箕面市 > 市政 > 広報・広聴 > 広報 > 報道資料 > 令和3年度報道資料 > (報道資料)教育現場における熱中症事故予防に係る対応方針を刷新し、運動場ミストシャワー・プール遮光シートを設置します
更新日:2021年6月14日
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箕面市では、公立小中学校、公立幼稚園、市内の保育所及び認定こども園における熱中症事故予防に係る対応方針として、平成30年度(2018年度)から、WBGTが28度以上の場合は屋外活動を禁止してきました。
熱中症予防には効果があったものの、一方で子どもたちの運動機会が制限されてきたことから令和3年度(2021年度)から、この方針を刷新し、WBGT28度以上31度未満を「厳重警戒ゾーン」とし、新たに作成した「熱中症予防の確認フローチャート」に基づき、現場の教職員が屋外活動の可否を判断する仕組みを導入しました。
また、部活動時における熱中症対策として、運動場ミストシャワー、プール遮光シートを設置し、夏場の屋外活動における安全・安心な環境づくりをすすめるとともに、経口補水液、瞬間冷却剤、涼感タオルなどが入った、持ち運び可能な熱中症対策キットを全市立小中学校に導入します。
箕面市では、平成30年度(2018年度)より、WBGTが28度以上の場合、屋外活動を禁止とし、熱中症事故予防の取り組みを進めてきました。熱中症予防には効果があったものの、一方で子どもたちの運動機会が制限されてきたことから、令和3年(2021年)4月1日から、夏場の子どもの運動機会の確保と安全の確保の両立の観点で、学校諸活動における熱中症事故予防に係る対応方針を刷新し、新たに『教育現場における運動や活動時の熱中症予防の対応指針』を作成しました。
今後は、WBGT28度以上31度未満を「厳重警戒ゾーン」とし、「小中学校における熱中症予防の確認フローチャート」や「乳幼児における熱中症予防の確認フローチャート」に基づき、現場の教職員が屋外活動の可否を判断することとし、市内の公立小中学校、公立幼稚園、市内の保育所及び認定こども園についてこの対応指針を適用しています。また、私立幼稚園については、市の対応方針をお知らせしています。
(1)屋外活動前にWBGTが28度以上に到達している場合
(2)屋外活動中にWBGTが28度以上に到達した場合
(3)WBGTが31度以上の屋外活動の場合
(4)屋内活動(体育館)において
熱中症の重症化予防の観点から、経口補水液、瞬間冷却剤、涼感タオルなどが入った、持ち運び可能な熱中症対策キットを全市立小中学校に導入し、熱中症対策を強化しました。
中学校の部活動時における熱中症対策として、運動場内で日陰となる場所にミストシャワーを設置し、部活動中の生徒が一時的に涼しく休憩できる場所を確保します。また、部活動でプールを利用する中学校において、遮光シートを設置します。
【設置校】
運動場ミストシャワー:中学校6校全校、小中一貫校2校全校
プール遮光シート:中学校5校(水泳部がある中学校)
発達段階に合わせて分かりやすく熱中症予防対策について周知するために、小学校1~3年生用、小学校4~6年生用、中学生用のイラスト入りリーフレットを作成しました。今後、全児童生徒に配布します。また、保護者用のリーフレットも作成し、ホームページ上に掲載し周知しています。
令和3年4月~
令和3年5月~
令和3年6月~
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