更新日:2018年10月25日

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部門別計画1-2-2

第2節 身近な緑と遊びの空間

1.動向と課題

本市は、明治の森箕面国定公園に代表される山間・山麓部の緑を背景に、自然に恵まれたまちとして発展してきました。緑の豊かさを表す緑被率は、市域全体や市街化区域においても大阪府広域緑地計画の目標数値や府内の平均を上回っていますが、南部市街地においては住宅の立地が進み、山の緑に比べ、市街地の緑の量は十分とはいえません。

また、大都市圏における農業経営の困難性と税制の状況から、本市における農地は減少しており、今後もこの傾向は続くことが予想されます。

このような状況から、都市における身近なレクリエーションや自然とのふれあいの場として子どもから高齢者まで市民に親しまれ、また、防災、環境保全、景観構成などの機能を持つ緑地や公園の整備、都市空間にやすらぎを与える農地の保全が課題となっています。

2.基本方針

  • 土地利用形態の特性を生かした市街地の緑化を進めます。
  • 公園緑地の整備を進めるとともに、市民による管理や運営による特徴ある公園づくりを進めます。
  • 都市における緑の空間、防災空間の役割も有する農地を保全できるような仕組みづくりを進めます。

3.施策の体系

(1)特徴を生かした都市緑化の推進

(2)公園・緑地の整備と管理運営

(3)農地の保全と活用

4.施策の内容

(1)特徴を生かした都市緑化の推進

  • 商業・業務系、住居系、水辺地、農地等の土地利用の特性を生かした都市緑化を、市民や事業者の協力と参画のもとに進めていきます。
  • 商業・業務系の土地については、公開空地を設けるほか、小さな空地を活用して市民生活の憩いの場となるよう緑の広場を確保するため、事業者や土地所有者の協力を求めていきます。
  • 住居系の土地については、住環境に配慮した身近な緑化の推進等を求めていきます。

(2)公園・緑地の整備と管理運営

公園・緑地の整備

  • 市民一人当たりの公園整備面積を拡大していきます。
  • 既成市街地の都市公園の整備を進めるとともに、土地区画整理事業等による市街地整備に併せて計画的な公園の確保を図ります。
  • 地域や地形の特徴を生かし、子どもから高齢者までのやすらぎの場、地域交流の場として親しめるよう、また、非常時の活用も視野に入れて公園・緑地の整備を図ります。
  • 公園の利用状況をふまえながら、地域の特性・ニーズにあった公園のあり方を市民とともに考え、必要に応じて再整備を図ります。

公園・緑地の管理運営

  • 公園緑地の管理や運営を、地域住民が主体的に楽しみながら参画できるように工夫していきます。

市民の森・学校の杜の整備

  • 山麓部に「市民の森」や「学校の杜」を確保し、自然とのふれあい・学習の場としていきます。

(3)農地の保全と活用

  • 都市生活にうるおいとやすらぎをもたらし、また、いざというときの防災空間としての機能を有する農地を保全するため、市民農園や観光農園の運営、農業体験事業の実施を支援します。

【関連計画】

  • 箕面市緑のマスタープラン(進行中)
  • 箕面市農業基本指針(進行中)
  • 箕面市都市計画マスタープラン(進行中)
  • 箕面市快適環境づくり計画(進行中)

 

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よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:総務部財政経営室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6708

ファックス番号:072-723-2096

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