箕面市 > 産業・まちづくり > 都市計画 > 箕面市都市計画審議会からのお知らせ > 令和6年度第1回箕面市都市計画審議会議事録
更新日:2024年7月24日
ここから本文です。
日時 |
令和6年6月21日(金曜日)午前10時00分から午前11時00分まで |
場所 |
箕面市役所本館3階箕面市議会委員会室 |
出席委員 |
増田昇会長、加我宏之委員(WEB参加)、滝口広子委員(WEB参加)、中上忠彦委員、弘本由香里委員(WEB参加)、大脇典子委員、神代繁近委員、楠政則委員、藤田貴支委員、増田京子委員、村川真実委員、加藤博一委員、林眞也委員 計 委員13名 出席 |
(結果)全員賛成につき原案どおり議決
●事務局
それでは定刻になりましたので、ただ今から令和6年度第1回箕面市都市計画審議会を始めさせていただきます。本日、進行及び説明につきましては、全て着座にて対応させていただきます。
はじめに、本日はWEB参加いただく委員がいらっしゃいますので、よろしくお願いいたします。
次にマイク操作の確認をさせていただきます。テープの録音と、このマイク操作が連動しており、後の議事録作成にも影響がございますので、よろしくお願いいたします。各委員におかれましては、発言前に、前のマイクのボタンを押してから発言をお願いいたします。次に発言される方が、マイクのボタンを押していただきますと、先にお話しいただいた方のマイクの電源が自動的に切れるようになっております。なお、会議の進行をしていただきます議長のマイクは、常時つながった状態になっております。次にWEB参加いただいている委員の皆様におかれましては、音声が届いているか、確認をさせていただきたいと思います。加我委員、音声は聞こえておりますでしょうか。
●加我委員
聞こえております。
●事務局
ありがとうございます。滝口委員、音声は聞こえておりますでしょうか。
●滝口委員
聞こえております。
●事務局
ありがとうございます。弘本委員、音声は聞こえておりますでしょうか。
●弘本委員
聞こえております。
●事務局
ありがとうございました。それでは増田会長、お願いいたします。
●増田会長
皆さんおはようございます。こういうハイブリッドでやるのは、コロナ渦以来ですかね。今日は3名の委員がWEBで参加いただけるということでございます。それでは皆様方におかれましては、公私なにかとご多用のところ、ご出席を賜り厚く御礼申し上げます。また、平素は本審議会の運営に対しまして、格段のご支援、ご協力を賜り重ねて厚く御礼申し上げます。
それではこれより、令和6年度第1回箕面市都市計画審議会を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
それでは事務局より所定の報告をお願いしたいと思います。
●事務局
定足数の確認についてご報告いたします。本日の出席委員は、委員18名中13名でございます。2分の1以上の出席がありますことから、箕面市都市計画審議会設置条例第6条第2項の規定により、会議は成立するものでございます。
なお、木多委員、土井委員、松出委員、髙野委員、中村委員より、欠席する旨のご連絡がありました。以上でございます。
●増田会長
はい、ありがとうございました。
それでは、本日の案件ですけれども、付議案件1件、報告案件1件の2件でございます。次第に基づきまして順次進めてまいりたいと思います。少し資料も多いので11時半ぐらいが目途ということでございますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
それではまず付議案件でございます。案件1「北部大阪都市計画川合・山之口土地区画整理事業の変更について」を議題としたいと思います。本案件について市より説明をよろしくお願いします。
●みどりまちづくり部
<案件説明>
●増田会長
はい、ありがとうございました。
ただ今案件1についてご説明をいただきましたけれども、ご意見あるいはご質問等ございましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
●神代委員
全く問題はないと思うのですが、3ページのところに、区域2で「当初、占用の課題があったため事業区域から除外」と書いてあって、その課題が解決したということが書いてあります。その課題というのは、どういった課題だったのですか。
●増田会長
事務局いかがでしょうか。
●みどりまちづくり部
3ページの区域2の課題でございますけれども、ちょうど上段のスライドに現地の写真がございます。河川の区域ですけれども、そこでは本来河川としての活用しか出来ない用地ですけれど、それ以外のものが長年に渡って存在していました。その所有者と大阪府がお話をされて、その建物を除却していただくことが決まったということで、それに伴って区域も広げて、さらに宅地利用の増進を図るということで、今回ご提案させていただいているものです。
●増田会長
よろしいでしょうか。はい、いかがでしょうか。
●大脇委員
区域1について、土地区画整理事業で宅地利用の増進が期待されるということで先ほど説明があったのですけれども、大体川合・山之口地区に住まれる人口は、何人くらいになるのですかね。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●地域創造部
この川合・山之口土地区画整理事業の事業計画におきましては、計画人口は約470人と見込まれています。以上でございます。
●増田会長
はい、よろしいでしょうか。
●大脇委員
ありがとうございます。
●増田会長
他はいかがでしょうか。よろしいでしょうか。前回もあるいは今回も意見交換、質疑をいただきまして、大体質疑も終わったようですので、採決にいきたいと思います。案件1「北部大阪都市計画川合・山之口土地区画整理事業の変更について」原案が妥当と判断してよろしいでしょうか。
<「異議なし」の声あり>
はい、ありがとうございます。異議なしのご回答をいただきました。従いまして原案どおり、議決いたします。どうもありがとうございました。
それでは続きまして報告案件に移りたいと思います。案件2「粟生間谷東八丁目(大阪大学箕面キャンパス跡地)地区における都市計画変更等の検討状況について」を議題としたいと思います。市より説明のほど、よろしくお願いします。
●みどりまちづくり部
<案件説明>
●増田会長
はい、どうもありがとうございました。ただ今案件2の説明がございました。この件に関しましてご質問、あるいはご意見ございましたらお受けしたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
●大脇委員
まずこのデータセンターが2棟建てられるということですけれども、ここに勤務される社員の方はどれぐらいになるでしょうか。
●増田会長
事務局いかがでしょうか。
●地域創造部
データセンターが2棟建つのですけれども、今計画段階でありますので、まだ確定したものではないですが、大体100名程度の方が、こちらの方にお勤めになられると聞いております。以上でございます。
●増田会長
よろしいでしょうか。
●大脇委員
100名の方全員が来られるわけではなく、順番に、例えば1日何人ぐらい来られるか、それは全然わからないですか。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●地域創造部
まだそこまでの深い検討にまでは至ってはございません。ただずっとその方々が来られるというより、どちらかといえばデータセンターは人があまり来られる施設ではございませんので、ずっと多くの方がいらっしゃるような施設にはならないというふうには聞いています。
●大脇委員
はい、ありがとうございます。次、学校の方もですけれども、どのような児童生徒がどれくらいの人数って決まっていない状態でよろしいですか。
●増田会長
いかがでしょうか。
●地域創造部
そちらにつきましても、事業者の方で学校の方と色々な交渉等を進められているところでございますので、どういった学校がくるとかはまだ確定していないという状況でございます。
●増田会長
はい、よろしいでしょうか。
●大脇委員
今、学校のこととかデータセンターのことをお聞きしたのですけれども、ここの跡地のところにどれくらいの駐車場があるか、例えば学校は学校での駐車場とか送迎バスとかも出されると思うのですが、その敷地内に駐車場やバスの駐車場を整備されるような予定になっていますか。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●地域創造部
まだ具体的な学校とかも決まっていないので、バスの送迎を実施されるのか、されないのかっていうところも、まだ確定はしていないですけれども、基本的には各施設毎に必要な駐車台数というのを確保していくということで計画はされておりますので、それぞれで確保されていくということになります。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●大脇委員
はい、ありがとうございます。駐車場の方ですけれども、やはり学校のかたもいらっしゃいますし、それぞれにと今おっしゃいましたけれども、地域の交流場所となりましたら、粟生間谷の皆さんとか彩都からも来られるということで、もしかしたら車で来られる方もたくさんいらっしゃると思いますし、商業施設のところでも、皆さんが来られるときに駐車場の台数として、十分に確保していただいているというか、必要な台数になっているのかというのは、その辺だけをちょっとお聞きしたくて、今そういう人数をお聞きしたのですけれども、その辺りはどのような感じですか。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●地域創造部
