箕面市 > 市政 > 広報・広聴 > 広報 > 報道資料 > 平成30年度報道資料 > (報道資料)風しん予防接種制度を独自に拡大します ~予防接種制度のなかった世代と今年の大流行世代への制度拡大を12月議会に提案~
更新日:2018年11月15日
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箕面市では、風しんの予防接種費用に対する助成制度を市独自で拡大します。
現在は、妊婦の配偶者、妊娠を希望する女性とその配偶者に対して、事前に抗体検査を受けた上での予防接種費用を助成していますが、感染は配偶者間だけで起きるわけではないことから、助成対象を拡大するため、補正予算案を12月議会に提案します。
拡大する対象者は、予防接種制度のなかった世代の男女及び、現在、風しんが大流行している世代の男性で、現行制度と異なり、経済的・時間的な負担となる事前の抗体検査を受けることなく、予防接種の費用助成を受けられるようにします。
妊婦や妊娠希望者と直接関係のない対象者への制度拡大は大阪府の市町村で初めてであり、とりわけ事前の抗体検査を不要とする制度は全国的にも珍しい取り組みです。
箕面市では、市独自制度により、風しんの予防接種の費用助成対象者を、予防接種制度のなかった世代の男女全員と、今夏からの大流行の中心となっている主に30代以降の男性に拡大し、かつ、これらの方は事前に抗体検査を受けることなく直接、予防接種を受けても助成対象とする制度について、関係予算案を12月議会に提案します。
(いずれも2018年12月1日現在の年齢で記載)
上記「1」「2」とも抗体検査は不要
現行制度では、事前に抗体検査を受ける必要があり、検査結果が出るまで約1週間かかることから、予防接種を受けるためには2回の受診が必要です。また、保健所では無料で検査を受けられますが検査日は月2回のみ、医療機関で検査する場合は、大阪府では最大で6千円程度の検査料が全額自己負担(都道府県による)となるため、経済的にも時間的にも、抗体検査が大きな負担になっています。
より多くのかたに、より早く予防接種を受けていただくには、この負担をなくすことが必要です。
なお、すでに免疫を有しているかたが重ねて予防接種を受けても問題はなく、風しんに対する免疫をさらに強化する効果も期待されます(国立感染症研究所ホームページより)。
拡大する対象者の考え方は次の2つです。
71,050人(2018年9月末の住民基本台帳人口)
現行制度 |
拡大(案) |
|
対象者 |
|
左記に加え、以下の「拡大対象者」
|
抗体検査の有無 | 事前に抗体検査が必要 |
※現行制度の対象者で、かつ拡大対象に該当する場合は拡大対象者として扱う(抗体検査が不要) |
助成内容 |
MR・風しん予防接種 |
左記と同じ |
助成額 |
上限6,000円 |
左記と同じ |
実施時期 |
- |
議決後すぐに実施 |
財源構成 |
大阪府 2分の1 箕面市 2分の1 |
拡大対象者は箕面市の独自助成 |
補正予算額 3,000千円(1~3月分)
※助成件数2,000件/年程度と想定
印刷製本費 260千円(ポスター、チラシ)
※医療機関、公共機関、スーパーマーケットなどで掲示・配布
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