ここから本文です。
二酸化炭素消火設備の消火剤が誤って放出され、死傷者を出す事故が全国で相次いで発生しています。
令和3年4月に、東京都内のマンションの地下1階の駐車場において、死傷者4名、負傷者1名を出す事故が発生しました。
誤放出による事故を防ぐために、以下の点にご注意ください。
二酸化炭素消火設備又はその付近で工事やメンテナンスを行う場合には、次のことにご注意ください。
防火管理者や自衛消防隊員、二酸化炭素消火設備設置場所の利用者に対して、二酸化炭素の人体に対する危険性、設備の適正な取扱方法、作動の際の対応方法、避難方法について周知してください。
二酸化炭素消火設備を誤って起動させてしまった場合は、すぐに非常停止ボタンを押してください。(起動してから最低20秒以上の遅延措置があります。)
二酸化炭素消火設備の消火剤が放出された場合には、すぐに119番通報をするとともに、設備の設置・保守点検などを行った専門業者への連絡を行ってください。
ガスが放出された部屋は、放出された旨の表示が点灯します。放出された部分や隣接部分への立ち入りを禁止してください。
よくあるご質問
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください