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「秋の全国火災予防運動(11月9日から11月15日)」の関連行事として、市内小中学校の児童、生徒を対象に夏休み期間に募集しました防火図画・習字の入賞・入選作品が決定しました。
また、防火図画の中から2点が、『秋の全国火災予防運動』及び来年3月に実施されます『春の全国火災予防運動』のポスターに採用されました。
『秋の全国火災予防運動』ポスター作品
市立箕面小学校 2年 奥村 理世
『春の全国火災予防運動』ポスター作品
とどろみの森学園 3年 中野 空
入賞・入選作品の展示期間は以下のとおりです。
東生涯学習センターの展示初日は正午から、最終日は午前のみの展示となります。
市立南小学校 2年 谷 侑奈
とどろみの森学園 3年 中野 空
市立箕面小学校 5年 奥村 幸来
市立中小学校 6年 阪上 心柚
市立第三中学校 2年 濵﨑 華
とどろみの森学園 1年 三久保 風花
市立箕面小学校 2年 奥村 理世
市立西小学校 2年 上處 類
市立中小学校 3年 加藤 明依
とどろみの森学園 4年 勝川 絵茉
市立西南小学校 1年 杉野 圭祐
とどろみの森学園 2年 永井 友梨
とどろみの森学園 3年 島田 友樹
市立豊川南小学校 3年 井浦 優
市立箕面小学校 4年 林 龍志
市立萱野東小学校 4年 甲斐 陸真
市立南小学校 5年 森 蒼彩
市立西小学校 5年 寺口 蒼真
市立萱野東小学校 5年 落合 晴之丞
市立箕面小学校 6年 齋藤 奏汰
市立箕面小学校 3年 髙山 和奏
市立西南小学校 4年 森本 陽貴
市立西小学校 5年 堀之内 稜大
市立第四中学校 2年 税所 望有
市立第一中学校 3年 俣野 寧々
市立西小学校 1年 堀之内 沙來
市立西南小学校 5年 嶋本 廉士
彩都の丘学園 6年 加藤 心南
市立第三中学校 1年 森 陽彩
市立第四学校 1年 石 彩純
市立萱野東小学校 2年 南 友梨香
市立西小学校 3年 室田 真尋
市立豊川北小学校 3年 目加田 結衣
市立中小学校 3年 早川 碧人
今年の夏も毎日体温並みの酷暑日が続きましたが、そんな暑さにも負けず、夏休みを有意義に活用し、防火作品・図画の部に応募してくれた児童・生徒のみなさん、ありがとうございました。応募してくれたすべての作品を描いてくれた子どもたちの気持ちやその様子を想像しながら、楽しく見させていただきました。
毎年作品を通して、子どもたちと「すてきな出会い」ができるこの審査会を夏の終わりの楽しみとしています。
箕面市立の小中学校ではギガスクール構想(個別最適化された教育を推進するため、児童生徒1人1台端末整備などICT環境を整える国の教育施策)に先駆けて、子どもたちのICT環境を整えました。今では、市内のどこの小中学校でも授業の中で、子どもたちは当たり前のようにタブレットPCを活用しています。そして、今後はAIを活用する教育活動も当たり前のように行われることが予想されます。
AIを活用し、パソコンの画面上で絵を作る作業も興味深いことですが、何も描かれていない真っ白な画用紙に正対し、子どもたちが創造力を働かせ、自分でテーマを決め、構成を練り、色を混ぜ合わせ、体を直接使い、動かして作っていく描画体験は子どもたちの心の成長にとって、とっても大切なものだと考えます。
今回の防火作品でも、小学校1年生から中学生までの子どもたちが、その年齢ならではの防火に対するさまざまな考えや思いを、工夫を凝らし、知恵を絞り、絵の具やクレパスを使い、カタチや色に置き換え表現していました。AIでは表せない子どもらしい線やカタチや色で感性や個性を表現している作品ばかりでした。子どもたちが一生懸命、絵筆を使いアナログで描いた絵との「すてきな出会い」が毎年私をワクワクさせてくれます。
作品の審査に当たっては、ほかの審査員ともに描いた子どもの気持ちになって子どもたちの心情も読み取りながら、その子の思いや表したいことを絵筆の跡や絵の具の色合いから丁寧に読み取りました。
そして、とても難しいことですが、審査なので、その中から入賞作品などを選考しました。審査員の私がいうのもおかしな話ですが、本来、子どもの絵画に優劣をつけるものではないのかもしれません。選に漏れた子どもたちも自分の表現に自信をもって、また、来年、楽しんでチャレンジしてくれたらなぁと思います。
今回の入賞作品の2点が、今秋と来春の防火ポスターとして市内の学校など各所に掲示され、子どもたちや一般のみなさんにも見ていただけます。楽しみに待っていてください。
また、子どもたちが描いたポスターを通して、防災意識が高まり、箕面市が今以上に安全安心な街になることを願っています。
箕面市立南小学校 校長 山下 純
箕面市防火協会主催の「防火作品・習字の部」には、猛暑つづきの夏休みだったにもかかわらず小学生・中学生の皆さんからの力作が多数(717点)寄せられました。
大変うれしくありがたく思います。
「火の用心」「防火」などの標語が、どの作品にも力強く一画一画を大切にしながら伸び伸びとした筆致で書かれており、すばらしい作品ばかりでした。
ゆっくり丁寧に書いている作品や大きく力強く書いている作品など、それぞれの良さが感じられました。
今年もすばらしいというのが全般的な印象です。
1点1点を丁寧に審査させていただきました。出来ばえのすばらしい作品が多くて、大変時間がかかりましたが、楽しくワクワクしながら審査させてもらいました。ありがとうございました。
入賞・入選された皆さん、おめでとうございます。
入賞された作品は「横画」「縦画」「はらい」「はね」などに安定感があり、さらに太い線と細い線の使い分け、文字と文字との間、「字間」のとり方もよく考えられており基本点画はもちろん、基本を大切にしながら書いていることが、より良い作品づくりにつながっていました。
次に、少し注意してほしい点を今後の課題として書いておきます。
1.基本点画「点・横画・縦画など」を大切にしながら書くと作品がよりひきしまります。
2.文字どうしの間「字間」に注意して書く
3.日頃から小筆をしっかり練習する
4.丁寧に書くようにする
時間があれば「毛筆」をもっと練習する機会をふやしてほしいですね。
毛筆に親しむことが上達する大一歩ですよ。
来年もまた皆さんのすばらしい作品と出会えることを楽しみにしています。
併せて「防火・防災」への意識が、さらに高まっていくことを期待しています。
関西書道院 元院員(元箕面市立中小学校 校長) 新貝 廣二
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