更新日:2018年10月25日

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部門別計画1-3-2

第2節 消防・救急体制の充実

1.動向と課題

本市においても、多大な被害をもたらした阪神・淡路大震災をはじめ、水害・土砂災害、危険物等による事故等住民の安全を脅かす災害が発生しています。

このような事態に対応するため、あらゆる災害に備えた消防活動体制の強化や火災予防対策の推進が重要となっており、救急体制においては、より高度な応急処置技術による救命率の向上に努める必要があります。

さらに、災害に強いまちづくりを推進するためには、総合的な災害対応力を強化することが不可欠であり、消防相互間の広域連携を活用するとともに、市民と一体となった消防行政を推進していくことが重要な課題となっています。

2.基本方針

  • 様々な災害等から市民の生命・財産を守るため、消防・救急体制を充実・整備するとともに、防火・防災意識の高揚を図り、地域ぐるみの自主防火組織の育成・指導に努めるなど、市民が安全で安心して暮らせるまちづくりを進めます。

3. 施策の体系

  • (1)適切な施設配置と消防力の拡充
  • (2)火災予防体制の充実
  • (3)情報収集・通信指令体制の充実
  • (4)救急・救助体制の充実
  • (5)消防団組織・施設・装備の充実

4. 施策の内容

(1) 適切な施設配置と消防力の拡充

  • 新市街地整備や国道423号の延伸に伴う各種災害や交通事故に備え、適切な施設配置を行うなど、消防力の計画的な整備を図ります。
  • 市街地における消火栓や防火水槽など消防水利施設の計画的な整備を推進するとともに、自然水利を活用した林野火災対策を進めます。

(2)火災予防体制の充実

  • 火災を未然に防止するため、防火査察を強化するとともに、地域・事業所における自主防火組織の育成・指導に努め、市民の防火意識の高揚を図ります。

(3) 情報収集・通信指令体制の充実

  • 大規模災害等における迅速・的確な情報収集体制と高度情報化に対応できる通信指令体制を確立します。

(4)救急・救助体制の充実

  • 高度救急に対応するため、救急救命士の養成や応急処置技術の向上を図るとともに、応急手当の普及啓発による救命率の向上を図ります。
  • あらゆる災害に対処するため、消防相互間の広域的な応援協力体制を整え、救急・救助体制の充実と資機材の整備を進めます。

(5)消防団組織・施設・装備の充実

  • 地域に密着した消防団の充実強化を図るため、積極的な活性化事業を推進し、拠点施設の整備や資機材等の充実強化を進めます。

【関連計画】箕面市地域防災計画(進行中)

 

 

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電話番号:072-724-6708

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