箕面市 > 市政 > 広報・広聴 > 広報 > 報道資料 > 令和3年度報道資料 > (報道資料)歩道に自転車の通行エリアを設置しました!~通行幅を拡張し、カラー舗装で歩行者と自転車の通行エリアを分かりやすく表示~
更新日:2021年10月28日
ここから本文です。
箕面市は、歩行者・自転車利用者の安全を確保するため、自転車通行が可能な、市道中央線の一部区間(箕面市役所前交差点から稲1丁目交差点までの約300メートル)の歩道について、幅を広げ自転車の通行エリアを設置する工事を今年6月に実施しました。自転車の通行エリアや進行方向をカラー舗装し、自転車と矢印のイラストを表示するなど、視覚的に分かりやすくした試みは、全国的にも新しい取り組みです。
今回の整備に伴い、沿道住民や通行しているかたを対象にアンケートを実施したところ、回答者240人のうち約9割のかたから「歩行者・自転車利用者の安全性が高まった」との回答を得ることが出来ました。
箕面市は、これまで、「自転車は軽車両である」という原則に基づき、車道への自転車走行レーン(青い路面標示)の設置を進めてきましたが、「子どもを乗せて走行するのが怖い」「路上駐車があって走行しにくい」などの意見を、自転車利用者から数多く受けていました。
また、交通量が多い市道中央線では、車道ではなく歩道を走る自転車が多く、加えて、歩道の幅が十分ではないため、接触事故が起こる危険性が高くなっていました。
この課題を受けて、今年6月に市道中央線の一部区間(箕面市役所前交差点から稲1丁目交差点までの約300メートル)の自転車通行が可能な歩道について、幅を広げ自転車の通行エリアを設置する工事を実施しました。今回の工事では、歩行者・自転車の通行幅を2.5メートルから4.5メートルに拡張し、カラー舗装で歩行者と自転車の通行エリアを区分しました。さらに、自転車の通行エリアでは、自転車と矢印のイラストを表示するなど、視覚的に分かりやすくした試みは、全国的にも新しい取り組みです。
今回の整備に伴い、沿道住民や通行しているかたを対象にアンケート調査を実施したところ、回答者240人のうち約9割のかたが歩行者・自転車利用者の安全性が高まったと回答し、8割以上のかたが、他の歩道についても、幅を広げることができる場合は今回と同じように整備したほうが良いと回答しました。
今後も、沿道の住民や自治会に意見を伺いながら、関係機関などの意見を参考に、このような歩行者と通行エリアを区分した歩道の整備に取り組み、歩行者と自転車利用者の安全を確保します。まず、市道中央線稲1丁目交差点から萱野3丁目交差点(国道171号)までの区間の検討を進め、整備内容や時期を決定していきます。
報道資料PDF版
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください