（報道資料）1月17日に全市一斉総合防災訓練を実施します！～全市域での安否確認訓練や各避難所で独自の防災訓練を行います～

1.実施日について

箕面市では、東日本大震災で行政機能が被害を受け、被災自治体の災害対応に支障が生じたことを教訓に、市民や関係機関とともに、大規模地震の発生を想定した実践的な全市一斉総合防災訓練を平成24年度から実施しています。訓練は毎年、阪神・淡路大震災が起きた1月17日に、曜日に関わらず行っており、今回で7回目を迎えます。

災害は、何曜日に起きるかわかりません。曜日によって、家族や地域の状況が大きく変わりますので、いろいろな曜日に防災訓練をしておくことが、いざというとき命を守る行動につながります。昨年6月、市内各地に被害をもたらした大阪北部地震は平日の朝に発生しましたが、市内の自治会で黄色いハンカチ作戦による安否確認が迅速に行われるなど、訓練の成果が徐々に表れてきています。

今回訓練を実施する平日の午前中は、若い世代が働きに行っており、地域には高齢者、主婦、小さい子どもなどが残っているだけという状況であり、この時間帯の発災に対して何をすべきか、誰もが考えておくことが重要です。

2.今年の訓練概要

(1) 実施日時

平成31年1月17日(木曜日) 午前10時から
訓練の内容により終了時間が異なります。

(2) 実施内容

震度6強の大地震が発生したことを想定し、さまざまな場所で、それぞれの立場、状況に応じた訓練を行います。各家庭では、備蓄品の確認や家族同士の連絡手段の確認を行ったり、自治会では、ご近所同士の安否確認訓練(※1)を行います。

また、避難所では、各小学校区の地区防災委員会(※2)が独自に訓練内容を検討し、防災関連DVDの上映や防災倉庫の資機材取扱い訓練、非常食の試食など、さまざまな訓練や催し物が行われます。

1 自治会での安否確認について

箕面市では、大規模地震の発災直後の安否確認を自治会単位(マンション管理組合などの地域コミュニティを含む)で行うこととしており、各自治会で安否確認の仕組みづくりに取り組んでいただいています。

【迅速に安否確認を行うため、「黄色いハンカチ作戦」を進めています】

箕面市では、「黄色いハンカチ作戦」へのご協力をお願いしています。災害時に家にいる家族が全員無事だったら、黄色いハンカチ(大きく目立つ黄色い布)を自宅の玄関先に掲げてもらいます。これにより安否が一目でわかり、自治会などでの安否確認が迅速に進みます。

2 地区防災委員会について

小学校区単位で結成していただいている住民防災組織で、平常時には各種団体の代表者や自治会長などで情報共有を行い、いざ大規模地震の際には、避難者や地域住民を組織して、避難所ごとに作成されている避難所運営マニュアルに基づき、避難所運営や在宅被災者への支援などを行います。

3.市民安全LINEについて

箕面市では、「市民安全メール」「市民安全ツイッター」に加えて、今回の訓練から新たに「市民安全LINE」の運用をスタートし、訓練用の配信を行います。無料通信アプリ「LINE@」を活用して、災害時の緊急情報や避難情報、避難所開設情報を始め、子どもへの声かけなどの不審者情報、認知症高齢者の迷い人情報など、市民の安全・安心に関わる重大な情報をいち早くタイムリーに配信します。

全市一斉総合防災訓練 ～各避難所の催し一覧～