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更新日:2019年4月5日

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ハザードエリアの意味を知ろう

ハザードエリアは、どうやって決まる?

ハザードエリアは、国が決めた基準で、都道府県が現地を調査して指定されています。

がけの傾斜角度や高さが一定の条件以上の場合で、危害のおそれのある土地が「イエローゾーン」、著しい危害のおそれのある土地が「レッドゾーン」に指定されます。

このうち、レッドゾーンは、流れてくる「土石の力」と「家が耐えられる力」のバランスで決まります。

「土石の力」が「家が耐えられる力」を上回る場所が、レッドゾーンに指定されます。

レッドゾーンとイエローゾーンの違い

土石の力に家が耐えられない場所がレッドゾーンに指定されていますので、土砂災害が起きたとき、レッドゾーンでは家が倒壊しますが、イエローゾーンでは倒壊しません。

災害時に安全な場所ってどこ?

一番安全なのは、風雨が強くなる前に避難所に避難すること

ハザードエリアの外は、土石が来ることはありませんので、屋内も屋外も安全です。

なので、風雨が強くなる前にハザードエリアの外(避難所や、ハザードエリア外にある親戚宅など)に避難することが一番安全です。

イエローゾーンでは、屋外は危険、屋内は安全

イエローゾーンでは、「土石が来る」ので屋外は危険です。

が、イエローゾーンでは「家が壊れない」ので、屋内にいれば安全です。

レッドゾーンでは、屋外も屋内も危険

レッドゾーンは、「土石が来る」かつ「家が壊れる」土地なので、屋外にいても屋内にいても、どちらも危険です。

逃げ遅れたとき、どうしたらいい?

レッドゾーンにお住まいのかたは、風雨が強まる前に避難所に避難することが大切ですが、もし逃げ遅れてしまったときは、一刻も早くハザードエリアの外に出てください。

エリア外に逃げることもできないときは、近くのできるだけ頑丈そうなビルに上って命を守ってください。

イエローゾーンでは、窓から流れ込む土砂に注意!

イエローゾーンでは、土砂が来ても家は壊れませんが、土石流の高さによっては、窓から土砂が流れ込んでくる危険性があります。

土砂の高さより上に逃げれば大丈夫なので、2階建て以上の建物の場合は、2階以上にいれば安全です。(箕面市では、土石流が2階まで流れ込む高さ2.5メートルを超える場所はありません。)

しかしながら、平屋建ての場合は、2階に逃げられないため、土石流の高さが50センチメートルを超える場所では、家の中にいては危険です。

そこで箕面市では、土石流のイエロゾーンゾーンのうち、土石流の高さが50センチメートルを超える場所を「ハイリスクエリア」と名づけ、次の方法で土石流の高さを細かく分析しました。

「ハイリスクエリア」の分析

土石流のハザードエリアも、がけと同じように、国が決めた基準で、都道府県が現地を調査して指定されています。

危害のおそれがある土地がイエローゾーン、著しい危害のおそれがある土地(「土石の力」が「家が耐えられる力」を上回る土地)がレッドゾーンに指定されます。

土石流のシミュレーションは、20メートルおきの「断面側線」上の断面で計算されています。

シミュレーションで出されるのは、「流下幅」における土石流の高さです。

シミュレーションで出されている「流下幅」は、計算上のものなので、実際にその「幅」だけに土石流が流れるとは限らず、その左右にも散らかる可能性があります。

そこで、土石流の最大の高さとイエローゾーンの端を直線で結び、それぞれの横断側線上の同じ高さの場所をつないで、土石流の高さを想定しました。

このように想定した土石流の高さが「50センチメートル以上のエリア」をまとめてプロットしたものが「ハイリスクエリア」です。

ハイリスクエリアでは、2階建て以上なら安全ですが、平屋建ては危険です。

浸水害のハザードエリア

浸水害のハザードエリアは、「危険度1」「危険度2」「危険度3」の3段階で表されています。

  • 「危険度3」は、1階相当が水没する3.0メートル以上の浸水、または木造家屋が流出する危険があります。災害時に家にいることは危険です。
  • 「危険度2」は、床上浸水程度の0.5メートルから3.0メートルの浸水の危険があります。2階建て以上の建物であれば、2階にいることで安全が確保できますが、平屋建ての場合は災害時に家にいることは危険です。
  • 「危険度1」は、床下浸水程度の0.5メートルの浸水の危険があります。家の構造にかかわらず、家にいることで安全が確保できます。

ため池のハザードエリア

ため池のハザードエリアは、6段階で表されています。

  • 「3.0メートルから6.0メートル未満」の場所は、家にいては危険です。
  • 「0.5メートルから1.0メートル未満」「1.0メートルから2.0メートル未満」「2.0メートルから3.0メートル未満」の場所は、2階建て以上の建物の場合は家にいれば安全です。平屋建ての場合は、家にいては危険です。
  • 「0.05メートルから0.2メートル未満」「0.2メートルから0.5メートル未満」の場所は、家にいれば安全です。

 

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