ここから本文です。
令和5年度末の北大阪急行線延伸線の開業にあわせて、市内の路線バス(阪急バス)が再編されます。新たに整備される箕面萱野駅を中心としたバス路線に再編することで、市内各地域から大阪都心へのアクセス強化を図り、公共交通の利便性を高めます。また、市内の東西移動の充実を図り、市内移動の回遊性を高めることで、箕面市が持続的なにぎわいと活力にあふれるまちとなることを目指します。
※運行ルートやバス停位置、バス停名、運行頻度などについて、変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
路線バス(阪急バス)の再編にあたって、一部路線は社会実験路線として位置づけ、一定期間の社会実験により事業性を見極め、交通事業者の営業路線として成立することが見込まれる場合は引き続き路線バス(阪急バス)として運行し、営業路線としての成立が難しい場合は、他の交通モードで代替することも含めて、公共交通網の適正化を検討します。
オレンジゆずるバスは、市内の路線バス(阪急バス)を補完し、市内の公共校施設などへのアクセスを主とした市内移動を担って運行を行っていることから、路線バス(阪急バス)の再編に伴い、オレンジゆずるバスも再編されます。
※運行ルートやバス停位置、バス停名などについて、変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
オレンジゆずるバスの再編にあたり、再編当初は一定期間を実証運行として位置づけ、適時以下の評価基準の達成状況を評価します。
評価指標 | 評価基準値 | 達成状況に応じた方策 |
---|---|---|
収支率 (運賃収入/運行経費) |
50% | 割引運賃の適用範囲の「維持・拡大」または「縮小」を検討 |
バス1便あたりの 利用者数 |
【赤・青・黄ルート】 48人/便 【緑ルート】 20人/便 |
運行時間帯の「維持・拡大」または「縮小」を検討 |
バス停1日あたりの 利用者数 |
8人/バス停・日 |
ルートやバス停の「維持・新設」または「廃止・統合」を検討 |
現在、箕面市内では、鉄道やバス、タクシーなどの公共交通が運行していますが、これら公共交通は、人口減少や少子高齢化、自家用車利用者の増加、テレワークなどの「新たな生活様式」の定着などの影響により、利用者数が減少し、公共交通をめぐる事業環境は非常に厳しい状況です。また、これらの状況に加え、特にバス事業者においては、運転士のなり手不足が深刻化していることなどもあり、全国をはじめ、近隣市町でもバス路線の減便や廃止が起きています。
一方で、超高齢社会を迎え、高齢により運転免許証を返納した後の移動手段の確保など、公共交通の維持・確保の重要性は増しています。
公共交通を利用したいと思ったときに利用できるようにするためには、今ある公共交通を持続可能なものにしなければなりません。公共交通を将来にわたって守っていくためには、一人一人が公共交通の現状と課題を認識し、何より公共交通を一度でも多くご利用いただくことが重要です。
おでかけの際などには是非、公共交通をご利用いただき、市民のみなさまの手で公共交通を「守り・育てていく」ことにご協力をお願いいたします。
よくあるご質問
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください