更新日:2018年10月25日

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部門別計画3-2-3

第3節 市民参加の充実

1.動向と課題

本市では、地方分権の流れのなかで市民自治による地域社会の発展をめざして、市民の意向が市政運営に反映される制度づくりを進めてきました。1997年(平成9年)には、市行政の意思形成段階からの市民参加をうたった箕面市市民参加条例を制定、また、1999年(平成11年)には、箕面市非営利公益市民活動促進条例(NPO条例)を制定し、NPO活動を促進する環境づくりに努めています。

今後は市民参加の取り組みの成熟化に向け、様々な場面での市民同士や、市民と行政とが議論し活動していく機会を積極的に設け、互いの役割を明確にしながら、市民と行政の対等なパートナーシップを実現・充実していく必要があります。

まちづくりに参加することは市民にとって当然の権利であり、性別・年齢・国籍・障害の有無など、非合理な理由により、その参加の機会から差別・排除されることのないよう、今後も制度の整備・充実を図る必要があります。

2.基本方針

  • 市民と行政の協働によるまちづくりを進め、行政運営へ市民ニーズを反映させるための市民参加の取り組みを進めます。
  • NPO 等市民活動団体との関係づくりをはじめ、その活動の促進に関する環境整備に努めます。また、公共的課題について行政と市民の役割分担の明確化に努めます。

3. 施策の体系

  • (1)市民参加によるまちづくり
  • (2)市民活動促進機能の充実

4. 施策の内容

(1)市民参加によるまちづくり

  • 身近な地域における課題や魅力づくりについて、市民自らが検討・研究に取り組み、市行政への政策提言を実施するなど、それぞれの地域が主体的に地域のことを調整・解決していくことの できるシステムの確立をめざします。
  • 市民からの意見や提言が、行政運営においてどのように反映され、どのように実現していくのか等、政策決定などのプロセスを市民に公開する体制を整えていきます。

(2)市民活動促進機能の充実

  • 市民参加を促進するために、市民・行政職員を対象としたNPOなど市民活動団体の活動情報の発信、人材養成のための講座等を実施します。
  • 公共サービスにおける役割分担について行政と市民との協働で見直し、NPOなど市民活動団体の公共サービス分野への事業参入機会の創出・提供に努めます。
  • 市民活動が必要としている、人・場所・もの・経費等への支援や市民活動に役立つ行政情報を積極的に発信するとともに、市民活動の環境整備に努めます。

 

【関連計画】箕面市地域情報化計画

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電話番号:072-724-6708

ファックス番号:072-723-2096

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