商業施設につきましては、まだ内容は決まってはいないですけれども、今北側の彩都エリアの近くに商業施設の地域を設定しているのですけれども、そこの前面の道路とかに渋滞が起こったりとか、駐車待ちのたまりが出来ないような形で、必要以上の駐車台数を今確保するような計画をされているというところで聞いていますし、また交流館とかも地元の方が車でお越しになられる可能性もありますので、その辺りについても、しっかりと必要な台数は確保するというふうには聞いています。以上です。
●増田会長
はい、よろしいでしょうか。他いかがでしょうか。何か補足はございますか。
●みどりまちづくり部
はい、補足で、今のような議論は都市景観審議会の方でも少しございまして、そもそもここの利用を想定する圏域という話で、そのときにご説明したのは、本日の案件1でございました川合・山之口地区は、割と広域的な視点も踏まえて、道路も色々と整備されているというところで、広い圏域で考えているところです。一方で、今回の大阪大学跡地については、もう少し圏域を絞ったような形で都市計画的な観点からのエリアを想定しておりますので、前提としてその差をお考えいただいた上で議論いただけたらと思います。駐車場の施設などは、まちづくり推進条例などのさまざまなルールの中で、実際、建築計画等が具体的になりましたら、当然、市と事業者が協議して決めていくものでございますので、よろしくお願いします。
●増田会長
今の話の中で、交流館の利用範囲というのは、粟生間谷のところに限定されるような状況になるでしょうか。いかがでしょうか。
●地域創造部
特に限定するというところまで決めてはいないですけれども、想定といたしましては、この周辺の地域の方にご利用いただく施設ということで考えてございます。
●増田会長
はい、わかりました。他いかがでしょうか。
●増田委員
2-2ページに停止条件付というのがありました。これは都市計画審議会に係っている部分ですけれど、全部で4つあったと思います。それでもうクリアしたものもあると思うのですけれど、全てクリアしたのかどうか確認していただけますか。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●地域創造部
停止条件ですけれども、今4つ定めていまして、1つが先ほどご説明させてもらいました都市計画の変更の手続きが完了することというのと、あと3つのうち1つ目が市議会の議決をいただくことというのがありまして、これはご議決いただいてございます。あと2つが事業者がこの事業を進めるにあたって必要と考えている相手方との基本合意を締結するというところがございまして、これは鋭意進められているというところです。あと1つが、今回データセンターを整備することになりますので、電力供給を確保する必要がございますので、その関西電力株式会社からの電力供給の承諾を得るというところの手続きを事業者の方で進められていると。この4つが停止条件となっています。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●増田委員
その1つで、基本合意がまだということですよね。基本合意というのは具体的にどんな、例えば今さっきの学校のことなんかも入ってくるのかどうかというのは確認していただけますか。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●地域創造部
我々が契約している事業者が必要と考える相手方との基本合意というのを条件とさせていただいております。
●増田委員
なんでお聞きしたかというと、それによって、またこの都市計画が変わってくるのかなという思いがするのですが、それはないのでしょうか。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●みどりまちづくり部
先にご説明しましたとおり、市としては、先ほどのページで申しますと2-3ページにございますが、公募の際に色々と条件をお示ししているというところを踏まえて、事業者と地元と市と3者で進めてきたという経過がございます。それに基づいて都市計画の案を今回ご報告させていただいているのですけれども、その事業者がどうということはあまり都市計画としては直接的な関係はなくて、どういった事業者であれ、今、市としてはこういう都市計画を決めていくんだということで手続きを進めさせていただいているというところです。ただ、もちろん事業者との契約の中で、更に良い案が提案されたり、そのことによって少し都市計画をご報告している内容から変える必要があれば、それはその都度またご説明をさせていただいて、より良いものにしていくというところは引き続きやっていきたいとは思っておりますので、そういった上でご検討いただけたらと思います。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●増田委員
今さっきの川合・山之口の都市計画変更があったので変更はあるとは思うのですけれども、その可能性がどれぐらいあるのかなというのを聞かせていただいたのと、それからこの間5月28日にESRと市が地元の方に説明会を開催されたときに、やっぱり回遊路がなくなった計画になっていますよね。その回遊路がやっぱりほしいという地域の住民の方からの声があったのですけれども、例えばそういうことを取り入れるっていう、今回は回遊が出来ない状況になっているのですけれども、そういうことを変えることが出来るのかどうか、変えなくてもその回遊するような状況が出来るのかどうか、それはいかがでしょうか。
●増田会長
はい、いかがでしょう。
●地域創造部
今ご提案させていただいている都市計画には出てこないのですが、元々はデータセンターを3棟で計画していたのですけれども、地元のご要望がありまして、工事車両を出来るだけ減らしてほしいとか、工事期間を短縮してほしいというようなご要望がございましたので、今回3棟だったものを2棟に変更させていただいたというのを計画として進めていました。それにあたりまして、元々3棟の時は回遊出来るような道路を整備する予定にしていたのですけれども、2棟に集約することによって、回遊するような道路を造ることは難しいと。これは地元のご要望も聞いた中でどれを実現していくかというところで考えてきた結果として、回遊道路の整備が難しいなというので今に至っていると。ただ、これまで学校としていたときにも、回遊路でお散歩されているというのはお聞きしていましたので、今回計画の中で南北に道路を整備する予定にしているのですけれども、その道路を各事業者が活用される敷地際には、都市計画の方でもご説明したような緑であったりとかというのも整備しながら、そこを気持ちよくウォーキングとかでご利用いただける空間にしていくというところで皆さんにご利用いただけたらというふうに考えております。以上です。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●増田委員
議案書でいうと2-11ページが今回出てきた道路、今南北って言われたのがそれですよね。それがこれまではぐるっと回れた。例えばその道路がだめにしても、緑道みたいなものでつなぐとか、そういうことの可能性があるということですか、今のは。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●地域創造部
その緑道であったりという形も含めて回遊するような形での道ですね、歩くのも含めて、今の計画の中では難しいというふうに考えていますので、この区画道路1号というところを、そういう空間に出来るように、今事業者と一緒に話しているところというところです。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●増田委員
ということは、回遊は出来ないということですね。そこでもう1つ緑ですけれども、山すそ景観保全地区が指定されていると。ここに大阪大学が建つ時はそういう指定はなかったので、見え方として今も結構高い建物がありますよね。それが今度色々とバッファーゾーンとかそんなのをつけることによって37メートルくらい住宅から離れているということですけれど、見え方はどうなるのかなっていう思いがあるのですけれども、奧の方に31メートルのデータセンターが出来ると、今よりも建物があんまり見えなくなるのかどうかっていうのは、その辺はいかがですか。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●みどりまちづくり部
今のご指摘についても、先に開催された都市景観審議会の中でもそういったお話がございまして、市の方でシミュレーションしているのですけれども、現在、大阪大学跡地に建っている建築物は、大体最高高さが31メートルというところで、色々と複数の棟が建っているわけですけれども、ボリューム感としてはそんなに変わらないのかなと見え方としては考えています。ただもちろん今後の建築計画によって、更に分節化をしていただくとか、外壁色を配慮していただくとか、その辺を協議していきながら景観形成についてもしっかりと市も指導していこうとするために、今回、都市景観形成地区ということで、山すそ景観保全地区と併せて重点地区を指定するということで検討しているところでございます。以上です。
●増田会長
都市景観審議会の会長をされている加我先生からご発言がありそうです。
●加我委員
先ほど、市のほうからもご説明いただきましたが2-16ページにありますように、都市景観審議会を開催して検討をさせていただきました。
その中で、計画地の地形や地盤面の高さの確認とともに、本地区は山すそ景観保全地区になってございますので、見え方をチェックいたしました。
遠景、中景、東生涯学習センター北側、粟生間谷交差点からの現有の大阪大学箕面キャンパスの建物の見え方を確認し、今般の景観計画の変更の内容について、新しい建物を想定しながら議論させていただきました。
残存する建築物の最高高さが、概ね22メートルから31メートルという範囲で、ボリューム的には変わりませんが、今回新しい土地利用計画ですとデータセンターになります。
このデータセンターは、大学の建物のファサードよりも、非常に単調になる。場合によっては圧迫感があるような意匠が想定されます。
それについては、景観計画の中で、今日も紹介ございましたけれども、圧迫感を軽減するように建築物の外観は、凹凸のあるデザインを施して、壁面緑化を施すということを明記してございます。
さらに、山すそ景観保全地区でもありますし、今般、都市景観形成地区にも指定していきますので、今後、都市景観アドバイザーとの協議によって、景観への配慮が達成されるというふうに思ってございますので、そういったことを改めて都市景観審議会のほうで確認した次第でございます。報告させていただきます。以上です。
●増田会長
いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
●増田委員
ありがとうございます。
ちょっと圧迫感が、べたっとなるのが気になったのですけれども、それをそういうふうな形でやっていくということは、理解いたしました。
もう一つ、今、大学の西側、住宅側の道路って生垣みたいになっているんですよね。生垣でずっと続いている部分があるのですけれども、この中でも生垣やフェンスだったのですけれど、やっぱり生垣的なものがいいなと思うんですけれども、そういうのも、今後ちゃんとそれは指導されて、生垣とフェンスと鉄柵と書いてあって、やっぱり全然生垣と鉄柵とは違うので、生垣がそういうふうに続くといいなと思うのですけれど、その辺の指導というのはどうされるのでしょうか。
●増田会長
いかがでしょうか。
●みどりまちづくり部
こちらもですね2-14、15ページ辺りでご説明をさせていただいているのですけれど、イメージとしては、今は大阪大学跡地の西側にある緑がそのまま残るようなイメージを考えております。
2-14ページの下段に、「緩衝緑地は、周辺地域と植生と調和する樹種を植栽し、常時緑を感じられるように適切に維持管理を行う。」と、かなり踏み込んだ内容で景観の基準として設けておりますし、そもそも地区計画の中で、この緩衝緑地を地区施設と位置付けしますので、これはどういった事業者であれ、将来にわたってこの緑を担保していくということで都市計画でも位置付けするということですので、そこは現状のものは残っていく、景観上さらにいいものにするために、また事業者と今後協議していくということでご理解いただけたらと思います。以上です。
●増田会長
よろしいでしょうか。
ちょっと私のほうから補足の質問をしたいのですけれども、先ほどの回遊性という話に関しては、この区画道路1号の断面構造はどうなっているのでしょうか。何メートルぐらいの歩道の道路なのでしょうか。
●地域創造部
まだ計画段階でございますので、確定はしていないのですけれど、大体6メートル程度ということですね。
●増田会長
ということは、歩道は付いていないということですね。この区画道路は歩道なし道路ですか。それとも歩道付き道路ですか。
●地域創造部
歩道をつける形で計画されております。
●増田会長
そうですよね。そしたら幅員は6メートルじゃないですね。
●みどりまちづくり部
まず、車道が一般的に1車線3メートルで、2車線では6メートルですね、次に、歩道が2.5メートル程度で、両側で5メートルですね。それぞれあると。側溝等も含めて、一般的に12メートルの道路幅員で構成されておりますので、今回も基本的な構造としては、そういった形で検討されているというふうに聞いております。併せて、建築物の外壁後退を地区計画で定めたり、法面の部分の緑化の基準を設けていたりしておりますので、実際にはその道路幅員よりもさらに広く空間を確保するような形で都市計画としては考えております。以上です。
●増田会長
はい、いかがでしょうか。
●地域創造部
すみません。
道路の部分が6メートルをとってまして、歩道の部分で両側で2.5メートル、側溝で0.5メートルをとっている形です。
●増田会長
だから、そのときに、両側に2.5メートルというと、片側はほとんどが緩衝緑地に接しているわけですね。歩道位置が本当に、どれだけの幅員が使い勝手としていいのかというのは十分に検討されたほうがいいと思うのですけれどね。
よく緩衝緑地側に歩道をとっていて、ほとんど草むらの横の歩道が使われないという歩道が結構ありますから、だからその辺り本当に使うということを考えたときに、2.5メートル、2.5メートルと均等に、両サイドにつくるのがいいのか。あるいは、片側に寄せてしまうほうがいいのか、その辺りを少し検討されるというほうが、回遊性も含めてですね。
もう一つは回遊性に関しては、今2号緩衝緑地のところを人が横切る計画は一つもないですよね。だから粟生間谷のほうからアクセス出来ない。人もアクセス出来ないような状態になっていますけれども、粟生間谷の区画道路と今回つくる区画道路1号、ここにちょっとした人のアクセスに関してつなげる可能性というのは、今後出てくるかもしれないのですけれど、その辺はいかがでしょう。
●地域創造部
