箕面市 > くらし・環境 > 交通 > 北大阪急行線の延伸に伴う市内バス路線の再編について > バス路線再編に伴う社会実験路線の評価などについて
更新日:2025年4月17日
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令和6年3月23日(土曜日)の北大阪急行線延伸線の開業にあわせた、市内の路線バス(阪急バス)の再編に伴い、一部路線は社会実験路線として位置づけ、一定期間の社会実験により事業性を見極め、交通事業者の営業路線として成立することが見込まれる場合は引き続き路線バス(阪急バス)として運行し、営業路線としての成立が難しい場合は、ほかの交通モードで代替することも含めて、公共交通網の適正化を検討します。
また、市内の路線バス(阪急バス)を補完し、公共施設などへのアクセスを主とした市内移動を担うオレンジゆずるバスについても、再編当初は一定期間を実証運行として位置づけ、適時、評価基準の達成状況を評価します。
各路線の1次評価結果(4月1日~6月30日までの収支率)及び2次評価結果(4月1日~12月31日までの収支率)は下表のとおりです。
令和7年4月以降の対応については下記表のとおりです。
2次評価で収支率が100%以上のため、令和7年4月1日から本格運行へ移行します。
(2025年4月17日追記)
如意谷線の運行について、4月21日月曜日から平日の発車時刻が変更となります。
1次評価で収支率80%以上かつ2次評価で収支率100%未満のため、路線・便数を見直した上で令和7年4月1日以降社会実験を継続します。
1次評価で収支率80%未満かつ2次評価で収支率100%未満のため、令和7年10月以降に路線や便数の見直しを実施します。10月以降の見直し内容での運行開始までの期間、経過措置運行として現在と同じ路線・便数で運行します。
4月以降の社会実験や見直しの検討状況について、詳しくはこちらからご確認ください。
(参考)社会実験路線の評価の流れについてはこちらからご確認ください。(PDF:145KB)
評価指標 | 評価基準値 | 達成状況に応じた方策 |
---|---|---|
収支率 (運賃収入/運行経費) |
50% | 割引運賃の適用範囲の「維持・拡大」または「縮小」を検討 |
バス1便あたりの 利用者数 |
【赤・青・黄ルート】 48人/便 【緑ルート】 20人/便 |
運行時間帯の「維持・拡大」または「縮小」を検討 |
バス停1日あたりの 利用者数 |
8人/バス停・日 |
ルートやバス停の「維持・新設」または「廃止・統合」を検討 |
箕面市内では、鉄道やバス、タクシーなどの公共交通が運行していますが、これら公共交通は、人口減少や少子高齢化、自家用車利用者の増加、テレワークなどの「新たな生活様式」の定着などの影響により、利用者数が減少し、公共交通をめぐる事業環境は非常に厳しい状況です。また、これらの状況に加え、特にバスやタクシー事業者においては、運転士のなり手不足が深刻化していることなどもあり、全国をはじめ、近隣市町でもバス路線の減便や廃止が起きています。
一方で、超高齢社会を迎え、高齢により運転免許証を返納した後の移動手段の確保など、公共交通の維持・確保の重要性は増しています。
公共交通を利用したいと思ったときに利用できるようにするためには、今ある公共交通を持続可能なものにしなければなりません。公共交通を将来にわたって守っていくためには、一人一人が公共交通の現状と課題を認識し、何より公共交通を一度でも多くご利用いただくことが重要です。
おでかけの際などには是非、公共交通をご利用いただき、市民のみなさまの手で公共交通を「守り・育てていく」ことにご協力をお願いいたします。
バス路線再編に関してよくある質問については、こちら(PDF:182KB)をご確認ください。
よくあるご質問
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