更新日:2018年10月25日

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部門別計画3-1-3

第3節 道路の整備

1.動向と課題

本市では円滑な交通を確保するため、市域を越えた広域的な交通体系および地域整備を考慮しながら、都市計画道路の整備を重点的に進めてきました。

幹線道路は、震災や火災時の消防活動・避難・緊急輸送や延焼遮断帯等、防災空間として、また日常生活を支える上・下水道、ガス、電気などといったライフラインをはじめ諸施設等の収容空間としての役割も果たしており、市街地整備に併せ順次整備を進めています。

生活関連道路については、安心で快適な暮らしを確保するためのネットワーク化とともに、景観に配慮しながら整備を進めてきました。

しかし、一部幹線道路においては、交通の集中による一時的な渋滞や観光地、物販店等を訪れる車両による渋滞が発生しており、道路幅員に比べて交通量の多い路線では歩行者と自動車の接触等の危険性が高いことなど、解決すべき課題が多くあります。

このため、高齢者・子ども・障害者等をはじめとした歩行者の安全確保と交通の円滑化に視点をおきながら、良好な景観を備えた道路・歩行者道・自転車道の整備を促進することが課題となっています。

2.基本方針

  • 将来交通量や流通ニーズ、非常時への対応および市民の日常生活上の移動が容易にできるような道路ネットワークを確立します。
  • 人にやさしく安全で安心して利用でき、生活空間としても楽しめる道路づくりを推進します。

3. 施策の体系

  • (1)道路ネットワークの充実
  • (2)安全で快適な都市環境の整備・保全
  • (3)都市防災の強化

4. 施策の内容

(1)道路ネットワークの充実

  • 国道423号バイパス整備や第二名神高速道路整備等の影響を十分考慮し、交通渋滞の解消、まちづくりと整合した道路ネットワークの形成、さらには費用対効果など総合的な視点からの優先性に基づく計画的な道路整備を行います。
  • 土地区画整理事業等による新市街地と既成市街地とを結ぶ道路整備を促進します。

(2) 安全で快適な都市環境の整備・保全

  • 歩車道の分離整備や自転車通行帯の整備、街路樹等による緑化を推進します。
  • 交通事故多発地点およびその周辺地域の交差点改良や道路照明施設の設置等により事故の減少を図ります。
  • 歩道と車道の段差解消を図るとともに、点字ブロックや交通安全施設等の設置を行い、だれもが安心して通行できる道路整備を促進します。
  • 地域と調和した個性的で魅力的なみちづくりを進めることで、地域における新しいコミュニティの場の創出に努めます。
  • 快適な都市環境を形成するため、道路沿道部分に立地する建築物、看板、広告物等の美観誘導を図ります。また、歩道部分における不法屋外広告物・商品のはみ出し陳列等の規制、指導に努めます。

(3)都市防災の強化

  • 狭隘な道路については、市民の積極的な協力を求めながら拡幅整備することで、消防活動の困難区域の解消を図ります。
  • 災害時における避難地への誘導や緊急車両の運行確保、延焼防止など防災の強化を視野に入れた道路整備を進めます。

【関連計画】

  • 箕面市都市計画マスタープラン(進行中)
  • 箕面市交通施設整備基本計画(進行中)

 

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所属課室:総務部財政経営室 

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電話番号:072-724-6708

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