現状といたしまして、この2号緩衝緑地のところに、こちらの間谷住宅からアクセスできるポイントは幾つかございますので、それを今後、この計画で生かしていくかというところは、今計画をしていますので、アクセスできる可能性は十分にあるかと思います。
●増田会長
そうですね。それはこれから協議いただければと思います。
その次が緩衝緑地の件ですけれども、1点目は、既存樹木の保全ということに努めるというふうに言われていて、これは非常に危険で、きっちりと図面上で保存しても、工事上で、なくなることがよくありますので、本当にもしも残すのだったら、現場の中で、きっちりと残す樹木をマーキングして、施工上きっちりと残るというふうなことをしないと、図面上は残ったとしても、この部分の全部を変えてしまったりとかという話でなくなるケースが多々あります。本当に既存樹木を真剣に残すのだったら、工事前に全てマーキングして、きっちりと施工現場でそれを認識してもらうということが重要だと思いますので、その辺のことはしていただきたいと。
もう1点は、この緩衝緑地は事業者が持ったままなのか、市へ移管をして市の施設になるのか、その辺はいかがでしょう。
●地域創造部
まだこれからの話にはなるのですけれども、基本的には市が受けて管理していく予定にしております。
●増田会長
そうですよね。ということはここに書いてある、2-14ページの「常時緑が感じられるように適切に維持管理を行う。」というのは、これは市の責務になってくるというふうに理解していいのでしょうか。
●地域創造部
はい、そのとおりです。
●増田会長
そうですね、よろしくお願いしたいと思います。
私のほうの補足は以上です。他いかがでしょうか。
●藤田委員
今、増田会長のお話の中にありました区画道路1号の車道と歩道のすみ分けの部分もあったのですが、自転車道も恐らく整備していくことになってくるのかなと思うのですけれども、その点はまだ決まっていないと思うのですが、歩道側に整備をするのか、それとも車道側に整備をするのかで、恐らくそれぞれの幅員は変わらないにしても、歩道の幅員のあり方とかっていうのは変わってくるかと思いますので、その辺は無理のない形、正直無理な自転車道って結構ありますのでね、事故のないような安全対策に努めたような道路とか歩道のあり方というのはしていただきたいと。これは要望でございます。
●増田会長
はい、他いかがでしょうか。大体よろしいでしょうか。
また新たな、都市の活性化につながっていくような土地の活用ですので、いろんな意見を踏まえていただいて、特に地元からの要望も十分斟酌いただきながら、前に進んでいただければというのが皆さんの意向かと思いますけれども、いかがでしょう。よろしいでしょうか。
それでは、基本的には今日ご報告をいただきましたので、その状況のまま2-17ページにあるような形で、順次、進めていただくということで、今年の秋ごろに、付議と諮問が出てくるということでよろしいでしょうかね。
それでは、今日、いただいております案件に関しましては、全て終了したかと思いますけれども、何か事務局のほうからその他諸々ございますでしょうか。
●事務局
現委員の皆様の任期が、令和6年9月30日であることから、今回の審議会が、委員改選前の最後の審議会となります。
委員の皆様にご尽力を賜り、本市の都市計画行政を円滑に推進出来ましたことに厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
●増田会長
はい、ありがとうございます。
我々の任期が9月30日までということでございます、1期2年間ですね、皆さん方にご尽力いただいたということ、私のほうからも御礼申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。
それでは委員の皆様方その他ございますでしょうか。よろしいでしょうか。
●増田委員
都市計画図をいただいたのですけれども、これは、何か意味があって今回入っていたのかどうか。
●増田会長
変更されたのですね。
●みどりまちづくり部
ご案内が遅くなり申し訳ありません。
今回、この数年で都市計画変更した箇所を反映した新しい都市計画図を作成しましたので、都市計画審議会の委員の皆様に今回の資料とあわせてお送りさせていただきました。
また、今後の検討の際にご活用いただけたらと思います。よろしくお願いします。
●増田会長
今日はWEB参加いただいた皆さん方よろしいでしょうか。
●滝口委員
はい、大丈夫です。
●増田会長
はい、わかりました。少し意見を聞くのを、うかつにしておりましたけれども。
●滝口委員
いえ、問題ないです。
●増田会長
はいわかりました。
それでは、全ての案件が終了したかと思います。
皆様方におかれましてはご多忙の中、慎重にご審議を賜りありがとうございました。
これをもちまして令和6年度第1回箕面市都市計画審議会を閉会したいと思います。どうもありがとうございました。
よくあるご質問
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください