更新日:2019年4月8日

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平成30年度第6回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書

日時、場所、参加者など

日時:平成31年(2019年)3月20日(水曜日)10時から12時

場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園会議室1

出席者:構成員等15名、事務局4名、関係室4名

傍聴者:0名

内容

内容は下記のとおりです。

1.冒頭

座長挨拶。

2.各案件

【案件1】箕面船場阪大前駅周辺における施設の整備について

北急まちづくり推進室から、前回の障害者市民施策推進協議会(以下「障推協」という。)にて構成員から質問のあった、デッキにおけるスロープの設置及び、施設のエレベーターの操作盤の高さについて回答した。

(北急まちづくり推進室)船場地区の公共用地にはスペースの問題があり、スロープの設置は難しい。しかし、複合施設における出入口は地上レベルにもあり、車椅子動線として道幅を広く確保できるよう検討している。さらに、デッキの運営管理者募集の際は、「速やかな避難誘導方法や対応方法」について提案を求める予定である。また、現エレベーターの操作盤はライフプラザのものより高いという意見があった。現計画では大阪府福祉のまちづくり条例ガイドラインに基づいた高さに設定しているが、ライフプラザではガイドラインよりも低く設置されていた。操作盤を下げることで手すり等への影響や、ボタンの大きさを変更することで高さを変更するなど、様々な検討を実施し総合的に判断していく。

以下のとおり意見があった。

  • エレベーターの緊急用ボタンが高いところにあり、緊急時に手が届かない場合があるため配慮してほしい。

→(北急まちづくり推進室)ボタンの配列などが変更可能かメーカーと検討する。

  • デッキの管理者への避難誘導方法の提案を求める際は、発災時に信頼できる具体的な対応を検討していただきたい。

→(北急まちづくり推進室)具体的に協議していく。

  • デッキレベルから地上レベルまでの階段の角度や高さは何センチか。手すりは設置されているか。

→(北急まちづくり推進室)大阪府福祉のまちづくり条例に基づき、メインと考えられる場所については踏面約30センチ、蹴上げ約16センチである。手すりも同条例に基づいて設置する予定である。

  • 災害時にエレベーターは最寄り階で止まると聞いたが、詳細を知りたい。

→(北急まちづくり推進室)状況によって変化するが、台風等の停電時は最寄階までバッテリーにて自動運転し、扉が開く。さらに、非常用発電設備による受電に切り替わり、引き続き稼働する。地震時はおおよそ震度5弱以上の揺れを感じた場合は、最寄階まで自動運転し扉が開くが、その後は機械の安全確認後に稼働再開となる。

  • 各非常時の状況をエレベーター内部ではどのように伝えるのか。

→(北急まちづくり推進室)発災時は、エレベーターのモニターに表示される。

  • デッキレベルと地上レベルの高低差は何メートルか。

→(北急まちづくり推進室)5~6メートル程度である。

  • 複合施設のエレベーターにおいて双方向モニターは実現すると考えて良いか。

→(北急まちづくり推進室)可能性は高いが、運営者との協議中であり、現時点では確定と言えない。

【案件2】オレンジゆずるタクシーについて

健康福祉政策室から、資料1-1及び1-2に基づいて説明し、以下のとおり意見があった。

  • ポイントの還元率が余りにも寂しい。

→(健康福祉政策室)収支改善に取り組んでいることもあり、様々な案をシュミレーションした結果が5%であるためご理解いただきたい。

  • お試し券でポイントはつくのか。

→(健康福祉政策室)平成31年度はお試し券を配布しない。また利用券でポイントはつかず、現金での支払い時のみポイントがつく。

  • 5日前に日曜日の利用を予約したが断られた。何度も調整を依頼すると、キャンセルが出たため利用可能となったが、一定の運行台数で調整していると回答された。台数を制限しているのか。前日正午まで予約を受け付けるというのも本当に実施されているのか。

→(健康福祉政策室)事業所とは前日正午までの予約により運転手を手配すると取り決めをしている。前日正午以前の予約を締め切っている事実は事業所に注意徹底させ協議していく。また、事象が起きた際に事務局へ連絡いただきたい。

  • 事務局に連絡したくても、チラシなどの広報物に連絡先が掲載されていない。連絡先を公開して欲しい。
  • ポイントカードを忘れた場合はどうなるのか。

→(健康福祉政策室)レシートに押印するなど対応方法は調整中である。

  • 1月先の予約を断られ「この日は8台に決めている」と言われた。事務局と配車センターの理解が一致していない。実態を把握して指導していただきたい。利用を促進できていない理由は【予約ができない】【サービスの悪さ】だと考える。何度注意しても接遇力が上がらない。

→(健康福祉政策室)今後は高齢者や障害者に対する個別具体の接遇に対する研修などを行っていきたい。

  • シルバー人材センターと直接話をしなければ改善できないと感じている。事務局には現場レベルの担当者と対話する、橋渡しをしてもらいたい。
  • 障害の状態等によりヘルパーを手配しなければ利用できないため、利用希望日直前にタクシーにキャンセルが出ても利用できない。
  • 研修しても接遇力が向上しない場合、自己チェックを義務づけるなどの努力が必要である。電話応対に問題があるならば録音によるフィードバックや、タクシーの空き状況についてもネットで情報公開するなど工夫していただきたい。
  • 以前、電話の聞き間違いによって日時や指定場所の間違いがあった。接遇力向上のためにも録音を採用して欲しい。
  • 効率化のために台数を減らしているのか、公益性の高い事業として、同じ時間の希望であっても12台全ての予約を取ろうとしているのか。箕面市の方針はどちらなのか。

→(健康福祉政策室)平成30年12月から前日正午までの予約で運行台数の決定や運転手の手配を行っており、配車台数は減らさないという理解で、シルバー人材センターと合意している。

  • 予約以外の窓口となる連絡先をチラシに掲載して欲しい。
  • 予約を断られるのは不用な予約の先取りがあるのではないか。利用者はヘルパーの手配可否不明であるため、3か月先を予約し直前にキャンセルする場合がある。予約とキャンセルの因果関係を検証するべきである。運転手が不足しているため予約を断っているのか?

→(健康福祉政策室)現在、運転手は33名で不足していない。

  • キャンセルの件数と予約不可の件数データはあるか。また、年間の運行回数などの状況はどうか。

→(健康福祉政策室)予約不可となった件数は月30~40件、年間340~350件となっている。キャンセルは1日1件程度と確認している。土日の運行状況は平均4,5台で、お試し券を利用されて最大6,7台程度である。年間運行回数は17000~18000回ほどである。

  • シルバー人材センターとの直接対話は可能か。

→(健康福祉政策室)今後検討していきたい。

  • 毎年利用券の配布日は5月の連休明けである。もっと早い段階で配布できないか。

→(健康福祉政策室)議会の議決後でなければ出来ない作業もあるが、作業工程を見直し、4月中には配布する予定である。

  • シルバー人材センターとの話し合いは実現出来れば非常に有効であると考える。今後の活動に期待したい。

【案件3】その他

上下水道庁舎駐車場内障害者用駐車区画について資料2に基づき説明した。

事務局より(仮称)手話言語及び多様な意思疎通のための手段利用促進条例に関する部会について報告。

参加構成員より平成30年度第2回箕面市支援連携協議会全体会について報告。

資料

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所属課室:健康福祉部障害福祉室 

箕面市萱野5-8-1

電話番号:072-727-9506

ファックス番号:072-727-3539

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