箕面市 > 市政 > 広報・広聴 > 広報 > 報道資料 > 平成29年度報道資料 > (報道資料)箕面市・豊能町の「消防力保全計画」を策定!~将来にわたり適正な消防力を確保するため消防隊の増隊と消防署の追加整備を計画~
更新日:2018年2月6日
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箕面市では、将来にわたって、地域による偏りのない均一な消防サービスを提供できるように、消防力の規模と配置のあり方をまとめた「箕面市・豊能町の今後の消防需要に基づく消防力保全計画」を、平成30年2月6日(火曜日)に策定しました。
この計画では、人口重心の移動による消防署の配置の不均衡や、救急件数の増加といった消防本部が抱える課題に対し、40年先まで人口動向などを分析し、消防隊の規模や消防署の配置の見直しについてまとめています。
本市では、この10年間で1万人以上人口が増加(約8%増加)しており、今後も高まり続ける消防需要に対応するため、計画に基づいて、早期に消防隊の増隊を進めるとともに、箕面市域の消防署を現在の3署から5署体制とします。平成30年度には、最も優先度の高い東部地域において、新たな消防署の整備に着手します。
現在、箕面市東部地域の拠点は、東分署が担っていますが、これは建築当時(昭和40年代)の人口重心を基に整備されているため、その後、開発が進み東部地域の人口が増加したことによって、東分署だけでは、東部地域全体をカバーすることができなくなりつつあります。
そこで今回、計画に基づき、まずは平成30年度に東部地域の南部をカバーできる消防署の整備に着手します。その後、東部地域の北西部をカバーできる位置に消防署をもう1署整備します(現東分署を移転)。さらには、箕面市中部地域にも消防署を整備することで、箕面市全域をカバーします。
これにより、今後、高齢化などの影響で、救急車・消防車の出動件数が増加しても、短時間でどの地域にも到着できる、均一した消防サービスを提供できるようになります。また、本計画は、市境と近接し過ぎている消防署の配置調整なども含むため、将来の消防広域化や消防本部間の連携強化などを見ても、齟齬のない内容となっています。
消防署建設にあたっては、早期に適切な消防用地の候補を選定し、地元住民の理解を得つつ計画を進めます。また、国からの特定財源等を最大限活用し、市一般財源の支出を抑え、次のスケジュールで整備を進めます。
・2020年度中・・・(仮称)箕面東B拠点を開署
・2025年度まで・・・(仮称)箕面東A拠点を開署※現東分署を移転
・2025年度中・・・(仮称)箕面中部拠点を開署
・2026年度以降・・・(仮称)箕面西拠点を開署※現西分署の配置調整
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