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更新日:2022年1月12日

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令和2年度第4回箕面市総合教育会議議事概要

日時:令和3年(2021年)3月31日(水曜日)午後2時から午後4時

場所:グリーンホール2階大会議室2
出席者:

【箕面市】上島市長

【教育委員会】藤迫教育長、山元代表教育委員、高野委員、中委員、大橋委員、稲田委員

【事務局】尾川副教育長

(子ども未来創造局)木村担当部長、藪本副部長、岡担当副部長、今中担当副部長、小西担当副部長、石橋学校教育監、巣組センター長、三島所長、福田室長、土井担当室長、韮澤課長、松澤室長、片山室長、村中室長、遠近室長、宇根室長、多々室長、今峰室長、金城室長、大迫館長

(市政統括)小林市政統括監

【傍聴者】2名

1.議事内容

1.「箕面市教育大綱2020」の進捗状況について

  • 配布資料に基づき、事務局より説明

(山元代表教育委員)

  • 「貧困の連鎖の根絶」の取組については、箕面の中学校を卒業して、高校生になってどうなっているのか、高校で中退する子どもの進路はどうなったのかといったデータを高校と共有していくことが必要である。

(藤迫教育長)

  • 「貧困の連鎖の根絶」については、文科省、厚労省も同席している内閣府主催の秋の行政事業レビューで、「箕面市独自の子ども成長見守りシステムや子どもステップアップ調査のデータを関係課室と共有して取り組んでいるが、高校との連携が難しい。」ということを伝えたので、そこが突破口になるかもしれない。守秘義務によって制限されている部分を、新たな仕組みに変えることで高校からの進路も追える可能性がある。

(上島市長)

  • 箕面市は子ども成長見守りシステム、子どもステップアップ調査などに先進的に取組み、子どもの興味関心を高めて授業力の向上を目指しているので、継続して取り組んでいきたい。

(山元代表教育委員)

  • 寝屋川市の選択登校についての例が興味深いが、コロナ禍での新しい取組の中でも特に分散登校について調べてほしい。今まで登校を拒否していた生徒が、分散登校で登校するようになった件について検証したい。

(藤迫教育長)

  • 寝屋川市の選択登校については、箕面市も同じ施策を行っている。
  • 分散登校については、すべての都市で多くの不登校の子どもが出席できたという効果が見られている。コロナが収まって分散登校が終わるとまた不登校に戻ってしまったので、少人数の方が良いのではという検討方針が、35人学級実現の追い風になったと感じる。
  • 教育大綱2020の進捗報告の2、3ページでトライアルデータの説明をしたが、試験的なものなので長いスパンで見極めさせていただきたい。分割して行う授業については、中学校の方がはっきりと効果があがっている。小学校については、もう少し時間かけて分析したい。

(大橋委員)

  • 小学校の分割に関しては、学習効果だけでなく、子どもたちがずっと同じメンバーでいることのストレスが分割によって軽減されるという話を、何年か前にこの会議の場で話をした記憶がある。
  • 教育大綱2020の進捗報告の「学校組織体制の再構築」ということで、パイロット校で豊川南が圧倒的に他よりも効果が出ているが、具体的な要因は何か。

(事務局)

  • 結果が出ている学校については、校長のリーダーシップとミドルリーダーとのしっかりした連携が強く感じられる。

(稲田委員)

  • このパイロット校について、元々時間外勤務の削減を狙って始めたものではないが、今はそれが目標なのか、いろいろとやっている中でこうした効果も出ているという話なのか、その辺りを教えてほしい。

(事務局)

  • パイロット校の目標としては、学校の組織体制の構築というところにあると思っている。ただし、配置した人数分の時間外削減がないとコストをかけて人を配置した甲斐がないので、まずはそこを指標にして進めてきたところである。
  • パイロット校については、時間外の削減効果が安定してきたので、今後更に拡大していく為の組織づくりやミドルリーダーの役割の展開を視野に入れる時期に来たと感じている。時間外の削減効果のみでなく、それも併せて拡大していく必要があると思う。

(藤迫教育長)

  • 我々は決して時間外を減らすことだけが最終目標じゃなく、第一段階としてどれだけ努力すれば学校の業務がスリムになるのかという目安を作り、そこに向けて努力している。そしてそれが達成できれば、そこから教育の質をバージョンアップさせていくということが最終目的である。

 2.「箕面市教育大綱2021(案)」について

(山元代表教育委員)

  • 大綱別紙〈2021〉(案)の学校教育の(7)にある「学校になじめない、学習についていけない、病気等による長期欠席、生活困窮」という説明が他の説明文と比べて浮いており、わかりづらい。「すべての児童」と言い換えた方が良いのではないか。

(稲田委員)

  • 大綱別紙〈2021〉(案)は、できるだけ具体的にわかりやすく表記していこうとなっているので、来年度はこの部分を強調して表記していくことも一つの方法だと思う。

(事務局)

  • ご指摘の箇条書きについては、元々は大綱〈2021〉(案)にある「すべての子ども」という部分を補填する意味で追加したものなので、更に詳しく説明するのか、わかりやすく大まかに言い換えるのかのバランスを再度議論していただきたい。

(山元代表教育委員)

  • 「学校になじめないなどの児童生徒」という書きぶりで、「など」ですべて含んだ形の方がスマートではないか。

(大橋委員)

  • 「学校になじめない」で一括りにすると、一人ひとり取り残さないという趣旨が伝わりづらくなるのではないか。

(山元代表教育委員)

  • この箇条書きは、教育行政用語の長期欠席調査の項目を並べたものだと思うので、それならば「長期欠席等の生徒において必要となる学習手段、居場所づくり等の支援を実施する」で良いのではないか。

(大橋委員)

  • 長期欠席の子どもたちの学習支援、居場所づくりといった文言は教育大綱2020の頃からこだわっている部分なので、ぜひ残してもらいたい。長期欠席だけではなくて、外国に繋がりのある子どもたち、日本語を母国語としない子どもたちの支援をやっていくと文言を残してほしい。

(山元代表教育委員)

  • 「サポートが必要な児童生徒に必要となる学習や支援や居場所づくり等の支援を実施する」だとわかりやすい。

(大橋委員)

  • 一人ひとり取り残さないという趣旨が忘れ去られないようにしてほしい。

(山元代表教育委員)

  • 不登校の対策の中で、起立性調節障害(以下、「OD」という。)の児童に対する医療的アプローチを交えた取組を進めてほしい。そのために、提携している大学や、新たに病院と連携した支援を検討していくべきではないか。そのうえで、「サポートを必要としてるすべての児童生徒、すべての子どもたちに新しいアプローチを工夫しながら必要な手段をとっていく」といった方がわかりやすい。

(大橋委員)

  • 長期欠席のODの子どもについて、まだ医療界と教育界の壁が非常に厚いけれど、具体的に文言が出てくることで対応していける部分もある。個人的には具体的に文言を残していただきたいが、書き出したらきりがないような気もする。
  • 不登校の子の1/3がODというデータがあるので、医療的サポートがあれば、そのような児童の孤独感、自己肯定感の欠如などを和らげる支援の話だと思うが、本当に誰ひとり取り残さないといったときにどう受け取られるか。

(高野委員)

  • サポートが必要なかたたちは、それがサポートされるものなのかどうか、支援を受けることができるのかもわからない場合があるので、具体的に書いてあることによって、非常にわかりやすい書き方になると思うがどうか。

(稲田委員)

  • 大綱別紙〈2021〉(案)については、大綱〈2021〉(案)で定めた基本方向の実現に向けた具体的な取り組み事項を記載し、毎年、総合教育会議で進捗状況を確認しますと書いてあるので、個人的には大綱別紙〈2021〉(案)には具体的に取り組み内容を書いていってほしい。具体的に書くことで市民のみなさんもわかりやすい。チェックするにも具体的に書いてあったら、これが出来ていない、あれが出来ていないというのが非常にわかりやすい。

(藤迫教育長)

  • 大まかにわかりやすく書くのも、具体的に詳しく書くのも一長一短だと思う。

(上島市長)

  • 今は医療的アプローチについて具体的な記述はないが、これから検討させていただきたい。大綱別紙〈2021〉(案)の方は市民が読んでわかりやすい内容であれば今のままが良いと思う。

(事務局)

  • 市長と事務局の方で、今の趣旨を踏まえて修正させていただきたい。

(大橋委員)

  • 大綱〈2021〉(案)の学校教育の2行目で、「友達」という言葉が小さい子どもたちをイメージしているように見えるので、「他者」に変えてほしい。
  • 大綱別紙〈2021〉(案)の学校教育の(8)で、新型コロナウイルス感染症対策とSDGsに向けて目標を持って子どもたちが自ら考え行動するというのは、2つの文章に分けて記載する内容だと思う。

(事務局)

  • 学校教育の(8)の修正案としては、「感染症対策として、学校教育に新しい生活様式を取り入れる。またSDGsの17の目標を実現していく為にこれから社会の主役となる子どもたちを自ら考える」というのでよろしいか。

(大橋委員)

  • その通り。感染症対策を取りながら、新しい生活様式を取り入れた学校教育という話と、SDGsに関しては子どもたちが自ら考え課題を解決していくという話なので、それぞれ別の話だと思う。

(稲田委員)

  • これから社会を担っていく子どもたちが生活様式を変えていかないとSDGsの目標を達成できない。新型コロナでも生活様式を変えないとコロナに対応できないので、2つあわせて新しい生活様式を取り入れていくという話でいいのではないか。

(大橋委員)

  • SDGsは課題として解決していくべき目標として169あり、その中で新型コロナウイルス感染症をどういう風に捉えていくかという話だと思うが、それとは少し違うと思う。子どもたちが抱えている課題としては両方ともあるが、これだとSDGsさえ入れればいいという風潮に乗っているように見えるので、理論的に分けた方が良いのではないか。

(藤迫教育長)

  • 稲田委員は、学校教育に新しい生活様式を取り入れるということは、新型コロナもSDGsの両方の内容に沿うのでこのままで良いのではないか。大橋委員は、やはり新しい生活様式はコロナ対策であって、SDGsとは区別すべきことじゃないかということで良いか。

(大橋委員)

  • その通り。両方とも課題であり、新しい生活様式の適応とSDGsの課題解決は両方ともに必要だが、やはり分けて記載した方が良いと思う。

(山元代表教育委員)

  • この場面でSDGsが浮いて見える。そのため、新型コロナウイルス感染症対策として学校教育の中で生活様式を取り入れた方がわかりやすい。

(稲田委員)

  • 例えば、「新型コロナウイルス感染症対策として、また持続可能な社会を実現していくために、学校教育に新しい生活様式を取り入れ、これからの社会の主役になる」というような案はどうか。

(大橋委員)

  • やはり文章を2つに分けた方が良いと思う。

(上島市長)

  • SDGsと新しい生活様式を分けて、展開を図っていくということでいきたいと思う。

(稲田委員)

  • 大綱〈2021〉(案)の子育て施策の詳しい解説を書いている部分で、「家庭の経済的な状況や子どもの発達上の支援の必要性の有無に関わらず、すべての子どもが安心して幼児教育保育施設を利用できるよう、幼稚園教諭・保育士の確保や資質の向上等に向けた取組みを行います。」とあるが、前段で経済的な状況とあるのに取組内容が教諭の確保と資質の向上となっている。幼稚園教諭の前に「家庭の経済的な状況に対する支援と幼稚園教諭、保育士の確保」とした方がよりわかりやすい。
  • 大綱〈2021〉(案)の学校教育にある「子どもたちの生きる力とつながる力を育みます」というところだが、主体的、対話的で深い学びにつながるという話をよく言われるがどういう風につながるのか。生きる力から発展してアクティブラーニングに変化しているが、今の学習指導要領にどうつながっているかを説明してほしい。

(事務局)

  • 稲田委員のおっしゃった通り、主体的、対話的で深い学びというのは今の学習指導要領上の大きなテーマである。
  • 「生きる力」とは、要は社会に出てどのように生きていくのか、そういう力を育みましょうという考え方であり、これが根底にあると考えている。その方法論として、主体的、対話的で深い学びといった、自分自身の考えてることを他者に伝えながら学習を深めていくことが中心になってきたと考えている。

(稲田委員)

  • 主体的、対話的で深い学びという言葉が非常にわかりづらいため、わかりやすい表現にしたということでよろしいか。

(事務局)

  • その通り。

(山元代表教育委員)

  • 35人学級の早期実現の部分で質問がある。今、箕面で最高齢の講師の年齢はいくつか。

(事務局)

  • 70歳超えているかたがいる。

(山元代表教育委員)

  • 年齢をある程度高齢化してもいいのではないか。

(事務局)

  • 人による部分があると思うので、個人の適性を見極めながら講師登録の対応をしていきたい。

(上島市長)

  • 35人学級について、箕面市は一年先取りでいく方針である。今後、教室数の確保については問題ないということだが、先生の確保についてはどの程度の見込みなのか。

(事務局)

  • 一学年分の4~5人の講師を、1年前倒しで市が確保する。これは十分に確保できる人数で、すでに採用者が決定している。その次の年からは、府費負担の教員を一般の教員採用試験により正規採用の教員として確保できる。教員採用試験は豊能地区全体で実施しているので、十分対応できる人数だと考えている。

(藤迫教育長)

  • 全国的に教員がたくさん必要になるので、結果的に国が加配しているのを置き換えていくだけだという意見もある。
  • 質の高い教員を採用していくことについて問題がないか。競争率を今の3倍程度からどれだけ上げられるかが豊能地区人事協の中でも課題である。

(山元代表教育委員)

  • 最初は、豊能地区はとても人気があって6.4倍ほどだったが、今では3倍程度になっている。

(上島市長)

  • 大阪府の平均はどれくらいなのか。

(山元代表教育委員)

  • 豊能地区と同じくらい。堺が4倍程度で、少し高い。

(藤迫教育長)

  • 確かではないが、今回は大阪府の方が豊能地区よりも倍率が高かった。

(山元代表教育委員)

  • 他県では大学の推薦枠でそのまま試験なしで採用するところがあり、試験を受けなくていい分そちらに人材が流れてしまうのではないかという問題がある。そのため、豊能地区も例えば箕面市は関西大学から5人取りますということもできたら良いと思う。

(藤迫教育長)

  • 大学と連携して教職員を採用しやすいようにしている。今後、桃山学院教育大学とも連携しようと教育委員会で進めている。

(上島市長)

  • 箕面市は豊能地区で人事権を持っているということと、「ぴあ・カレッジ」をやっているのでいい教員が採用できている。特に、市内在住の新規採用職員が多いと聞いているがどうか。

(事務局)

  • 新規採用教員の中で豊能地区出身者の採用者の割合は年々増えてきているので、その通り。

(上島市長)

  • 自分が育った母校で、教員として頑張ろうという意識を持った先生が増えているということはいいことだと思う。いずれ箕面市独自の給与権を取ることで、教育専門監といったかたにも報いることができると思うので、引き続き要望していく。

(中委員)

  • 生涯学習・社会教育の部分で、学校教育修了後の卒業選択や就職開始段階でつまづいて中途退職し、自分を見出せないままアルバイトなどで生計を立てながら将来に不安を抱えて悩んでいる人たちのために、生涯学習の中で若者の持つ力を発揮できる支援や、若者自身の生き方を応援していくなど、若者のニーズに合った生涯学習講座を開き、そこで学んだ成果に対する評価を表す制度などの手段の整えが必要になると思う。こういう観点を持ちながら、生涯学習・社会教育の中で取り組みを進めてほしいと思う。

(事務局)

  • 以前にも同様のご意見をいただき、その後研究をさせていただいたいた。現時点では当てはまる事業がなかったが、労働福祉の観点、または就労支援の観点等を取り入れていくことで、今後の新たな取組みの中で反映できるものも見つかっていくと思うので、引き続き研究していく。

(事務局)

  • 一点補足で、現在大学で様々な知見を提供して、それに対して単位を提供するという単位認定の仕組みもあるので、大阪大学との連携で可能になるか今後検討していく。

(上島市長)

  • 中委員から生涯学習の話が出たが、北急延伸事業の船場のまちづくりで、ハード面の充実だけではなく、ソフト面に関しても内容を詰めている。本市の新しい拠点として、新しいビジネスや国際交流、文化、芸術交流の拠点として生涯学習の充実につながると思うので、引き続き進めていきたい。

(高野委員)

  • 子育て支援について、箕面市は市民のニーズに合うような政策を次々と進めている印象だが、他市の子育て支援に比べて遅れている。
  • 大綱別紙〈2021〉(案)の子育て施策の(5)子育て支援と外出促進において、「市内公園において物理的ゾーニングをした幼児ユニットの設置を進める」という言葉の通り、ぜひ積極的に進めてほしい。
  • 子育て世代にしてみれば全員が車を運転できるわけではないので、小学校区ごとに一個ずつ公園の中に幼児ユニットがあってほしい。そういうものがあると出かけるきっかけになり、家に閉じこもって子育てをするということがなくなる。コロナ禍であっても同様。
  • 公園のあり方については議論が必要と思う。公園という場所は地域交流の場であると思うが、非常に地域とのトラブルが多い。その中で地域と私達はつながっていけるのかといった疑問を感るので、これから公園整備をしていく中で、公園の在り方について一緒に議論を重ねていきたい。

(上島市長)

