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阪神・淡路大震災から30年経った今、大切な家族や自分を災害から守るため、私たちができることは数多くあります。明日来るかもしれない巨大地震。次の備えを、今すぐ始めてください。
緊急地震速報とは、地震発生後、大きな揺れが到達する前に、「もうすぐ大きな揺れが来る」と知らせる警報です。緊急地震速報が鳴ってから強い揺れが来るまでの時間は、数秒から数十秒しかありません。大切な命を守るために、次の行動を必ず覚えておき、緊急地震速報が鳴ったら迷わず実行してください。
家庭での対応行動の指針がすべての場面での基本であり、家庭以外の学校や職場等で「緊急地震速報」を見聞きしたときの行動についても、家庭での指針をもとに、自ら考えておくことが重要です。
施設の従業員などの指示に従うことが基本です。なお、施設従業員などから明確な指示がない場合は、以下の対応行動の例を参考にしてください。
街にいるとき
山やがけ付近にいるとき
自動車運転中
鉄道・バスに乗車中
エレベーター利用中
「緊急地震速報」についてくわしくは、気象庁ホームページ( 外部サイトへリンク )をご覧ください。
地震のときは、家具が凶器になります。
家具の下敷きになって圧死や大けがをしないために、大きな家具や思い家電製品は、専用の用具で固定してください。(固定用具はホームセンターや量販店などで販売されています。)
寝ているときは、とっさに身を守る行動ができないため、ベッドや布団を敷く場所の周りは特に注意してください。
高齢者や障害のあるかた、妊婦さんなど、とっさの行動がしにくいかたは、いつも座る場所の周りにも配慮が必要です。
もしも家が倒壊したら、命の危険だけでなく、長い避難所や仮設住宅住まい、再建のための二重ローンと、精神的、経済的にも大きな被害を受けることになります。
市では、耐震診断から耐震化工事まで、補助金を出しています。
大地震が起こった直後、3日間は外部からの支援が届きません。
ガス・電気・水道が止まり物流が途絶えても、3日間もちこたえられるよう、各家庭で備えてください。
飲料水は、ひとりあたり一日最低3リットル必要です。
調理しなくても食べられるものを保存しておきしましょう。
水も食糧も、防災用の特別なものではなく、普段から飲食しているものでOKです。
多めに置いておき、古い物から消費して、すぐに買い足しておく。常に「新しい在庫」を持っておくのが大切です。
買い置きで、冷蔵庫やパントリーがついつい満杯状態・・・も、防災備蓄のうちです。
ただし、賞味期限に気をつけてください。
新しく買った乾電池はすべて、非常用持ち出し袋の中にストックして、乾電池を使うときは、非常用持ち出し袋から取り出して使うようにすると、いつでも袋の中に乾電池があり、なおかつ古くなって使えなくなっているようなことがありません。
避難のときは、周囲が危険な状況になることを考えて、両手が自由になるリュックを用意しておきましょう。
走って逃げることも想定して、一人で持ち運べる重さにしましょう。
非常用持ち出し袋は、押し入れの奥にしまいこんではいけません。
地震直後でも持ち出せるよう、玄関周りなどに置いておきましょう。
「出かける前に給油」ではなく、「帰りに給油」を習慣にすると、いつも満タンにしておけます。
自治会に入っていないと、災害時のセーフティネットから外れてしまいます。
大規模災害時の安否確認は、自治会単位で行います。
災害発生後、なるべく早く安否確認を行うことで、救助が必要なかたをすばやく見つけ、協力して救助にあたったり、応援を呼ぶことができます。
また、自治会から避難所(地区防災委員会)に安否確認の結果を報告することによって、報告が来ない地域では被害が大きいことが想定できるため、応援を出すことも可能になります。
発災直後には助かっていた命が、発見が遅れることによって失われることのないよう、日頃から自治会に入り、隣近所のかたと「顔の見える関係」を作っておきましょう。
電気・ガス・水道などの復旧に時間を要したり、道路の被害が大きく物流が途絶えたりしたときに、復旧までの情報提供や支援物資の配布などは、優先的に自治会を通して行います。
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