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更新日:2022年6月3日
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健康寿命は、平均寿命のうち「健康ですごせる期間」のことです。
箕面市では、令和元年度に男性で81.8歳、女性で84.9歳※と府内でも健康寿命は長くなっていますが、これからもますます健康で過ごしていただくため、健康寿命の延伸に向けた取り組みを支援しています。
※健康寿命は算出方法により異なります。
国保データベース(令和元年度集計)の平均自立期間(要介護2以上となるまでの期間)を記載しています。
加齢とともに、身体の筋力や体力が低下するだけでなく、ストレスに対する回復力が低下するなど「フレイル」に陥りやすくなると言われています。
加齢による筋力低下などのフレイルが進行すると、要介護状態に進んだり、慢性疾患の重症化につながりやすいことがわかってきました。しかし、介護予防への取り組みや生活習慣病の重症化を予防することで、フレイルを改善しうることも報告されています。(フレイル診療ガイド2018年版)
参考)市町村における「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」のための進捗チェックリスト
65歳から74歳までのかたは特定健診を、75歳以上のかたは後期高齢者健診を年1回受診しましょう。
クーポン券は年1回送付されます。
また、75歳到達の切り替えの年度は、75歳に到達した翌月にクーポン券が発送されます。ただし、後期高齢者健診では特定健診に比べ検査項目が減りますので、75歳に到達する年度では、特定健診での受診をおすすめします。
年に1回の健診の結果、検査数値に異常があった場合、特定健診の場合は「健康サポート」のご案内を送付しますので、ぜひ、保健師や管理栄養士とともに生活習慣の見直しを行いましょう。
後期高齢者健診のかたも、健診結果により市の保健師からご連絡をすることがありますので、保健指導や介護予防教室に参加して、できる範囲で生活習慣の見直しを行いましょう。
高齢期の健康寿命を延ばすための4つの要素(生活習慣病予防・介護予防・健康づくり・生きがい)をご紹介します。
要介護認定を初めて受けた時の原因疾患として、要介護1になられたかたは「認知症」が一番多く、要介護2以上では、「脳血管疾患」が一番多くなります。
認知症も糖尿病や高血圧などの生活習慣病を起因することがあり、脳血管疾患も同様に糖尿病や高血圧などが原因となることがあります。
また薬を6種類以上服薬しているかたは、ポリファーマシー(多剤服用)といって副作用によるふらつきなどで転倒のリスクが高くなると言われており、できるだけ薬に頼らない生活習慣病のコントロールが大切になります。
加齢による予備能力の低下により、ストレスに対する回復力が低下した状態」になりやすくなります。
このうち3つ以上該当をフレイル、1~2つ該当をプレフレイルとされています。
ご自身が「健康を管理」し、より健康にすごせるよう取り組むことをいいます。
健診を受け、健康状態を把握することから始まります。
健康づくりのために、生活習慣の見直しを行い介護予防のための活動を始めても、「楽しみ」や「一緒に取り組む仲間」がいないとなかなか継続しづらいものです。そのため、健康的なシニアライフを継続するためにも、生きがいや仲間づくりをすることが大切と言われています。
高齢者の健康寿命を延ばすための4つの要素を図で表すと下記のようになります。
地域で開催される高齢者の通いの場でも、
このような健康寿命を延ばすための
出前講座を実施しています。
ぜひ、ご利用ください。
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