(報道資料)緊急事態宣言の延長を受け、毎月約5億円規模の生活支援策を独自に行います
箕面市は、緊急事態宣言の延長を受け、外出自粛等によって市民が深刻な影響を被っている状況を踏まえ、全世帯及び特に負担のかかる子ども・障害者のいる世帯を対象とし、「市内テイクアウト実施飲食店クーポン(1人あたり1,000円分)を毎月配布」や「0~18歳までの子ども1人あたり10,000円を毎月給付」など、箕面市独自の生活支援策を行います。
事態が中長期化する可能性も踏まえ、支援の実施予定期間は、緊急事態宣言終結の翌月までを目安に毎月行います(1月あたり約5億円規模)。
1.概要
箕面市は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言が延長となったことを受け、外出自粛等によって市民が深刻な影響を被っている状況を踏まえ、全世帯及び特に負担のかかる子ども・障害者のいる世帯(以下、「重点世帯」とする)を対象とし、箕面市独自の4つの生活支援策(1月あたり約5億円規模)を行います。
箕面市独自の生活支援策
全世帯への支援策
- 上下水道料金の基本料金無料化
- 市内テイクアウト実施飲食店クーポン(1人あたり1,000円分)を毎月配布
重点世帯への支援策
- 0~18歳までの子ども1人あたり10,000円を毎月給付
- 19~64歳までの障害者手帳所持者1人あたり10,000円を毎月給付
これら4つの生活支援策について、事態が中長期化する可能性も踏まえ、支援の実施予定期間は、緊急事態宣言終結の翌月までを目安に行います(1月あたり約5億円規模)。
以上の補正予算案を速やかに市議会に提出し、実施します。
2.4つの生活支援策について
全世帯への支援策
上下水道料金の基本料金無料化(約9千万円/月)
- 新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、市民及び事業者の負担を幅広く軽減するとともに、外出自粛生活による水道料金の負担を軽減するため、全世帯を対象として、上下水道料金のうち基本料金を無料化します。
- 想定費用:基本料金1,264円/月×約7万契約(事業者を含む)
テイクアウト・クーポンの配布(約1.4億円/月)
- 外出自粛生活による食費の高騰を支援するとともに、併せて、売上が減少している市内飲食店を応援するため、全世帯を対象として、市内のテイクアウトを実施する飲食店で使用できるクーポン券を毎月1,000円分×世帯人数を配布します。
- 想定費用:クーポン1,000円/月×人口 約14万人
重点世帯への支援策
子育て世代への支援(約2.6億円/月)
- 学校の休校や保育所利用の自粛要請、企業活動の低迷等により、家庭での負担増が特に見込まれる子育て世帯に対して、18歳までのすべての子どもたちを対象として、子ども1人につき、10,000円/月を支給します。
- 想定事業費:10,000円/月×0~18歳人口 約26,000人
障害者への支援(約2.5千万円/月)
- 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、就労環境が厳しくなっていることや、在宅での負担の増加を勘案し、19~64歳の手帳所持者(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)を対象として、1人につき、10,000円/月を支給します。
- 想定事業費:10,000円/月×手帳所持者 約2,500人