  • 予算の都合があるので一斉にはできないが、彩都と森町を除いた12小学校区の中で、プライオリティを決めて点数制で優先すべき公園から順次リニューアルをしていく。子育て交流の場として、ふさわしい公園にしていきたい。
  • 「さくらぴよぱーく」というのが4月1日からリニューアルオープンになる。
  • 今後の公園のリニューアルについては、保育所や幼稚園はあるが園庭がないところで、その近くに作るということを配慮しながら、幼児用のユニットや低学年用の遊具を作っていきたい。

3.その他

熱中症予防の対応指針について

(事務局)

  • 熱中症の対応指針を確定した。策定に至るまでに様々なご意見を各団体からいただいたので、策定した指針とともにご意見に対する変更点・回答をお返ししている。学校については4月からこの指針を基に研修会・学習会を開き、認知に努める。

(藤迫教育長)

  • 良い指針が作れたので、また事あるごとに大阪府に紹介していきたい。

(上島市長)

  • ページ数が多いので概要版を作ってほしい。

(事務局)

  • 保護者用については、リーフレットの形で概要版を作成しており、現在最終調整している。子ども用の概要版については、小学生低学年、高学年向けと中学生向けを作成する。

成人祭について

(事務局)

  • 成人祭の開催について、箕面市と箕面市教育委員会は新型コロナウイルス感染症が急拡大していた状況を鑑み、当初1月11日に予定していた令和2年度成人祭を8月14日に延期とさせていただいた。しかし猛暑、加えて就職活動の時期と被る8月開催では参加しにくい、参加出来ない、という意見をいただいた為、当初開催延期を予定していた8月14日に加えて4月24日にも開催する案が3月25日に議会で可決された。
  • 4月24日の開催まで1ヶ月をきっており、可能な限り早くかつもれなくお知らせする必要があるため、3月25日の午後に個別案内を発送し、市HP、各種SNSの活用はもちろんのこと、同窓会や恩師の連絡網の活用、市関係団体のネットワークやフォトスタジオ等など様々なご協力もお願いした。
  • 具体の開催内容としては4月24日は春の成人祭として、午前11時からと午後2時からの2回に分けてグリーンホールにて開催する。市長・議長からの祝辞、新成人代表の誓いの言葉、フォトスポットの設置と式典のみを人数を制限して実施する予定。
  • 8月14日開催の夏の成人祭については、開催時間は現在未定だが、春の成人祭と同様、中学校区単位で2回に分けて開催する予定。会場は文化芸能劇場。式典の内容は春の成人祭と同じものを考えているが、加えて新成人が楽しめるイベントを開催する予定。新成人のみなさんにはいずれか都合の良い日に参加いただくか、両方とも参加いただいても構わない。
  • 大阪府が国に対しまん延防止等重点措置の適用を要請する考えを明らかにしたが、令和2年度成人祭については、仮にまん延防止等重点措置が適用されている場合でも開催する。ただし、緊急事態宣言が発出されている場合には開催を中止し、市ホームページへの動画配信をする予定である。

(藤迫教育長)

  • 今のところ質問や意見等の反応は何かあるのか。

(事務局)

  • 3月25日以降、本日の午前中までで電話が1件、メールが4件の計5件のご意見、お問い合わせをいただいた。内訳は、箕面市外に引っ越したが成人祭に参加できるのかということ、また成人祭の当日に抽選会を実施するのかという問い合わせが2件。ご意見は3件あり、いずれも4月開催は急すぎるのではないかといった内容だった。

(藤迫教育長)

  • 成人祭の開催については、ここに至るまでのプロセスについて疑問を感じるといった厳しいご意見があった。これまでも教育委員会議で議論はしっかりとさせてもらっているが、表に向けての発信力が弱かったと感じているので、今後は工夫していきたい。また、12月25日の大阪府対策本部会議で、北海道と大阪府は独自に対策を打ち感染者が減少傾向にあるということを受けて、年明けの成人祭を開催できると判断してしまったことが反省点である。

(上島市長)

  • 結論として、成人祭は4月と8月の2回に渡って開催する。多くの新成人に参加してもらう為に2回という機会を設けた。8月の方はイベント等も用意しており、4月と内容、開催場所が違う。知り合いで新成人のかたがいれば、積極的に参加の呼びかけをお願いしたい。

2.資料

 

よくあるご質問

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お問い合わせ

所属課室:子ども未来創造局教育政策室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6762

ファックス番号:072-724-6010

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