改めてアンケートを取るので、その際はご協力いただきたい。

・いろはもみじ萱野の開所について

(事務局)
いろはもみじ萱野については令和7年7月に開所し、引き続き運営法人と円滑な運営に取り組んでいく。あかつき園再整備については、この間伝えてきた概要やスケジュールなどの方針に変わりは無く、今はあかつき園北棟の解体に着手しているところ。

 

資料 

よくあるご質問

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部障害福祉室 

箕面市萱野5-8-1

電話番号:072-727-9506

ファックス番号:072-727-3539

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページの内容は参考になりましたか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

Ready to move? 箕面に住む?

妊娠から育児、学校のことまで ぜんぶわかるみのお子育て情報

見どころいっぱい 楽しみ方いろいろ ぷらっと 箕面さんぽ

箕面の情報を「イマだけ、ココだけ、あなただけに!」 みのおどっとネット