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令和 5年 7 月にデジタル庁が「教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査 研究」における「スタディログの活用の調査研究」の公募を実施し、箕面市が応募した結 果、採択されることが決定しました。
この採択を受け、本市はコニカミノルタジャパン株式会社と連携し、市立彩都の丘学園 を実証校として、全市立小中学校で使用している学習支援ソフト「tomoLinks」を活用し、児 童生徒一人一人の実態に合わせたデジタル教材や動画等のおすすめコンテンツを提示 するなど、児童生徒の学習意欲の向上に取り組みます。また、新たに学校・学級の状況を 把握し学級経営力を向上させるための取組を推進します。
本市は、デジタル庁が行う「教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研 究」の「スタディログの活用の調査研究」の公募に応募し、採択されました。
これにより、市立彩都の丘学園を実証校として、コニカミノルタジャパン株式会社と連携し、 全市立小中学校で使用している学習支援ソフト「tomoLinks」を活用した、児童生徒一人一 人の学習意欲や教員の学級経営力を向上させる取組を実施します。
(1)教育データを活用した児童生徒一人一人にあった柔軟な指導
「箕面学力・体力・生活状況総合調査」の約10年分の経年データなどを学習支援ソフト「tomoLinks」に蓄積しAI による分析を行い、分析結果に基づいた客観的なデータにより児童生徒の苦手分野などを個別に把握します。客観的なデータを活用することにより、教員の経験だけに頼らない、児童生徒一人一人にあった個別最適な指導の実現に取り組みます。また、昨年度までは、タブレット端末を使用してデジタル教材「デジタルドリル」を活用し、個に応じた指導を行ってきました。本事業では、「デジタルドリル」に加え、個別の学習状況等に合わせた動画教材等のコンテンツをtomoLinks上に提示し、児童生徒の学習意 欲向上を図るとともに、活用状況等の分析を行います。
(2)生徒指導や学級経営を支援するための分析手法とその効果についての研究
学習支援ソフト「tomoLinks」の「こころの日記」機能を活用し、学級や学校全体におけ る児童生徒一人一人の傾向を把握します。
「こころの日記」機能に蓄積されたデータと児童生徒の日々の学習状況などの情報をあわせて、複合的にAI分析を行い、生徒指導を必要とする児童生徒の傾向把握、支援を必要とする学級等の早期発見に向けた分析手法及びその効果についての研究を行います。
報道資料PDF版
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