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更新日:2024年1月29日

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認知症を予防していつまでも元気に!

「健康長寿のすすめ」~認知症の現状について~

箕面市の高齢化率の上昇は全国平均より早く進むことが予測されており、今後は特に75歳以上の後期高齢者が増加する傾向にあります。加齢に伴って身体機能や認知機能が低下することは避けられないことですが、できるだけ心身ともに健康に暮らし、健康寿命を延ばすことが重要です。

認知症は主に老化に伴って起こる症状で、推計値では2020年に約631万人(約5.6人に1人)が認知症であると推計されています。

認知症は誰でも発症する可能性のあるものですが、早期受診、早期発見により、病気の進行を遅らせることができます。また、健康なうちから予防に努めることで、認知症のリスクを軽減することもできます。

認知症を予防するには?

生活習慣を見直すことが一番大切です!

【認知症予防の3箇条】

  • 運動…ウォーキングなどの有酸素運動は認知症予防に有効です。1日に目標歩数を設定するなどして、運動の継続を心がけましょう!
  • 食事…毎日規則正しく、栄養バランスのとれたものを、よく噛んで食べましょう!また、認知症予防のためには、魚(特に青魚)や乳製品を意識して食べると良いとされています。
  • 参加・コミュニケーション…認知症予防(認知機能低下予防)の最も重要なキーワードは「人との交流」です!日頃からいろんなことに関心をもち、家族や友人とのコミュニケーションを積極的にとりましょう。

これらに加えて、日頃から意識して頭を使う(できれば、手足などの身体も一緒に動かす)ことも認知症予防には効果的です!

認知症予防トレーニング

頭と身体を使って認知症を予防するためのトレーニングを紹介します。

楽しみながら、認知症予防に取り組みましょう!

【足踏みしながら計算】

1.床に立つか、椅子などに座った状態で、足踏みします。

2.足踏みしながら、100から順に7を引いて計算します。

 

【3の倍数で手をたたく】

1.数字を1から10まで数えます。

2.そのとき、3の倍数のときだけ手をたたきます。

(簡単にできるようになったら、次は20まで続けてみましょう!)

 

【指体操で脳を元気に!(カメラのフレーム)】

1.左右の手の親指と人差し指で、長方形のフレームをつくります。

2.左右の指を入れ替えます。

(これを繰り返します)

カメラのフレーム

 認知症機能検査(CADi2)

CADi2とは、島根大学医学部第三内科が開発した認知機能検査アプリで、認知症チェックテストに加え、情動機能の評価と認知機能維持のためのトレーニングを行うことができます。

認知機能評価は、10問の問題に答えることで認知機能を評価します。                              情動機能評価 は、14問の質問に答えることで意欲が低下の有無を評価します。
トレーニング は、玉ころがしゲームを行うことで認知機能を維持させることができます。

CADi2は、下記URLからダウンロードすることができます。 ※iOS対応の端末でのみ、ダウンロードが可能。                  https://apps.apple.com/jp/app/cadi2/id808586504

 

箕面市内の認知症予防のグループ活動

箕面市内では、3つのグループが認知症予防を目的として活動しています。グループにより活動の日程や内容は異なりますが、カードゲームや作品づくり、パズル、ウォーキング、体操などさまざまな活動を組み合わせて実践されています。

グループ「YOB」のみなさん

    グループ「YOB」 ウォーキングと自然学習

 グループ「秋桜会」のみなさん

       グループ「秋桜会」 手芸活動

 

認知症予防活動に興味のあるグループは、地域包括ケア室(072-727-3548)までお問い合わせください。また、平成24年度から街かどデイハウスにおいて、認知症予防リーダー養成講座を受講したスタッフが、認知症予防講座を開催しています。開催日程や内容、募集時期については、各街かどデイハウスにお問い合わせください。

 

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部地域包括ケア室 

箕面市萱野5-8-1

電話番号:072-727-3548

ファックス番号:072-727-3539

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