最近、箕面市内で住宅火災が多く発生しています。
電気機器やコンロ、たばこなどを取り扱う時には、十分ご注意ください。
周りに燃えやすい物を置かない、そばを離れない、目を離さないなど心がけていただき、火災予防にご協力をお願いいたします。
詳細は下記リンクページをご覧ください。
『住宅防火 いのちを守る 10のポイント』
【火災原因】

【電気機器その1】
箕面市内で、リチウムイオン電池が原因となる火災が発生しました。
リチウムイオン電池とは、電動自転車、電動工具、スマートフォン、ノートパソコンなどに使用されている充電式の電池で、バッテリーとして使用されています。リチウムイオン電池は高エネルギーであり、粗暴に扱ったり、強い衝撃を与えると発熱し、短絡(ショート)を起こすこともあるので危険です。
リチウムイオン電池を取り扱うときや、充電する際は十分注意するようにお願いします。
発火した電動自転車用リチウムイオン電池

電動自転車バッテリー モバイルバッテリー
火災参考映像 火災参考映像


火災が発生した例
1 電動自転車のバッテリーを充電していたところ、「シュー」という音がして電動自転車のバッテリーが破裂し発火しました。
2 電動工具のメーカーが指定していないバッテリーをインターネットで購入し、充電したところ「パチパチ」という音がして発火しました。
火災予防対策
1 メーカーが指定した充電器やバッテリーを使用しましょう。
2 電池が膨張したり、異音や異臭がすれば使用しないようにしましょう。
3 バッテリーが最後まで充電できない、使用時間が短くなる、熱くなるなど異常を感じた時は使用をやめ、メーカーや販売店に相談しましょう。
4 強い衝撃を与えないように使用しましょう。
5 取扱説明書をよく読んで正しく使用しましょう。
6 就寝中や外出中の充電は控えましょう。
【電気機器その2】
箕面市内で互換性バッテリーからの火災が発生しました!
充電中の互換性バッテリーが原因となる火災が発生しました。今回の原因は、充電制御に問題のある互換性バッテリーが過充電により異常発熱し、発火したものです。
互換性バッテリーとは?
電化製品の製造メーカーとは異なるメーカーが製造した非純正のバッテリーです。インターネットなどで安価で販売されており、海外製が多いことが特徴です。
発火した互換性バッテリー 充電している互換性バッテリー


充電中の互換性バッテリーが発火し、内蔵部品が消失している状態。
互換性バッテリーのリスク
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純正品と比べ、設計不良で異常発生時に安全保護装置が作動しないリスク
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品質管理が不十分な場合があり、普段の使用時にも事故に至るリスク
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事故が発生した際、メーカーの対応や保障を受けられない場合がある
消防署からのお願い
互換性バッテリーの中には、純正品の規格を満たしていない物が多く、安全性が保障されていない可能性があります。そのため、電化製品のバッテリーを使用する際は、メーカー指定の純正品をお勧めします。純正品、互換品ともに使用中・充電中に発熱や膨張などの異常を感じれば、すぐに使用を中止してください。
【電気機器その3】
電気コードからの火災にご注意ください!
箕面市内の住宅で、火災にはなりませんでしたが、電気コードから発火する事案が発生しました。
今回の原因は、電気コードを長年束ねた状態にされていたことによって経年劣化していたことと、束ねた状態で使用したことによって発熱し配線間で短絡(ショート)を起こしたものです。
電気機器を収納する際に電気コードを束ねたり、折り曲げた状態で長年放置すると劣化することがあります。
また、電気コードの劣化がなくても束ねた状態で使用していると発熱し発火することがあります。
電気コードからの火事例

火災予防対策
電気機器を収納する際は、電気コードを折り曲げたり傷つけたりしないようにしましょう。
電気コードを束ねた状態での使用はやめましょう。
長年使用していなかった電気機器を使用するときは電気コードが傷んでいないか確認しましょう。
電気コードが傷んでいたら使用するのはやめましょう。
電気コードを正しく使用し火災を防ぎましょう!!
【コンロ編】
箕面市内でガスコンロからの火災が発生しました!
ガスコンロが原因となる火災が発生しました。今回の原因は、左コンロ(埋め込み式)を点火した際に、バーナー周囲に付着していた油かす(油汚れや食材かす)に着火し、ガスコンロ内部で出火したものです。
油汚れや食材かすが付着しているガスコンロ


ガスコンロ火災の防火ポイント!
1 調理中はその場を離れない。その場を離れる場合は必ずコンロの火を消す。
2 ガスコンロの周囲に燃えやすい物を置かない。
3 ガスコンロやグリル内はこまめに清掃する。
4 取扱説明書をよく読み、正しく使用する。
5 過熱防止装置などの安全装置が付いたコンロを使用する。
2008年10月以降、家庭用の全てのガスコンロに安全装置(過熱防止装置、立ち消え安全装置)が搭載されています。

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