設置の義務化から10年!ご自宅の住宅用火災警報器を、今すぐ取り換えてください!
箕面市では、平成23年6月1日から全ての住宅で住宅用火災警報器の設置が義務化されました。設置の義務化から10年を目前に、多くの警報器が交換時期を迎えます。
警報器が古くなると部品の寿命や、電池切れなどで作動しなくなり、いざというときに火災を感知せず、大切な命や財産を失うことになります。この機会に、ご自宅の警報器を確認し、設置から10年以上経過していれば、すぐに取り換えてください。
住宅用火災警報器を設置するとこんな効果があります!
- 警報器を設置していない場合、設置している場合と比較し、住宅火災100件当たりの死者数は約1.6倍、住宅火災1件当たりの損害額は約2倍に増加します!!
- 電池切れや故障している警報器は、いざというときに機能せず、警報器を設置していない状態と同じです!
警報器の交換に関するQ&A
[Q1]新しい警報器はどこで買えばいいの?
- 警報器は、ホームセンターや家電量販店、消防用設備取扱店などで1台あたり2,500円程度で購入できます。
- また、取り付けはドライバー1本あれば簡単に設置できます。
[Q2]どんな種類の警報器を選べばいいの?
- 警報器には、「煙式」・「熱式」の2種類ありますが、「煙式」を設置してください。
- 設置を義務付けている寝室・階段・台所のうち、台所は「熱式」でも構いませんが、消防本部では、火災初期から発生する煙をいち早く感知する「煙式」の設置を推奨しています。
取り付け時のワンポイントアドバイス
- 警報器本体の側面などの見やすい位置に「設置年月」を記入しておくと、次回の交換時期を把握することができます。
新しい警報器に取り換えたあとは、定期的な点検と掃除を忘れずに!
月1回をめやすに点検しましょう!
- 警報器の点検は、ボタンを押したり、ひもを引っ張ることで簡単に行えます。
- 警報器がいざというときに正常に機能するよう、月1回をめやすに点検しましょう。
- 例えば、毎月1日に点検するなど、あらかじめ点検日を決めておくとスムーズです。
こんな場合は取り換えのサインです!
- ボタンを押したり、ひもを引っ張っても、何の音も鳴らない場合
- 電池切れ警報音が鳴った場合(※電池切れ警報動作は、メーカーや製品により異なります。詳しくは、取扱説明書で確認してください。)
点検時にほこりや汚れが目につけば掃除をしましょう!
- 警報器は、ほこりや汚れにより、火災を感知しにくくなったり、誤作動を引き起こす場合があります。
- 点検時に、ほこりや汚れが目についたら、乾いた布などで掃除をしましょう。
悪質な警報器の訪問販売にご注意を!
- 消防署や市役所の職員(または依頼業者)を名乗って各世帯を訪問し、不適正な価格で、強引に警報器を売りつけるという事例が多発しています。このような場合、販売員は、「今だけの特別価格」や「(警報器の点検のためと家に上がり込んだ後に)不具合がある」など、言葉巧みにあなたを誘導し、考える時間を与えることなく購入させようとします。
- 消防署や市役所が直接、または業者に依頼して、警報器を販売することは決してありません!
- そのような訪問を受けた場合は、絶対に家の中には入れず、すぐに周りの人に相談するか、消費生活センター(☎072-722-0999)または箕面警察署(☎072-724-1234)へ連絡してください。
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