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箕面市では、大規模な災害が発生したときの住民同士の安否確認を、自治会などの地域コミュニティーで行っていただくしくみづくりを進めています。(くわしくは「自治会などでの安否確認をお願いします」のページをごらんください。)
一方で、一人暮らしの高齢者や重度の障害をお持ちのかたなど、とっさに身を守る行動ができなかったり、救助が必要な状況でも助けを呼びに行くことが困難なかたについては、災害対策基本法に基づいて、「避難行動要支援者名簿(基礎名簿)」を作成しています。
この「避難行動要支援者名簿(基礎名簿)」は、校区ごとに分けて、各避難所に封印保管しており、大規模な災害が起きたときには、地域住民のみなさんによって迅速に安否確認をしていただくしくみを整えています。
また「避難行動要支援者名簿(基礎名簿)」に登載されているかたのうち、平時から避難支援等関係者に名簿情報を提供することに同意した人については、「避難行動要支援者名簿(同意者名簿)」に登載させていただいております。
「避難行動要支援者名簿(同意者名簿)」は避難支援等関係者に提供され、平常時から、安否確認訓練や見守り支援等の、顔の見える関係作りを構築するために活用されます。
1.平常時は、地域の避難所に封印して保管しています。
2.大規模な災害が起こったら名簿を開封します。
3.安否確認をお願いする人(体調に問題のない避難者や、避難所運営のために避難所に集まってくれた地域住民、自治会などの安否確認結果を報告に来たかたなど)に名簿を配ります。
4.名簿を受け取った人は、手分けして安否確認を行います。
1.市は避難支援等関係者へ、避難行動要支援者名簿(同意者名簿)を提供します。
〈避難支援等関係者〉
2.見守り支援や防災訓練時の安否確認訓練等の際に、避難支援等関係者が自宅に訪問し、声かけ等を行います。
3.2の活動を通じて顔の見える関係を作っておくことで、災害時の支援をより的確かつ円滑に行うことができます。