令和5年度箕面市防火作品入賞・入選作品 

「秋の全国火災予防運動（11月9日から11月15日）」の関連行事として、市内小中学校の児童、生徒を対象に夏休み期間に募集しました防火図画・習字の入賞・入選作品が決定しました。

また、防火図画の中から2点が、『秋の全国火災予防運動』及び来年3月に実施されます『春の全国火災予防運動』のポスターに採用されました。 

展示場所及び期間

入賞・入選作品の展示期間は以下のとおりです。

• 東生涯学習センター  2階ギャラリー：令和5年11月1日（水曜日）～11月5日（日曜日）
• 消防本部 1階ロビー：令和5年11月7日（火曜日）～11月15日（水曜日） 

各展示会場とも展示初日は正午からの展示です。

図画の部（応募総数196点）

消防長賞 入賞 5点

防火協会長賞 入賞 5点

消防長賞 入選 10点

習字の部（応募総数1,004点）

消防長賞 入賞 5点

防火協会長賞 入賞 5点

消防長賞 入選 10点

防火作品講評

図画の部

防火作品・図画の部に応募してくれた児童・生徒のみなさん、ありがとうございました。すべての作品を幸せな気持ちで見せてもらいました。

この審査会に携るのは今年で5年目になりますが、毎回、新鮮な気持ちで、この審査会を楽しみにしています。

小学校1年生から中学生まで、その年齢ならではの様々な発想と表現方法で子どもらしいみずみずしい感性や個性があふれる作品ばかりでした。絵を通して子どもたちとの出会いが、いつもワクワクさせてくれます。　

毎年、この防火ポスターの応募を楽しみにしてチャレンジしてくれる子どもたち、先生に紹介されて夏休みの課題として積極的に取り組んでくれた子どもたちのがんばりに感謝です。

今年の5月からコロナウイルスによる感染症の位置づけが5類に変更され、学校教育活動の制限がほぼなくなり、学校ではこれまで我慢を強いられていた様々な活動が自由にできるようになりました。その影響もあるのかも知れませんが、今年は明るい色や自由な発想で、のびのびとした表現で描かれた作品が多かったような印象を受けました。

改めてコロナ禍においては、多感な時期にあたる小・中学生に窮屈な思いを強いていたんだなぁと感じると同時に、子どもたちの自由でワクワクした心のありようが今年の作品からは、より強く感じることができ、うれしくもなりました。

作品の審査に当たっては、他の審査員ともそんな子どもたちの心情も読み取りながら、その子の思いや表したいことを絵筆の跡や絵の具の色合いから丁寧に読み取りました。描いた子どもの気持ちになって絵を眺めていると、楽しそうに夢中になって描いている様子が思い浮かび、審査をしていて思わず笑みがこぼれます。幸せな時間でした。

今回の入賞作品の2点が、今秋と来春の防火ポスターとして市内の学校など各所に掲示され、子どもたちや一般のみなさんにも見ていただけます。我々審査員が感じた喜びを一緒に味わっていただければと考えます。楽しみに待っていてください。

また、子どもたちが描いたポスターを通して、防火意識が高まり、箕面市が今以上に安全安心な街になることを願っています。

　箕面市立南小学校 校長　山下　純

習字の部

今年も小学生、中学生の皆さんの作品1,004点を見させていただいて嬉しい気持ちになりました。

「防火作品・習字の部」に出品された皆さんに心よりお礼申し上げます。

ありがとうございました。

「防火」「防災」への思いや願いを込めた作品は全般的に元気が良く伸び伸びとしていました。皆さんの熱意と努力が伝わる素晴らしい作品が数多くあって、入賞作品を選ぶのに大変時間がかかりました。

入賞された皆さん、おめでとうございます。

次に少し注意しながら練習してほしい点を書きますので、今後の参考にしていただけたら嬉しいです。

より良い作品にするためには、「基本点画」（点・縦画・横画・おれ・はらい等）を何度も練習してください。

文字をていねいに美しく書くためには、基本点画をくり返し練習して運筆の基本をしっかりと身につける事が大切です。「継続は力なり」といいます。

続けてくださいね。

来年も皆さんの作品と出あえることを楽しみにしています。

併せて、「防火」「防災」への意識が高まっていくことを大いに期待しています。

　関西書道院 元院員 元箕面市立中小学校 校長　新貝 廣二