ここから本文です。
箕面市では、令和7年(2025年)3月に、「架け橋期カリキュラム」を策定しました。
本カリキュラムは、架け橋期における幼児教育と小学校教育の教育課程を接続し可視化したものです。保育・幼児教育施設と学校双方の関係者が、子どもの「これまで」と「これから」という「育ちの連続性」や「学びの連続性」を俯瞰して意識し、子どもの「安心」を基盤とした各教育活動の一層の充実を図るために策定しました。
・幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)について(PDF:1,560KB)
箕面市では、就学前施設(保育園や幼稚園など)と小学校間の教育活動の相互理解を深め、幼児教育から小学校教育への円滑な接続をさらにすすめるため、就学前5歳児から小学校1年生の時期を「架け橋期」として位置づけ、萱野小学校区をモデル地域として、「架け橋期カリキュラム」の作成をすすめてきました。
本カリキュラムを作成を通して、幼児期から児童期の発達を見通しつつ、就学前5歳児と小学校1年生を一体的に捉え、幼児教育と小学校教育の関係者が連携して、既存のカリキュラム・教育方法を改善、充実することをめざしました。
なお、本市では本カリキュラムを作成するにあたり、モデル地域において「架け橋期カリキュラム開発検討会議」と「ワーキンググループ」を開催しました。
公立・私立の就学前施設の施設長、小学校校長、幼児教育を専門とする学識経験者、架け橋期保護者で構成される「架け橋期カリキュラム開発検討会議」では、架け橋期カリキュラム作成や実践・評価等についてそれぞれの立場から意見を交換しました。
【架け橋期カリキュラム開発検討会議の様子】
1年目 |
土台づくり |
接続に関する研修会や施設見学等を通じて、関係者間の顔合わせ、各施設における取組や子どもたちの実態共有、意見交換などを行います。 |
2年目 |
カリキュラム素案の作成 |
1年目の取組を継続しながら、「架け橋期カリキュラム(素案)」を作成し、本市のモデル地域において実践と評価につなげます。 |
3年目 |
カリキュラムの完成 |
1、2年目の取組を継続しながら、モデル地域で実践・評価を繰り返し行うことで、架け橋期カリキュラムの完成をめざします。 完成したカリキュラムを市内就学前施設及び小学校へ周知するとともに、市内全域への展開をめざします。 |
公立・私立の就学前施設の職員と小学校1年生担任等で構成される「ワーキンググループ」では、架け橋期カリキュラムの作成にあたって、学識経験者から助言いただきながらドキュメンテーションワークを中心に架け橋期における子どもの姿について具体的な意見交換等を行いました。
【ワーキンググループの様子】
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください